今回の学会は、新たに勉強になることが多かったです。
疫学的なアプローチにはじまり、黄色ブドウ球菌は生後何か月ごろに定着するのか、親から感染する確率が高いとか、
4か月でアトピーが発症したときの、その後の年齢別に経過をみた移り変わりの様子とか、
石鹸は使う使わない派とか、保湿や消毒の件とか・・・とても全てをここで書ききれないほど、充実した内容でした。
でも、結局は
「生後数か月という早期にアトピーが発症してしまうことが多いが、
なぜ、そんなに早い時期で皮膚のバリアーが弱いのか(水分量も少ないのか)???という点を知りたいための研究」
なんですよね。
疫学的、遺伝的、細菌学的、保湿などスキンケア、母乳や栄養などからのアプローチで、これらの本質にせまったわけです。
でも、誰も水道水なんて着目する方がいない・・・
それがとても不思議でした。
でも、それが逆に日本人が水道水に対する「安全」だという固定観念が、しみついている証拠だと思いました。
生まれたばかりの赤ちゃんが母親と対面して、真っ先に入れられる「産湯」
お腹の中で幸せいっぱいに羊水にプカプカ浮いていたのに、この世に出てきていきなりプールより濃い塩素消毒(毒)にさらされるんですよ。かわいそうに・・・
生まれたときから一番接する頻度の高い、ダイレクトに皮膚を酸化させ、水分を奪う塩素の力をなぜ疑わないのか、私は不思議でなりませんでした。
そのうえ石鹸で油分を奪い、保湿を重ねたところでどうなるというのでしょうか。
人間の皮膚の能力は、海外の人とそんなに大差はありません。
海外との比較で、何が海外と違うのか?なぜ日本は多いのか?
なぜ海外で治る人が多いのか?
日本国内だけで、比較検討しても出てこない答えです。
どんどん小さい世界に目を向けて、しまいにはDNAという難しい世界まで行ってしまう・・・
どうか、一番身近な存在に目を向けてほしいと願います。
生後数か月で、その後の成人までという人生が左右される可能性が高いのであれば、こういったところをバカにせず丁寧に拾って欲しい・・・と、切に想うのです。
疫学的なアプローチにはじまり、黄色ブドウ球菌は生後何か月ごろに定着するのか、親から感染する確率が高いとか、
4か月でアトピーが発症したときの、その後の年齢別に経過をみた移り変わりの様子とか、
石鹸は使う使わない派とか、保湿や消毒の件とか・・・とても全てをここで書ききれないほど、充実した内容でした。
でも、結局は
「生後数か月という早期にアトピーが発症してしまうことが多いが、
なぜ、そんなに早い時期で皮膚のバリアーが弱いのか(水分量も少ないのか)???という点を知りたいための研究」
なんですよね。
疫学的、遺伝的、細菌学的、保湿などスキンケア、母乳や栄養などからのアプローチで、これらの本質にせまったわけです。
でも、誰も水道水なんて着目する方がいない・・・
それがとても不思議でした。
でも、それが逆に日本人が水道水に対する「安全」だという固定観念が、しみついている証拠だと思いました。
生まれたばかりの赤ちゃんが母親と対面して、真っ先に入れられる「産湯」
お腹の中で幸せいっぱいに羊水にプカプカ浮いていたのに、この世に出てきていきなりプールより濃い塩素消毒(毒)にさらされるんですよ。かわいそうに・・・
生まれたときから一番接する頻度の高い、ダイレクトに皮膚を酸化させ、水分を奪う塩素の力をなぜ疑わないのか、私は不思議でなりませんでした。
そのうえ石鹸で油分を奪い、保湿を重ねたところでどうなるというのでしょうか。
人間の皮膚の能力は、海外の人とそんなに大差はありません。
海外との比較で、何が海外と違うのか?なぜ日本は多いのか?
なぜ海外で治る人が多いのか?
日本国内だけで、比較検討しても出てこない答えです。
どんどん小さい世界に目を向けて、しまいにはDNAという難しい世界まで行ってしまう・・・
どうか、一番身近な存在に目を向けてほしいと願います。
生後数か月で、その後の成人までという人生が左右される可能性が高いのであれば、こういったところをバカにせず丁寧に拾って欲しい・・・と、切に想うのです。