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~球児たちの あしあと~

2015 夏のmemory♪第97回全国高校野球選手権兵庫大会3回戦 明石西vs明石商業 ~繋ぐ夏 終わる夏~

2015-09-24 | 2015 夏☆甲子園



2015 夏のmemory♪ 3回戦に入りました。

この日は、本当に楽しみにしていた明石西と明石商業との対戦が実現して両チーム2回戦に続き応援に行きました。

中学時代に出逢った選手たちがそれぞれの高校へ進み、毎年みんなを応援に行っていますが、

最後の夏に、その選手たちが対戦するのを観るのは初めてのことです。

今までそこに辿り着く前に、みんなは夏を終えてきたのです。

中学から知る大画と、一樹、たくちゃんとの対戦が実現するなんて、私にとってこんな楽しみな対戦は今までなかったですね。

しかしそれは分かっていることなのですが、2回戦を応援させて戴いた両チームのどちらか、

大画、一樹やたくちゃんのどちらかの夏が終わってしまうことも意味し、

やっぱりみんな長い夏になって欲しいと思うので正直、とても複雑な気持ちの一戦ではありましたので、

対戦が決まった時から心の準備も必要でしたね。

ただ互いにとって良い対戦になることを願い淡路佐野球場へ向かいました。

この日は朝から雨が降っていて試合が行われるか‥‥と心配でしたが、とにかく球場へ向かおうと順延覚悟で出発しました。

道中、これは無理だろうなってくらいの雨だったんですよね。

でも、笑ってしまうくらい私は晴れ女、淡路島に入ると雨が上がったのです。

大幅に遅れることなく、グラウンドコンディションも心配ない中、試合は無事行われました。

スタンドに上げると互いのチームに二人の姿を見つけて、リラックスした表情でアップする姿に、

今思い返すと嬉しい気持ちが勝ち、勝敗の行方はあまり考えていなかったように思います。

スタンドには二人の親御さんは勿論、彼らを知る人たちが私を含め数人来られていて、

この対戦を楽しみにされていたのは私と同じだったと思います。

明石商業 一樹がファーストを守り、明石西 大画が出塁してファーストベースで再会する・・・

それが観たい・・・

一樹と大画はファーストベースで再会できたのでしょうか・・・

雨もすっかり上り試合開始です。

第97回 全国高校野球選手権兵庫大会 3回戦 明石西vs明石商業 観戦記

 先攻は明石西  2回戦に続き肱岡投手が先発です。


後攻は明石商業 先発は山崎投手(10)


スターティングメンバーです。

山崎投手は前半2、3、4、5回、後半7、8回の6イニングで一人もランナーを出すことなく好投が続きました。

前半5回まで、1回の3番石井選手の内野安打1本、後半も3安打、7回には圧巻の三者連続三振も取り、

記録が正しければ、トータル9奪三振、四死球は1、完封勝利を収めた対戦でした。

明石西は苦しい中にも、代打選手の活躍も素晴らしく、両チーム試合を通して無失策の堅守が素晴らしい対戦でした。

明石西の攻撃です。






1回表、2死から3番石井選手がサード内野安打で出塁、2死1塁と繋ぎたい場面でしたが後続取られ

そこからの4イニングは、山崎投手の圧巻にピッチングで前半を終えます。

1番藤井選手


2番 播間選手


3番石井選手




4番由良選手


2回表 

5番室屋選手


6番室井捕手


7番植田選手


3回表

8番肱岡投手


9番安藤選手


後半に入り6回表、先頭8番代打細野選手(13)が初球を狙いヒット!

1回以降初めてのランナーが出塁しました。




1死となり1番藤井選手もヒットで繋ぎ1死1、2塁まで攻めました。


7、8回にも山崎投手の力投が続き2イニングを三者凡退に取ります。

しかし7回の三者連続三振の中にも、4回からファーストを守った3番野澤選手の粘りは素晴らしく、

フルスイングに気持ちを感じる打席でした。


8回表 7番代打 浜田選手(14)




