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[テレビドラマ] 「JIN~完結編~」が面白かった

2011-06-27 | ドラマ

昨夜ついに迎えた「JIN」の最終回でしたが、最後まで泣かされましたねえ・゜・(ノД`;)・゜・

ただ全てがハッピーエンドとは言い切れなくて、イロイロともどかしさ満載のオチになるのはタイムスリップ物の定番っちゃ定番なんですが、やはり切ないなあ……特に咲にはちゃんと幸せになって貰いたかったです

「龍馬伝」の感想の時にもちょっと書きましたが、千葉さな(坂本龍馬の妻として一生、独身を通した)みたいな人生が果たして幸せではなかったと他人が勝手に言えるのか?~っていう理屈も勿論解りますけどね…
”未来で未来(ミキ)と再び出会う”ことを願っていたのが他ならぬ咲なので、本望だとも言えるわけですが、ああでも、写真に写ってる咲は幸せそうだったんですよねえ……最後の最後まで凛として、健気なポジションが揺るぎませんでしたな(T△T)

仁先生が一人だけ未来に”取り残される”っていうオチになるだろうっていうのは、完結編の一話目で公園にポツンと座っていた現代の仁先生の後ろ姿や、平井堅のテーマソングの歌詞を毎回聴かされていたのでほぼ予想通りだったとも言えるんですが、だからってこの寂寥感が薄まるかって言うとそんなことも無いわけでσ(^_^;)

そして仁先生の改変した歴史がパラレルになるのなら、だったら別に歴史の修正力なんて不要なんじゃ?とか思いましたが、例えパラレルで生み出される世界(歴史)だろうと、もしかしたら行き過ぎた知識が世界を滅亡へと導くこともあるかもしれないワケで、まあそういった最悪の事態を防ぐためのシステムはあって当然なのかもなとも思いました

ちょこちょこと明確には回答が示されなかった謎も残されていますが、オレが思ったことは…

・平成22年の十円玉
 →誰かがあの非常階段で落とした十円玉が、タイムトンネルの”入り口”にたまたま落ちただけ(あそこが入り口だったという示唆)
・頭痛の正体
 →胎児の正体が仁先生の兄弟で実はずっと仁先生を助けようとしていたことが(龍馬の心の声によって)判明したので、脳腫瘍による症状と、”歴史の修正力”が引き起こしていた症状と二種類の頭痛があったのではないかと
・タイムスリップを引き起こしたのは胎児?
 →佐久間象山のケースがあるように、胎児の意志とかは関係なくてタイムトンネルは基本的に自然現象と考えるべきかと
・では何故そんな自然現象(タイムスリップ)が起こった?
 →要するに”歴史の修正力”の一環で、全ては”坂本龍馬への影響”に修正力の目的が集約されてるんじゃないかと自分は感じました……つまりどのパラレル歴史でも、”龍馬が明治維新への道すじを作る”という流れがデフォで、その流れを阻害する要因を修正する為に仁がタイムスリップさせられたという理屈ですね(龍馬の思想に影響を与えるだけでなく、例えば西郷を助けた事なんかも龍馬が薩長同盟を成し遂げるために必要なコマだったから)……龍馬に影響を与える仁先生に影響を与える為に佐久間象山の幼少時代のタイムスリップがあったと考えるとその辺はちょっと可哀想ですな(汗)
・包帯男の行動が不自然?
 →包帯男は仁先生と龍馬が合体していたわけですが、仁先生が自分自身のタイムスリップを強く望んでいたってことで(ついでにこの時点で仁先生は、胎児がタイムスリップの引き金になるかもしれないと思ってた)、”戻るぜよ、あの時代に”~というセリフになったわけで、それであの逃げまわるような行動に繋がっていたんだな、と合点が行きました
・何故仁先生の記憶や咲さんの記憶(手紙)は歴史の修正力によって消えなかったのか 
 →仁友堂の他の先生たちはハッキリと歴史に名を残すような”明治の偉人”となったのとは違い、咲はただの町医者レベルだったから修正力の効果が薄かったのではないかと……そして仁先生はもう未来へと帰還したので記憶を消す必要も無かったというカンジでしょうか(←愛のチカラによる小さな奇跡、ってことでもいいです!勿論!!w)
・未来(ミキ)が医学士(医学史?)に進路を選んだ理由
 →医学士なのか医学史なのかでまるで意味が違ってしまいますが、咲の手紙がきっかけだったとの事でやはり医学史なのかな……龍馬の新政府人事案よろしく、”○○先生”の謎に惹かれてってことなら間違いなく医学史ですかね
・ホスミシンがあそこに落ちていた理由
 →これがイマイチわからない……非常階段でホスミシンは仁先生とは一緒にタイムスリップしてない風に描写されてましたが、パラレルAやパラレルB、Cの仁先生ではタイムスリップの際の細部が違ってたりする~みたいな解釈くらいしか思いつきませんでした(つまり咲が助からなかったパラレルがあったりもする?そうなると安寿が後のミキの先祖にもならなかったかも?)

