講談社のモーニング、アフタヌーン、イブニングの編集部が総力を挙げて準備しているという、新しいマンガ誌「good!アフタヌーン」
創刊号の発売日である08年11月7日(金)に向けて、編集チーフである金井暁氏(所属はアフタヌーン編集部)によって制作ブログが毎日公開されています
編集チーフの真夜中の事情
http://good-afternoon.weblogs.jp/blog/
こういう告知を兼ねた宣伝ブログは、最近では映画の宣伝広報においては結構一般的な手法になってきましたが、マンガ雑誌を新たに創刊するにあたって展開しているのは珍しいと思います
しかも、宣伝や広報部門の人間ではなくて編集チーフ(=編集長とは違う?)という、制作の現場で陣頭指揮を執っている立場の人間自らが執筆しているとなると、前代未聞な宣伝ブログなのでは無いでしょうか(刊行中の雑誌の編集部日記というのなら、公開されている雑誌のサイトもありますが)
それなりに多くのマンガを読み込むことを趣味としているオレみたいなマンガ読みとしては、その制作現場というものにも少なからず興味が行くのは自然な流れだと思いますが…単なる宣伝文句とは次元の違う、新しい雑誌を創刊することへの意気込み、その意味合い、苦労、(失敗への)不安、野望に至るまで、つまびらかに綴られているのが面白くて仕方ありません
新たな雑誌を創刊するということは、全く新たなマンガ作品の数々を(つまり新たなエンターテイメントを)一斉に生み出そうという気概に他ならないワケで、その、”モノ作り”への情熱が(しかも結構リアルタイムに)ビンビン伝わってくるのが生々しいです
オレとしてはゲーム開発という全く違う業種でしたけれど、モノ作りの現場はそれなりに知っているつもりなので、そういった”熱に浮かされてるようなワクワク感”をお裾分けさせて貰ってる事が何よりありがたいカンジですな(*'∇')/゜・
最近の更新では執筆陣の陣容が徐々に明らかになってきていて、オレとしては知らない名前も多いんですが(汗)、期待は否が応でも高まって来ました…って、発売までまだ三ヶ月近くあるので、今から興奮してても仕方ないんですがσ(^_^;)
*ここからは、イブニング08年17号の感想の続きです(イブニングを読んでない方はすみません)
117(いいなぁ)good!アフタヌーン:
「とろける鉄工所」を連載している野村宗弘が「good!アフタヌーン」の制作現場を追いかける(?)マンガを始めたんですが…
まさか、欄外でひたすらヒトの神経を逆撫でするセレブ発言ばかり繰り返してる担当編集者が主人公とは!
…マンガのヘンタイ?
どうやら本当に、(まるで森泉のような)浮世離れした人間みたいですね(そのお嬢様ぶりは上記の制作ブログ内にもw)
しかし、今回の一話目だけの描写でも相当なマンガ好きらしいことが伝わってくるので、(可愛らしい絵柄と相俟って)ちょっと萌えてしまったのも事実ですw
喋り口調が”~ですのよ”の、マンガ読みのお嬢様か…現・自民党幹事長の麻生太郎さんも、物凄い家柄とのギャップが非常に印象的なマンガ読みですが、これが新しいムーブメントなんでしょうか…w
そしてやはり気になるのは、このマンガの方もこのお嬢様編集者が担当しているのかってことですが…だとしたら、まさか自分が主人公のマンガを担当することになるとは思いもしてなかったでしょうねw
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