甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

2011 夏☆甲子園 第14日目 ~甲子園の道への一歩 斎藤投手~

2011-08-19 | 2011 夏 ☆ 甲子園

光星学院、作新学院、関西、日大三高、この4チームの中に明日全国NO.1に輝くチームがある!

 

三高畔上組をもう一度観たい!と思い今日も甲子園に行ってきました。 準決勝2試合とも素晴らしい対戦でした。

第1試合 作新学院と光星学院の対戦。



試合開始前から小雨が降り始め、一旦は止んだ雨が2回裏 2点リードから光星学院の攻撃が始まる頃、
どんどん雨の量が増え、3回表作新学院の攻撃が始まるとドシャブリ

作新学院 7番 鶴田選手の2ベースヒット
       8番大谷投手 三振
       9番 高嶋選手の打席1アウト2塁 2B-1S 


   
4球目に入る時にはもうダメだなってくらい降ってきて…
追いかける作新学院にはかわいそう。
投手もバッターも手元が滑り出したので、大事な対戦このまま続行するには…
と思っていた矢先、試合は高嶋選手の打席途中で中断。



その後も内野は全く使える状態でないくらい降り湖状態…  ベンチの選手も中止かな~の表情で諦めモードの大雨でしたが
しかし1時間ほどすると嘘のように雨が上がりお日様が…





選手もベンチの屋根の水溜まりをバケツリレー。
阪神園芸の方々がグラウンド整備に出て来られた時には、スタンドの諦めモードの観客から大拍手が起こり、
マウンドと本塁に被されたシートの水をこぼさないように慎重に運ばれる様子を拍手で見守った。



土が入れられ復活したグラウンド。

 

大事な準決勝。 試合をさせてあげたいという想いで阪神園芸の方々が一生懸命整備される姿に感動です。
こうした影の努力で球児たちは支えられ、熱い試合が出来るんですよね。   
本当に感謝です。



両校応援団の皆さんも大雨の中アルプスでズブ濡れだったと思います。
カッパを着てひたすら待つしかない応援団のみなさんは大変だったでしょう。



整備が完了しそうなのを待って作新学院の応援団の方々から、音と拍手のプレゼントが阪神園芸の方々にありました
素敵ですね



綺麗に整備が終了し、スタンドからの大きな拍手が送られ、阪神園芸の方々が戻って行かれる時、
作新学院のボールボーイをする選手が一人ひとりに頭を下げている姿に とても礼儀正しい、素晴らしい選手たちだなと思いました。



グラウンドも復活し、作新学院の攻撃 高嶋選手の打席から試合開始。

開始直後、1アウト2塁から2球目をセンターへ打ち返し、大きな当たりでしたが、光星学院 センター川上選手がナイスキャッチ。
アウトとなりましたが、試合中断で気持ち切らさず打った高嶋選手にも、捕った川上選手にもスタンドから大きな拍手が送られました

光星学院が初回から2本のヒットと四球から、打つべき時に北条選手がタイムリーを打ち2点先制。
作新学院の守備の乱れを突いて得点に繋げた6回、駄目押しは8回川上選手のソロホームラン。

大谷投手には貫禄があり、抑えるべき所で力を発揮していたなと思いましたし、守備もとても良かったです。
敗れはしましたが、作新学院も粘りを見せてくれました。





4回裏、2アウト1、2塁
センターへの大大飛球をナイスキャッチした作新学院の鶴田選手。
5回 攻撃先頭打席には左中間へ抜ける素晴らしい一打を、7回にもレフトへ、
9回 飯野選手のヒットから最終打席となった鶴田選手はここでもライトへヒットを放ちました。
このヒットで2塁走者が本塁を狙いましたがホームを踏むことができず試合終了でした。





雨の中断アクシデントももありましたが、両校懸命に戦い素晴らしい対戦でした。
光星学院は明日の決勝も頑張って下さい。





作新学院の選手のみなさん 良い対戦を観せて戴いてありがとう。  
そして四強おめでとう。
そして関西と日大三高の対戦は途中雨も降ることなく最高の準決勝となりました。



