パッシングスルー 美浦に帰厩

トップガン厩舎の２歳馬、パッシングスルーが
美浦に帰厩しました。

ＴＯＰの写真の仔がパッシングスルー
（写真提供：キャロットクラブ）
父：ルーラーシップ
母：マイティースルー（母父：クロフネ）
鹿毛の２歳牝馬です。


クラブからの近況によると

18/9/11 　ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、
日によっては坂路でハロン１４～１５秒のキャンター調整を取り
入れています。「この中間も変わりはなく、順調に乗り込めて
います。黒岩師と相談をした結果、検疫等の状況を加味しつつ
早くて今週末（９／１５）か来週中に美浦へ移動し、１０月半ば
くらいの出走を目指していくことになりました。引き続き脚元や
体調の変動をしっかりと確認していきます」

18/9/15　黒岩厩舎
１５日に美浦トレセンへ帰厩しました。

と言うことです。

この仔は、元愛馬マイティースルーの５番仔です。
今までの４頭は、以下のような状況になっています。

初仔：マイティーハニー （１０戦１勝　引退）
父：ハーツクライ
喉鳴り、屈腱炎で引退

２番仔：マイティーゴールド（１２戦２勝　引退）
父：ゴールドアリュール
喉鳴り、脚元の不安
（いろいろなことを検討しながら、喉の手術を４回実施）

３番仔：マイティーキュート（未出走引退）
父：ダイワメジャー
屈腱炎で引退

４番仔：モンヴァントゥ（３戦０勝　引退）
父：ヴィクトワールピサ
屈腱炎で引退


母（マイティースルー）は、脚元に不安を抱えながら、
大久保流の調整で、２７戦４勝と言う結果を残してくれ
たのですが、子供たちは、とにかく体質が弱く、非常に
厳しい状況が続いています。

５番仔のパッシングスルーも一時期、脚元に不安があって
心配しましたが、何とか乗り越えてくれて、今回の帰厩に
なりました。既にゲート試験には合格しているので、今回
はデビューを目指します。
予定は１０月半ばなので、今から約１ヶ月の間、順調に
調教を積み重ねて、志半ばで引退した姉、兄達のリベンジ
をしてほしいと思います。