いやー、それにしても今また録画を見返しながらこの文を書いてますけど、栄さんの悲痛な願い、蘭方と本道の融合が未来へと繋がるシーン、彼岸に渡ろうとする龍馬との別れのシーン、歴史書で明治の偉人となった仁友堂の面々の写真、江戸時代と現代の橘家が重なるシーン、エンディングの次々と写真が重なる江戸と現代の演出に咲の残した写真が繋がるシーン、咲の手紙、そしてラストで医者として見事に立ち直った仁先生と、もう涙腺が完全に壊れてしまったかと思うくらいボロ泣きしてしまいましたw

誰もがハマり役だった出演者やスタッフの方々、第一シリーズから毎週日曜日が楽しみでならない貴重な時間をありがとうございました!(特に今回の完結シリーズはあの震災後の沈んだ気持ちにどれだけの希望をもたらしてくれたことか…!)

…さーて、これからネットで皆の感想を見てまわろうかと思いますヽ( ̄▽ ̄)ノ 

(110628)ちょっと追記:
2ちゃんやブログの感想を見て回ってて、おおっ!と思わされたのが、

”咲さんの手紙が「○○先生」という表記になっていたのは、実は咲さんは仁先生の顔も名前も完全に思い出していて、でも(仁先生が龍馬に暗殺の史実を何とかして伝えようとしていたみたいに)歴史の修正力を欺こうとわざと隠して手紙を後世に書き残したんじゃないか”

っていう説です……確かにそういう理由ならば、”仁をお持ちの人であった事”という手紙のくだりは明確に仁先生を名指ししていたわけで…
うわー!そう思って手紙のシーンを見なおしてみたら、全然違う受け取り方になってめちゃめちゃゾクゾクしました!

そういや咲さんは、龍馬が才谷梅太郎の名義で仁先生に暗号みたいな手紙を送ってたことも知ってましたし……改めて凄い脚本ですな!

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[テレビドラマ] 「大江戸神仙伝」を見た

2011-06-09 | ドラマ

クライマックスに向かって盛り上がりも絶好調なTBSドラマ「JIN~仁~」が、村上もとかによるマンガ作品を原作としているのはご存知かと思いますが、おそらくその、”現代の医者が江戸時代へタイムスリップする”というコンセプトにインスピレーションを与えたと思われる「大江戸神仙伝」のドラマ版(1985年製)を見ました

オレは全然この作品を知らなかったんですが、一昨年の「JIN」の第一シリーズが始まった頃からスカパーの時代劇専門チャンネルで何度も再放送されてるのはやはり、類似性を気にしている視聴者が多かったってことなんですかねw

というわけでオレもスカパーにて「大江戸神仙伝」を見たわけですが、これは確かに面白い!