今日の先発。
2年生の斎藤風多投手は甲子園先発デビューとなりました。

西東京大会、斎藤投手は2試合に先発し、完封勝利を上げています。
今夏、三高畔上組の甲子園への一歩を斎藤投手が開きました。
斎藤投手の噂は聞いていましたが、斎藤投手が投げる姿を観るのは初めてで、
今日は1失点したものの5回途中まで素晴らしい投球を観せてもらいました。

先攻関西で始まった対戦。
1回表 三者凡退に討ち取り、2回には4番渡邊選手、5番に堅田投手に二者連続ヒットは打たれ、
同点に持って行かれましたが、点を取られた後の打者をセンターフライに、
8番 関(貴)選手へは三球三振と、なかなか強気な楽しみな選手だな〜の印象でした。

全部記録出来なかったのが残念ですが、各打者への初球にストライクを決めた打席が多かったことも、
斎藤投手のすごいところだなと感じました。
4回、堅田投手に打たれた2球目の2ベースヒットの初球も空振りストライクでした。

5回交代まで打者19人。
内、2回まで8人に対して初球ストライクを決めた数が6打席。
投手としては初球ストライクは当たり前に取らないといけないのでしょうが、
初めて立つ甲子園のマウンド、しかも準決勝の大舞台での先発で、私はすごいなと思いました。

後輩の大舞台、斎藤投手に横尾選手や菅沼選手、内野手が合間合間によく声を掛けていましたね









3回に大きな当たりのセンターフライが3本。
畔上主将の守るセンターに上がると絶対捕ってくれるから大丈夫と私はいつも思うのですが、
この三球もしっかり捕ってくれたし、ショートゴロ、レフトフライ、サードゴロ、セカンドゴロ、キャッチャーフライと、
ほぼ先輩の守るところへ行った打球は全てアウトにしてくれています。



 

頼もしい先輩に安心して投げることが出来たのではないでしょうか。
斎藤投手の甲子園の一歩ですね



そして、5回から吉永投手が守り抜いてくれました。





継投した直後の打者に三振。
6回には三者凡退。  7回には3つの三振。  8回は4番 渡邊選手の2ランHRをあび・・・
6.7.8番と連続でヒットでを許しましたが、三振も3つ。



連続ヒットを打たれ更に1点返された時、鈴木捕手が小倉監督さんに交代?
のジェスチャーをしていましたが、小倉監督さん代えませんでしたね。
次打者にはきっちり三球三振。



9回はさすが三高のエース。 三者連続三振。
試合を決めた最後の一球は渾身の145km ストレート!

最高な終わり方を観ることができました。
連投にも関わらず、吉永投手の体力と精神力には頭が下がります。
吉永投手って本当にすごい投手ですね。

明日もまた連投になるのだろうと予測しますが、本当のオーラス。
力の限り頑張ってくれることだと思います。 頑張って下さい

また、今日の三高打線。 終盤は三高ここにあり!だったと思いませんか?
序盤から再三チャンスはあったのですが、なかなか得点を取ることが出来ない場面があったと思います。




4回には菅沼選手の2ベースヒット


鈴木捕手が送り


谷口選手スクイズ失敗しちゃいましたね


菅沼選手、本塁まで猛ダッシュしましたが間一髪アウト。




大チャンスをことごとく潰した関西の守備、堅田投手がすごかったです。


5回には、金子選手のセカンドゴロから走塁セーフとなり出塁しましたが、畔上主将の3打目。
小倉監督さんの打ってこいよの伝達の下、打席に向かった畔上主将でしたが三振に討ち取られ…


6回 先頭打者 4番 横尾選手も三振に討ち取られた・・・

そして2回 甲子園初打席となった斎藤投手も三振。
俺たちの可愛い後輩の初打席に!そして自分も4番も!

畔上主将がベンチへ戻ってくる表情に、スイッチ入ったなって思いました。
というか悔しくて私がスイッチ入ったのかも

7回の三高打線を観てもらえたでしょうか。
私が三高を応援したくなるのが分かってもらえると思う、三高の強さが凝縮されたイニングだったと思います。

打者12人の猛攻で、この回だけで8得点。
すごすぎました。 
忘れないようここに残しておこう。


先頭 鈴木捕手 四球






谷口選手 送る・・・谷口選手はいつも送り役きっちり決めてくれますよね^^V
これがあるからまた清水選手に繋がり・・・金子選手、畔上選手、横尾選手・・・
そして第2のクリーンナップへと続く・・・。




