口の中にいる菌は300種類以上いますが、私みたいな一般歯科医がよく見ているのは虫歯を作る菌と歯周病になる菌の2つがメイン。
どちらも初期から重度にかけて、4〜5段階のステージがありますが、アトピー に関してはこの病態のステージがありません。
コレはかなりイタイ…_| ̄|○🌀
例えるなら、会ったコトなく何も情報も与えられてないのに、その人にピッタリな服を作れと言われているようなモノですね👚👀???💦
ムリ無駄な労力と金銭を使い、ゴールに辿り着くのは奇跡です。
だから、アトピー の治療に、このステージがない時点で、治そうとか、治せる病気だと思っていないのが分かります。
さっき見たニュースを下に貼り付けておきますが、歯周病の菌をどう減らすか?やたらめった歯磨きやデンタルリンスを使えば良いというコトではありません。そして電動歯ブラシがベストだとも私は思いません。
まずは、ちゃんと歯周病の検査を受け(ポケットを測る)自分のステージを知るコトです。
安易な情報に飛びつくより、コレが何よりの自分にあった治療や予防ができます。歯周病を治したいと申し出たのに、クリーニングだけして検査をキチンとやってくれない所なら転院するか、検査して下さいと言ってみましょう🤓
歯周病どころか、虫歯も歯も無くてアッとゆーまに終わった午前の検診(๑˃̵ᴗ˂̵)♡👶
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認知症の原因物質 歯周病によって蓄積する仕組みを解明
10/5(月) 16:00 Yahoo!ニュース
マウスの細胞に歯周病の原因菌(緑)が侵入した様子をとらえた画像。青い部分が細胞の核(武洲・九州大学准教授提供)
歯周病菌が体内に侵入し、認知症の原因物質が脳に蓄積して記憶障害が起きる仕組みを九州大などの研究チームが解明した。歯周病と認知症の関連は近年注目を集めており、認知症対策につながる発見という。
【写真】歯周病の原因となるジンジバリス菌の電子顕微鏡画像。「線毛」という糸状の付着装置を口の中にとりつくときに使う。
認知症の7割を占めるアルツハイマー病は、「アミロイドベータ(Aβ)」などの異常なたんぱく質が長年、少しずつ脳に蓄積し、発症や症状の進行につながるとされる。
近年、歯周病の原因菌やその毒素が血管を通じて体内に侵入することで、Aβが体内でつくられ、脳に蓄積することが解明されてきたが、蓄積の仕組みは詳しく分かっていなかった。
九大や北京理工大(中国)などの研究チームは、マウスの腹の内部に3週間、歯周病菌を直接投与して感染させ、正常なマウスと比較した。
その結果、歯周病菌に感染したマウスの脳血管の表面では、Aβを脳内に運ぶ「受容体」と呼ばれるたんぱく質の数が約2倍に増えていた。脳細胞へのAβの蓄積量も10倍に増えた。
暗い部屋に入れば電気ショックを受けることを学ばせた記憶実験では、正常なマウスは5分間、明るい部屋にとどまり続けたが、感染マウスは約3分で暗い部屋に入ってしまい、記憶力低下が裏付けられた。
一方、Aβを運ぶ受容体の働きを阻害する薬剤を使えば、感染した細胞内を通るAβの量を4割減らせることも確認できたという。
チームの武洲(たけひろ)・九大准教授(脳神経科学)は「歯周病菌が、異常なたんぱく質が脳に蓄積することを加速させてしまうことが明らかになった。歯周病の治療や予防で、認知症の発症や進行を遅らせることができる可能性がある」と話す。(竹野内崇宏)
朝日新聞社