チョビたちが帰省して、
「パパが渓谷の散歩がしたいって。吾妻渓谷に行ってみたいな」
とのご希望で、高崎駅にお迎えに
新緑、紅葉の美しい吾妻渓谷には
上州に住み着く前も、その後も何回も散策に来た
そのころは、川原湯温泉から山腹の遊歩道を上り下りし
いろいろな奇岩を眺めたり、渓谷に突き出た見晴らし台を通り
谷底近くまで下って橋を渡り、対岸の国道沿いの歩道で
渓谷を見おろしながら戻って、一回り
川原湯温泉の共同浴場王湯に入って帰ったものだ
そこには1950年代からダム建設のハナシが出されて
温泉街や、上流の村が水没することになり
住民の犠牲、貴重な自然や史跡への影響も大きいので
長年の反対運動で、計画を押しとどめていた
その後、例によっていろいろあり
旅がらすがよく遊びに行ってたころは
先の見通しの立たない生活に疲弊しているカンジもあった
だけど、いろんな問題は解決してないし、
あきらめずに活動している人たちがいた(八ッ場あしたの会)
民主党政権の時、工事途中で中断した橋が
新名所?珍名所?になったけど
自民党になってからすごい勢いで工事が強行された
もう、かつての吾妻渓谷ハイキングコースの中心部も、川原湯温泉もない
道の駅からマップ↓を見て歩いても、覚えのないところ
吾妻渓谷ガイドマップ(2MB)(PDF文書)
吾妻峡橋から眺めると、昔と変わらず新緑がきれい
「もっと渓谷が見える遊歩道だと思ったらタダの車道だね~」
そうだよね~、以前はこんなじゃなかった。見おぼえないなあ
昔の橋を復元した新名所猿橋
橋の下を写さないと意味がわからないのだった
猿橋の上から吾妻渓谷
対岸の、旧国道に出たら見覚えあるモノが
今は線路が付け替えらて、列車は通らないけどね
そうか。わかった!ここから上流が、かつての散策路なんだ
見覚えある赤い橋
ここは渓谷が狭まって、すごい急流になっている
対岸は未舗装の山道で、小蓬莱の見晴らし台へ
見晴らし台からの絶景W
工事現場しか見えません
両岸とも途中までで行き止まり、周回できない
あ!チゴユリ発見
家族のご希望で、一番楽な道を戻る
で移動し「やんば見放台」へ
大賑わいだけど・・・地元にとっては?
そして、かつての名所が見下ろせる。
手前と奥に、鉄橋らしきものがうっすら見える
これがかつての吾妻線。とすると中央が川原湯温泉駅
すっかり削られているところが温泉街で、左上が移転地
ダム工事現場
ついでに、高さ106mのバンジーも見てきた
こんな恐ろしいことを・・・2万円も払ってするなんて
2万円もらったって、やだな~