先日マックス・ブルッフの交響曲第1番&第2番をエントリーしましたが、本日はヴァイオリン協奏曲をご紹介したいと思います。と言っても有名なヴァイオリン協奏曲第1番ではなく、第2番と第3番です。この2曲も交響曲同様残念ながら演奏される機会はほとんどありませんが、どちらもロマン派の王道を行くコンチェルトでなぜもっとメジャーにならなかったのか首をかしげるくらいです。第2番は伝説的なヴァイオリニストであるサラサーテのために作られた曲で、ブルッフ特有のメランコリックな旋律と情熱的なヴァイオリンソロが融合した真の名曲です。第1楽章の泣きのヴァイオリンといい、思わず口ずさみたくなるような第3楽章フィナーレといい、ロマン派音楽が好きなクラシックファンなら100%気に入ること間違いなしです。第3番の方は第2番に比べると最初はやや取っつきにくいですが、聴いてくるうちに味が出てきます。第1楽章は17分を超すボリュームで中盤に出てくる叙情的な旋律が魅力的です。穏やかなアダージョの第2楽章、華やかなロンド形式の第3楽章も悪くないです。

CDは何せレア曲だけにチョイスはほとんどありません。第2番の方はイツァーク・パールマンが「スコットランド幻想曲」と一緒に録音したものがかろうじて出回っていますが、第3番の方は全く見かけませんね。第2番と第3番がセットになったナクソス盤が唯一入手可能なので、アマゾンで購入しました。演奏はヴァイオリンがマクシム・フェドトフ、ドミトリ・ヤブロンスキー指揮ロシア・フィルハーモニー管弦楽団によるものです。ナクソス盤だけあってメンツはマイナーですが、演奏の方は特に問題なしです。チープなジャケットは毎度の事ながら私のセンスに合致しませんが・・・ブルッフの名曲群がなぜ一部を除いて埋もれてしまったのか私には謎ですが、こう言った隠れ名曲を探すのもクラシックファンの楽しみの一つかもしれませんね。

CDは何せレア曲だけにチョイスはほとんどありません。第2番の方はイツァーク・パールマンが「スコットランド幻想曲」と一緒に録音したものがかろうじて出回っていますが、第3番の方は全く見かけませんね。第2番と第3番がセットになったナクソス盤が唯一入手可能なので、アマゾンで購入しました。演奏はヴァイオリンがマクシム・フェドトフ、ドミトリ・ヤブロンスキー指揮ロシア・フィルハーモニー管弦楽団によるものです。ナクソス盤だけあってメンツはマイナーですが、演奏の方は特に問題なしです。チープなジャケットは毎度の事ながら私のセンスに合致しませんが・・・ブルッフの名曲群がなぜ一部を除いて埋もれてしまったのか私には謎ですが、こう言った隠れ名曲を探すのもクラシックファンの楽しみの一つかもしれませんね。
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