自転車と猫

自転車に乗って猫に会ったり遠くへ出かけたりの話

港のカーさんが生きる街

2007-11-09 | カーさん

仔猫の家族と別れた後、大さん橋へ

ここでも猫たちが身を寄せ合って暮らしている
像の鼻地区で始まっている開港150周年に向けての大規模な工事は、猫たちにとって少なからず影響を及ぼすのではないだろうか?

「パイロット・カンパニー」に顔を出すと石井さんが「先日、ニッポン放送の番組(上柳昌彦のお早うGood Day)の中でカーさんの事を取り上げたらしいんだけど聞き逃してしまったの」と聞かされる。
しかし後日、ニッポン放送から録音した音源が送られてくるようなのでもしかすると店内で聴けるようになるかな?
こちらでテキストが読めます)
カーさんの記事が出ている最近の新聞記事を見せてもらい新しく増えたカーさんの写真を見せてもらっていると石井さんから「良ければこれをどうぞ」とキーホルダーのような物を手渡された。

なんとこれカーさんの大ファンの方が一つ一つ手書きで書いたものらしく「お店に来られたカーさんのファンの方々に渡してください」と置いていかれたものなのだ。
他にも店内にこの方が書いたカーさんのイラストや陶器で出来たカーさんの置物などが飾ってありカーさんへの想いがひしひしと伝わってくる。
それにしても頂いたキーホルダーは、カーさんが可愛らしく描いてあって猫らしく小さな鈴もつけてあり素晴らしい出来なので使うのが勿体無いくらい。
「勿体無くて使えないな~」と言うと石井さんが「お守りになるかもね」と笑いながら言った。
作られた人の名前を聞くのを忘れてしまったがプレートの後ろに【ど】(←間違えていたらすいません)と一文字だけサインが入っていた。
【ど】さん素敵なキーホルダーをありがとうございました。

カーさんがきっかけで繋がっていく人の輪。
それはまるでカーさんが「みんな仲良くしなければいけません」と教えてくれているよう

再開発や地区の整備も大事なのかもしれないのがそんなものは人と人を繋ぐ事にはあまり関係の無い事のようにも思える。
結局は、「金を動かしたい」だけの事。


今の世の中、大切なのは心の交流。
猫たちは、無言でそれを教えてくれる。

カーさんの遺したものが息づく街、横浜