明石商業は、2回裏 5番松元(雄)選手の四球をきっかけに2死2塁と攻め、7番橋本選手のセンターへのタイムリーで先制をします。






5番松本(雄)選手


7番橋本選手




5回裏には橋本選手が2安打目となる初球がセカンドへ飛び内野安打となり先頭バッターが出塁






8番藤井捕手が四球、9番山崎投手が初球を送り1死2、3塁と追加点のチャンスを掴みます。








先頭に戻り1番軽部選手がセンターへ2点タイムリーを放ち3-0

理想的な運びで大きくリードを取りました。







明石商業の犠打は、この対戦7本ありましたが初球をきっちり送る姿に日頃の練習が目に浮かびます。

軽部選手のタイムリーの打席ビデオです。

明石商業の元気いっぱいアゲアゲホイホイ♪にも注目してご覧下さいね。

たくちゃんも懸命な応援プレイを魅せてくれて、本当嬉しかったです。



1死1塁 次打者は2番上ノ谷選手 軽部選手を送り3番和田選手と繋ぎます。

明石西スタンドの親御さんからは肱岡投手に「がんばれ」と声が掛かっていました。

その応援に応えるようにサードゴロで締め、笑顔も見られた肱岡投手でした。

上ノ谷選手、和田選手の打席ビデオです。



明石商業が3得点をリードして折り返した6回裏 明石西は肱岡投手から澤田投手(11)へと継投します。


7回裏 8番藤井選手、1番は6回よりセンターを守る大西選手の二者が四球選び、

9番山崎投手、2番上ノ谷選手が2つの犠打で送り2死2、3塁とチャンスを作ります。

3番和田選手の打席 澤田投手が踏ん張りサードゴロ

和田選手の打席には、私の大好きな応援アゲアゲホイホイが再び流れました♪

和田選手の打席ビデオです。



8回裏に、明石西は冨田投手(18)へと継投です。


先頭は4番番小西選手 ピッチャーゴロから内野安打を取り、これが5得点目のチャンスメイクとなり動きます。


小西選手を5番松本(雄)選手が送り、フォースアウトを狙うもセーフ

ファーストへ送球されバッターランナーはアウトとなります。


6番松本(優)選手は四球






三度チャンスで7番橋本選手へと打席が回ります。

橋本選手への4球目、ライトへ大きく飛び2点タイムリー2ベースヒット!5-0 終盤大きな得点が入ります。








橋本選手の2塁打で1死2塁 更に攻撃は続きます。

8番藤井選手の四球と、9番山崎投手がピッチャー前へ送ったバントがセーフとなり1死満塁






もっと大きなチャンス到来

ピンチをチャンスに・・・冨田投手に仲間が笑顔で声をかけます。


山崎投手の全力疾走が勝ち取った満塁、やはり何事も全力に勝るものはないですね。

ここからはビデオを残していたのでご覧下さいね。

1番大西選手の打席です。

明石西 冨田投手のグラブトスからの室井捕手が取ったWプレイ 最高でした



5得点を追う明石西 粘りと堅守と・・・そして2死土壇場で最高のプレゼントをもらった最終回となりました。

先頭9番には澤田投手に替り寶田選手(12)が送られます。












寶田選手がライトへヒットで夢繋ぎます。

1番藤井選手の打球は6→4→3の堅守Wプレイ 藤井選手全力で走る姿が素晴らしかったです。




2死ランナーは無し・・・打席には大画が入ります。

この打席は大画の高校野球最後の打席となったのですが、ここで打席が回ってきたのも何かの巡り合わせでしょうか・・・

どうしても見てみたかった一樹とのファーストベースでの再会を大画の粘りでプレゼントしてくれたのです。

 B・・・B・・・S・・・B・・・勝負の一球・・・「B」



この瞬間、涙がこみ上げてきた記憶があります。

大画、一樹、たくちゃんを応援して来られた皆さんや、私にとっても忘れられない明石西選手たちの夢繋ぐ、「四球」となりました。

そして・・・打席には4回よりファーストを守った野澤選手 

繋げるか・・・

大画と一樹のファーストベースでの再会、野澤選手の打席をビデオに残しました。



明石商業の選手たちが夢繋いだ瞬間、明石西の選手たちが夏を終を迎えた瞬間・・・

終わってしまった・・・と、時が止まった感覚がありました。

やはり、野球の息子や応援させて戴いたチームの夏の終わりは、何時の時も寂しい気持ちになるものです。














今こうして書いていても、あの瞬間の気持ちが蘇り涙が出そうになります。

2度応援させて戴いた明石西の選手たちには素晴らしい夏の思い出を戴き感謝しかありません。

この日は、明石西スタンドで応援をさせて戴き、スタンド選手たちの一所懸命な応援にも感動を戴きました。

トランペットはマネージャーさんでしょうか。

本当、一所懸命にがんばりましたよね。


隣の彼女も本当に凄い!ずーっと隣でトランペットの彼女に手を添えて励まし一緒に応援する姿に感動しましたよ。

選手みんなの心に響いていたと思います。

明石西の選手のみなさん 本当ありがとう


明石西スタンドの選手、マネージャーさんたちの一所懸命な応援をぜひご覧下さいね。







対戦後、明石商業の選手たちに夢繋ぐ折り鶴が、夏の終わりの涙と共に贈られました。








その中に大画を見つけ話せたことは思い出の一つとなりました。

真っ赤な目をしてましたが最後には笑顔を見せてくれたこと嬉しかったです。


大画の高校野球は凄く充実していたのだろうなぁって感じます。

あの中学時代から、大画の笑顔は何倍も素敵に変わってました。

それが私にとっては凄く嬉しくて、大画に出逢えて良かったなぁと思いました。

一樹とのファーストベースでの再会の瞬間を聞きました。

二人は言葉を交わしたようで、それも最後の夏の良き思い出になったことでしょう。

二人の会話は・・・そっと私の思い出として心の中に残したいと思います。

だた一言をここに残すとすれば、一樹からの「ありがとう」

野球って、勝敗以上の素敵なものをプレゼントしてくれますね。

この夏、思い出深い一つの戦いとなりました。

夢受け継いだ明石商業の夏は、ここから更に飛躍し素晴らしいがんばりを魅せてくれることになるのです・・・


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