毎年この時期、どこかの神社の境内にて行われてる徒競走で勝ち抜いた人が”福男”として持て囃される様子がテレビで紹介されるのが恒例行事となっています
ワイドショーなんかの密着取材を見てて思うんですが、アスリートでもない普通の大人たちが本気で全力ダッシュしている様子が怖くてたまらないカンジなのはオレだけでしょうか(-_-;)
まあ、このイベントが全国区で有名になった事で、一般人であろうと普段から陸上トレーニングを欠かさないような方々が結構参加してるんだろうなというのは想像できるんですけど、毎回必ず”事故”が発生してるじゃないですか
何せコースが単なる神社の境内なので、地面は整備されたトラックからは程遠く、平気で直角に曲がらせたりもしてるので転ぶ、滑る、ぶつかるが当たり前の光景なのがヤバすぎます(ここまで殺伐としてるのは先頭集団だけかもしれませんが)
誰でも年をとると、”若い頃の記憶や感覚で体を動かそうとして痛い目を見る~”っていうのをとてもよく実感出来ると思いますが(苦笑)、あのコース上に存在してる屋台や樹木とかの障害物に装着してる緩衝材の物々しさが年々エスカレートしてるカンジなのを見るだけでももう怖くてたまらんです…
あとあれですね……このイベントで一番気になることとしては、たった一人の”福男”を誕生させる為にあまりにも多くの”不幸な人”を生み出し過ぎなんじゃないかと(汗)
福男になれなかった他の参加者数千人がみんな不幸扱いとは言いませんが、今年のレースでもスタート直後に先頭グループの一人がいきなりコケて、その背後にいた何人かが巻き込まれて転ばされていましたが、お正月から理不尽過ぎる光景です……あの、せっかくいいポジションをゲットしたであろうに一瞬でどん底に叩き落された巻き込まれ組の人たちの無念を思うと…(転んだ当人の無念は言うに及ばず)
そしてああいうのを見ながらコメンテーターが、「こういうのも”運”なんですよ」とかニコニコしながら言い放ってる様が、なんだかお正月気分を軽く吹き飛ばしてくれる空々しさで恐ろしい恐ろしい((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
…ハッ!
ひょっとしてこれは松も明けて仕事も始まった人たちに対して、”さあ、正月ボケは終わりだ!社会の荒波に揉まれろ!” と突き放す効果を狙ったイベントなのか!
そうか、そういう事だったのか…
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