何となく気持ちの整理がついてきて、何となく自分の“やるべきこと”が観えてきた今日この頃。製作家、という仕事。その製作家が作った楽器を通して、その“遺志”がその楽器を手にする者に伝わり、その楽器から奏でられる音楽を通して聴衆にも伝わると思うのです。
それって、すごく幸せだな、と。ある意味、ずーっと生き続けるワケです。もっと責任感を持って、自覚しながら音楽していこう、と。
今はそう想うんです . . . 本文を読む
「私たちギター製作家にとって、本当に価値のある人物を失いました。2月11日木曜日、タク・サカシタがカリフォルニア州ロナート・パーク市にある仕事場の外で殺害されました。仕事中に強盗にあったようです。タクの奥様のカズコが遺族として残されました。今まで彼女はタクも仕事も支えてきましたが、夫を奪われ、生活費まで奪われてしまいました。ロナート・パーク市はサンフランシスコから北へ1時間ほど行った所にあります . . . 本文を読む