自立訓練ホームを体験利用して・・・6日経ちました。曜日の分かる利用者の方たちから・・「日曜日に、いったんだちゃ・・うんまかったなや～」「腹が、ぎっつくって・・もっと食いたかったけど・食えなかった」などの会話が聞かれています。又、その話を聞いて・・「あんなに、いっぱいの寿司・・・見たの初めてだなぁ～」「あの、いろんなの入ったパン旨かった・・又、食いたいなぁ～」と一緒に体験した利用者さんたちの会話です。その傍で、話の苦手な利用者さんも「うんだ～」「まただ～」と相槌をうたれ微妙な連帯感が漂っていました。次回は、ラーメンと炒飯だと語っていました。次回を、楽しみにしている様子です。
太白荘では自立生活援助事業として、近所に一軒家を借りて自立訓練ホーム「みんなの家」を立ち上げています。
将来アパートなどでの生活を希望されている方を中心に、太白荘に籍を置きながら地域生活移行への実践練習を行なっています。
ということは、参加できる面子も自ずと決まってしまう訳でして、残念ながら身体的な理由等により体験に加わること自体出来ない方も少なくありません。
自立訓練ホームはスタッフの勤務の関係上、月曜日から金曜日までで、土曜と日曜日は使っていないため普段は参加できなかった方を招待して、短時間でありますが家庭の雰囲気を味わってほしいと願い食事会を催しました。
参加した利用者さんは８名。今日ばかりはささやかな贅沢をと、お小遣いを出し合いお昼に握り寿司とおやつにピザを食べながらノンビリと過ごしました。
利用者さんの反応は様々で、普段やんちゃだけど落ち着く方、またそれとは逆の方、普段より行儀良くなる方、そしてときおり懐かしそうな表情になる方。もしかすると施設生活以前の記憶がよみがえっているのかもしれません。
テレビでは冬季オリンピックの映像、食べたあとは各々リラックスして娯楽も何もないけれど贅沢な時間を過ごせたようです。
帰り道、利用者さん同士の会話で「また来たいなぁ」「うん、来て良かったなぁ」この短い会話だけですべての苦労が報われました。