吉永投手どこにそんな力残ってるの?のセンターへのヒット。




清水選手 痛い死球
…で1死満塁


金子選手が清水選手の痛さ晴らしてくれました
ライトへ最高なタイムリーでまず1点
更に1死満塁。


ここで堅田投手を下ろしました。
エース水原投手の登場です。


畔上主将の内野ゴロで本塁に送球が反れ、この間2点
1アウト2.3塁、まだまだチャンス到来で4番 横尾選手がレフトへビシッとタイムリーで更に1点


1アウト1塁から高山選手に四球。
ランナー更にたまり1アウト1、2塁。


いいところで登場しますよね菅沼選手
絶対打ってくれると固唾を飲んで観ていたら…


なんとナント!
ライトスタンドへ3ランHR








智弁和歌山戦で2ラン打ってくれた時もすごく嬉しかったけど、今日は私が畔上組を球場で応援する最後なので、
菅沼選手の活躍をこの目で観れて嬉すぎで泣きそうになりました。




菅沼選手は笑顔が似合います。
この笑顔と、やる時はやる男に、私の周りに大勢菅沼ファンがいるのです。

ミラクルでも何でもない。菅沼選手の持ってる力でしょう。
話しは反れますが、昨日の習志野戦、菅沼選手の打席。
習志野キャッチャーが外したマスクを菅沼選手は『取る』→『渡す』だけじゃなく、
『取る』→『マスクに着いた土を自分のユニフォームで綺麗する』→『渡す』
菅沼選手のさりげない優しさが出た行動なのでしょう。


私が菅沼選手を応援したいと思うのは、今日も守備交代した選手に
さりげなくポンとひとつスキンシップをしたり、このマスクのことも、さりげないんですよね。

とても優しさがある中、雰囲気も穏やかなのに、やる時はやる!男。 本当に良い選手だなと思います。
昨日のご褒美に、野球の神様から一生忘れないだろう甲子園での3ランをもらったと思いました

そして、それだけで終わらず打者一巡し、鈴木捕手の三塁戦を切ったように走ったレフトへの2ベースヒットもあり。
この一撃で、継投して打者5人。エース水原投手を引きずり下ろした。


8回 栗原投手から陶山投手へ継投。

打順は1番 清水選手から、四球で出塁。
金子選手 センターへヒット。 畔上主将が送った。

畔上主将には長打を求めるだけではなく、チームが勝つために各選手がきちんと仕事をして得点に結びつけていく。
ここで畔上主将が送り役になったところがすごいな・・・これが小倉野球というものか?と思った。

1アウト2.3塁 また最高なチャンス到来。
4番 横尾選手が2点タイムリー2ベースヒット。
ここまで完璧な形で2点を上げた。


更にチャンスは続き、1死2塁で、密かに私が打撃センスを注目している高山選手の登場。






菅沼選手に負けてられないと2ランHR やっぱり高山選手もすごい選手だなぁ~。

陶山投手から更に水原投手に継投。
菅沼選手が内野ゴロから走塁セーフになり、留めの鈴木捕手のセンターへのタイムリー




代打で登場したスーパー1年生、森選手が甲子園初打席センターへヒット
森選手も甲子園の一歩踏み出しました。

これが上位から下位、三年であろうが、金子選手や森選手のように学年に関係なくきちんと全員が打てるチーム、三高畔上組。
ほ~んと最高な畔上組を観ることができました。

 

明日の決勝は甲子園では応援できず残念なのですが、
最後に自分の目で観た畔上組がこんなすごい試合を観せてくれて、
今日は甲子園へ応援に行けて本当に良かった。

明日はクラブの大会に行くのでワンセグで観戦応援したいと思います。
やっぱり応援に行って負けなし!
明日は野球の神様が見守ってくれていると思うので、私の出番は必要なさそうです(笑)
ここまで西東京大会から、ハラハラドキドキの連続でしたが、明日はいよいよ決勝。

『小倉 全由という男の野球が日本一だということを見せたい』・・・
その舞台が来ましたね! この時のために親元離れ、辛い練習をしてきたのですから
畔上組が大優勝旗を掲げる姿、小倉監督さんや三木コーチ、応援団のみなさんの満面の笑みを楽しみにしています。
小倉監督さんを胴上げしましょう  がんばって下さい



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