８／１７（土）の出走・結果 ＜ ｳｲﾝﾄﾚﾒﾝﾃﾞｽ 初勝利！、ﾋﾞｰﾅｽﾛｰｽﾞ 千歳特別制覇！（２勝目） ＞

８／１７（土）のトップガン厩舎は、札幌・中京２場で、７頭が出走しました。


ＴＯＰの写真は、札幌７Ｒで待望の初勝利！を挙げてくれた ウイントレメンデス（上段）と
札幌９Ｒ、千歳特別を制覇！してくれた ビーナスローズ（下段）です。
（写真は、競馬ブックさんから拝借しました）


８／１７（土）の結果
札幌７Ｒ　　３歳未勝利　　芝２０００
ウイントレメンデス　　　　　☆１着 ☆
（ＷＩＮ）

レース後のコメント　　　鈴木伸調教師
「実はこの中間は最後のひと押しをということでチークピーシーズの着用も
検討したんです。ただ、この血統で、最近は気が入るところもありました。
最後の1戦で万が一チークがマイナスになったらという不安もありました。
ジョッキーに相談したら、『チークはいらないです。勝つ競馬をします』
とのことでした。その言葉通り、トレメンデスを信じて強気の競馬をして
くれました。能力が高い馬なのにここまで時間が掛かってしまい、申し訳
ありませんでした。遅生まれでまだまだこれからの伸びしろもある馬です。
この後は北海道でゆっくり休養してもらいたいと思います」

と言うことです。

デビューから７戦目で、遂に待望の初勝利！を挙げてくれました。
＜３着⇒２着⇒３着⇒３着⇒２着⇒２着⇒１着（今回）＞
勝因は、鞍上がビビらずに、今まで以上に強気に騎乗してくれたことに
尽きると思います。勝ってくれて、とにかく嬉しかったです。
６／７産まれと言う遅い産まれなので、今後のノビシロに期待します。


中京７Ｒ　　３歳未勝利　　芝１６００
レッドレクス　　　　　　　　　３着
（東京ＴＣ）
ルージュラメンテ　　　　　　８着
（東京ＴＣ）

レース後のコメント
◆レッドレクス　　　西塚騎手
「すみませんでした。前回は早く抜け出し過ぎたことで取りこぼしてしまった
ので、今回は最後に抜け出すイメージでレースに臨みましたが、考えていた
よりも一列後ろからの競馬になり、それが最後まで響いてしまいました。
少し硬さは感じたものの、日ごろのケアもあって状態は維持できていただけに
結果を残せず申し訳なく思っています」
◆ルージュラメンテ　　　斉藤崇調教師
「すみませんでした。スタートを決めて、いい位置を確保し、勝ちパターン
だったと思います。ただ、気持ちが乗ったり乗らなかったりするタイプの馬で
今日も前に出られたところで気持ちが切れてしまったように見えたことからも、
もう少し早めから踏んでいってもよかったかもしれませんね」

と言うことです。

同じクラブの馬が、どちらかが勝ち上がることに賭けて、同じレースに出走
してきましたが、残念ながら共倒れになってしまいました･･･。
レッドレクスの方は、Ｆ先生が「もう少し前のポジションで競馬ができれば
よかったですね。その上で4コーナーから勢いをつけて直線に向かえれば、
もっといいパフォーマンスを発揮できたはず。最後は自力があるから捌いて
これたものの、不完全燃焼でした」と言うコメントを出しているので、鞍上
に対して怒っている感じですが、この騎手は、２回続けて大チョンボをして
いる若手騎手なので、先生が育てようとしている気持ちは理解できなくは
ないですが、ちょっと酷過ぎます。前回は焦って失敗、今回はジックリ構え
過ぎての失敗なので、とにかく技量が足りないと言うことです。（それを
自分自身が認めていますね）陣営は、もう１回短期で使うつもりですが、
脚下に不安を抱えている馬なので、無理をしてほしくはありません。
ここは、この騎手を２回続けて使った陣営にも責任があるので、冷静な
判断をお願いしたいです。
ルージュラメンテの方は、協議に入るようなので、残念ながら引退になって
しまいそうです。


札幌９Ｒ　　千歳特別　　　芝１５００
ビーナスローズ　　　　　　　☆１着 ☆
（ローレル）

レース後のコメント　　　永野騎手
「返し馬に入るまでは気合いが入りすぎて何度も飛び跳ねていたけど、僕も
2度目だったので落ち着いて制御できました。でも、今回はゲート裏の待機場
で落ち着いて歩いていたし、ちょうど良い気持ちを保てていたと思います。
また外枠だったので今回は内から先手を主張されれば番手に控える事も考えて
いたものの、競り合った馬が引いてくれたので馬なりでハナをとれました。
最終コーナーでもうまくタメが利いていたし、Cコースの馬場も走りやすく、
最後までしっかりとした足どりでした。完勝で強い内容だったと思います」

と言うことです。

前回同様に外枠だったので、ちょっとかわいそうかな？と思いましたが、
休み明けで２着だった前走を叩かれて調子が上がっていたので、自分の
得意の形で競馬を進めての完勝でした。札幌は２戦して２着⇒１着（今回）
なので、相性が良い感じです。５歳牝馬なので、残された時間は少ない
ですが、限られた条件の中で、上のクラスを目指して頑張ってほしいです。


中京９Ｒ　　御在所特別　　芝２０００
マルクパージュ　　　　　　　６着
（シルク）

レース後のコメント　　　幸騎手
「スタートが上手く決まったので良いポジションを確保することが出来ました。
ただ、少し真面目過ぎるところがあって、道中は若干ハミを噛んでしまいま
したね。直線で伸びそうで伸びなかったのは、それが影響したのかなと思います。
もう少しリラックスして運べるようなら、距離はこれくらいでも大丈夫ですよ」

と言うことです。

いつも堅実に走って、８着以内をキープしてくれることが多いのですが、
ワンパンチが足りないことも事実です。今はいろいろな経験を積みながら
適性を図っているようなところもありそうなので、コンスタントに出走を
重ねながら力をつけていってほしいです。


札幌１０Ｒ　富良野特別　　芝２０００
マイネルヒッツェ　　　　　　　９着
（ラフィアン）

今回も、最後までバテずに頑張っていましたが、如何せん、前半の
位置取りが悪過ぎました。なかなか上位にいけないので、今後のことが
心配になりますが、陣営は前向きなので、諦めずに頑張ってほしいです。
　　　

中京１２Ｒ　１勝クラス　　芝１２００
プルミエプランタン　　　　 １５着
（グリーン）

レース後のコメント　　　音無調教師
「ここまでも終いの脚は使えていたので、展開次第でチャンスがあると
思って格上挑戦致しました。ここで掲示板に入れば未勝利戦への優先
出走権が取得出来ますし、掲示板に届かなくても差のない競馬が出来る
のではないかと思っていました。ただ、残念ながら９着以下で３走成績
による２ヶ月間の出走制限を受けてしまいました。思ったような結果が
出せず申し訳ありませんでした」

と言うことです。

この馬は、最後に良い脚をもっているのですが、コンスタンに使って
行けなかったことが、未勝利戦を卒業出来なかった原因だと思います。
今回は、無理矢理格上挑戦をした結果なので、仕方がありませんが、
この厩舎の最近の使い方は、この馬に限らず、？？？なことが多い
ので、こういう結果は残念ですが、仕方がありません。おそらく
このまま引退だと思います。（毎回、不完全燃焼でした･･･）