太白荘の様子です

ブログのアドレスが変わりました。

インフルエンザ予防接種実施

2010-11-11 15:33:53 | 看護

内科嘱託医の先生の所内診察日でした。それにあわせ、利用者職員のインフルエンザ予防接種を計画。体調などの関係で本日の実施を見送った人もすこしいますが、利用者90名職員17名合計107名のワクチン接種が終了しました。午前中は防災訓練。午後はインフルエンザの予防接種、利用者のみなさん、お疲れさまでした。

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惜別

2010-06-03 14:22:12 | 看護

▼ゴールデンウイーク明け後も毎日点滴の継続。スタッフも利用の皆さんもお見舞いと様子伺いに始終お部屋に出入りしている。▼少し快復の兆しもみえたりした。点滴針を血管に挿入時「痛い!」と声に出してくれたと看護師の声が弾む。反面、日に日に血管に入りづらいと・・・・。姉の訪問を受けると眼で追ったり一緒に歌を歌ったりしていると報告があった。しかし、確実に体調は下降。

 5月15日(土)午後7時40分心停止と嘱託医の先生。先生から「スタッフの皆さん大変でした。ごくろうさまでした」とねぎらいの言葉が。

▼スタッフが見守る中静かに本当に静かに息を引き取られた。ご遺体は17日まで園に安置し最後のお別れをする。18日親しかった利用者の皆さんが参列し荼毘に付されました。ご冥福をお祈りする。


救急車要請

2010-05-03 14:11:18 | 看護

▼ターミナルケアのAさん。発熱と痰そして誤嚥状態が続いてる。食事は口から食べることができない。水分も飲めないため点滴治療を受けることに。▼結果、体調が少しよくなった。ゴールデンウイークにはいり2日目の朝、全身けいれんが治まらないため、救急車を。

▼しかし、搬送先がなかなか決まらずやきもきした。ようやく市内のA病院が受け入れてくれた。▼ターミナルケアの方向であることを告げ、全身けいれんを抑えていただき、安定したところで午後5時過ぎに戻られた。▼その夜はぐっすり眠られた様子。今朝も点滴を済ませウトウトしながら安静を保っていただいている。スタッフによる懸命の介護と看護が続いている。


ターミナルケアのこと・・・・

2010-04-14 13:17:27 | 看護

▼新年度を迎え活動計画の確認作業が進められている。

一方、昨年後半から体調低下が顕著な方。嘱託のお医者さんや中核病院からは検査出来ないため、治療が極めて難しいといわれている。一時もじっとしないで動き回る。こちらの話の理解が難しい。治療後の安静が保つことも難しい。など施設としても困っている。身よりもなく、姉妹(双子)で一緒の生活。重度の知的障害を抱えている。何より困るのは食欲が落ちていること。加えて嚥下にも支障があり、注意深く介護している。

▼今後の支援看護介護をどうするか。結論は姉妹が一緒に生活し私たちが見守っていく覚悟を決めることを確認。そのことを嘱託医の先生にお話したところ、できる限りの事はしたいとおっしゃってくれた。休診日でも連絡があれば駆けつけたいとのご返事。

 

 スタッフとしてもできることは支援しようとこれまで以上に前向きな気持ちにさせられた。病名も特定困難な状況だが、少しでも穏やかに過ごせるよう精一杯の支援看護介護にとおもっている。

 


入院が続きます

2010-03-10 14:22:54 | 看護

▼利用されている方の障がいからご自分の病気に対する認識が薄い傾向がある。訴える力が弱いことも病気をみつけることが遅くなりがち。看護スタッフ中心に日常の観察が重要であることは言うまでもないこと。

▼しかし、日々の忙しさの中どうしても病気の見落としが起こりがちなのも現実。嘱託医の先生中心に看護スタッフとの密度の濃い情報のやり取りから、適切な診察診療に繋げて貰っている。状況に応じて専門病院への紹介も積極的に進めてもらい、重篤な病気がみつかることもしばしば。

▼今年になってから、手術のため専門病院への入院が相次いだ。現場スタッフと看護スタッフの緻密な連携と嘱託医の先生との情報の共有などが功を奏し入院など適切な医療が受けられる状況がある。ことは嬉しいかぎり。

 治療に専念し1日も早い退院を願っている。