◆悪性腫瘍と診断され、ホスピスケアを選択されたAさん。入院先では痛みの緩和治療を目指し闘病中。ドクターから、「痛みの緩和は安定している。顔なじみの多い環境で静養を本人も望んでいる」と聞かされ、症状が安定しているならば退院を。それを聞き、ご本人も喜んでくれた。
◆太白荘に戻られてからは、痛みで顔をしかめる事も多くスタッフがをさすったり、声をかけたりとできる限りの支援に・・・。しかしい痛みや吐き気では相当苦しい日々を送ったが救いは顔見知りの仲間やスタッフに囲まれていること。
◆先日、痛みの訴えがいつもより強く、病院に相談したところ通院の運びとなり、診察の結果、翌日入院。ご本人は嫌がっているが「痛みが治まれば、また太白荘で生活できますよ」と声をかけてはいる。少しでも痛みが治まるよう祈るばかりである。