特に最初のタイムスリップのシーンで、185cmの滝田栄が演じる主人公が平均身長150~160cmと言われる江戸時代へと出現した時の壮絶な違和感が、見事に表現されているのにはビックリしました……もちろん最新のCG技術や大規模なセットが駆使されてる「JIN」とはまるで次元は違いますが、当時の人達の話し言葉ひとつとっても、視聴者にどうやって”リアルな江戸時代”を感じさせようかという気概が満ち溢れているのには感心させられました

主人公は製薬会社の元研究員という立場なので、現代の医療技術を駆使したり、歴史改変の危機?~みたいなカタルシスはあまり無いんですが、タイムスリップを何度も繰り返すことでダイナミックにドラマが展開していくのには目が離せなかったですねえ

ちなみに「大江戸神仙伝」には石川英輔による原作小説が七巻存在していて、この「~神仙伝」はそのシリーズ第一作のみが映像化されたんだそうですが、こんなに面白いのに何でシリーズ化されなかったんだろう?……ネットでの評判を見る限り、放送当時から人気は結構あったみたいなんですが

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[テレビドラマ] 「JIN -仁-」(完結編)が面白い

2011-04-17 | ドラマ

いやー、ついに第二部が始まりましたが、第一話から面白かったですな!

以前に北野武がどこかで、”続編企画というのは、前作の2倍も3倍も面白さを詰め込まないとお客さんは決して満足してくれない~”と、「座頭市」の続編をナカナカ作れない心境を語っていた事があったのを思い出しましたが、一昨年の「JIN」第一部の大ヒットから膨らみきった視聴者の期待に対しても、かなり応えている内容(導入)だったんじゃないかと思います

舞台がいきなり京都へと飛んで、(龍馬と並ぶ)幕末の最重要人物である西郷隆盛の命を救うという事で、歴史が仁先生に与えてるミッションが何となく見えてきた気もしますが、タイムスリップ物のツボを押さえつつも、ご都合主義的な展開を許さないハードな展開には見事に引き込まれました

オレは敢えてマンガ原作の方を読んでませんが、(仁先生の介入によっても)歴史の流れはオレ達の知る流れと基本的には変わりそうにないっていうのが残念でもあり、ある種の安心感にも繋がっているのが複雑な心境ではありますけどね…σ(^_^;)

とにかく2時間に詰め込まれるだけ詰め込まれていた情報量に圧倒された第一話でしたが、SF要素や人情モノとしてだけでなく、歴史モノとしても久坂玄瑞や佐久間象山なんかの解釈に楽しまさせて貰いました……佐久間象山の境遇についてはちょっと唐突な印象も最初は否めなかったんですが、”天才の卓越した先見性”というのは、タイムスリッパーだったが故なんじゃないかと思わせる展開にはワクワクが止まらなかったです

あと元の時代に戻ってからの象山が、自分だけが未来を(中途半端に)知っていることで周囲から全く理解されずに苦悩しまくったであろう、その後の人生の歯がゆさを想像するだけでも泣けてきます…・゜・(ノД`;)・゜・

京の大火の被災シーンが東北の被災地のことをどうしても連想させるシーンになってしまっていたのは、勿論ドラマスタッフの意図している所ではなかったでしょうけど、異様な緊張感を視聴者に与える事に成功しているのは良かったと思います……一方で、冒頭シーンの仁先生のナレーションについては逆にズレた印象になっちゃったのも仕方ないですな

まあそんな微妙な齟齬はともかく、色々とココロ休まらない生活がまだ当分は続いていく中で(汗)、確実に一週間後を楽しみに出来る対象がある幸せというのを噛み締めていきたいと思います

(110627)最終話感想

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[雑記] ドラマ三昧の年末

2010-12-28 | ドラマ

年賀状のデータも作り終えて、なんか暇さえあれば狂ったように毎日テレビドラマばかり見てる気がします(汗)

「坂の上の雲」の壮大さに圧倒されて、「宇宙犬作戦」でなんだか複雑な心境wになって、「味いちもんめ」で12年の時の流れを感じて、「相棒」の再放送でミッチーの初々しさwを再確認して,「JIN」の総集編を8時間くらいほぼ全部見ちゃって、今日なんかは「タイムスクープハンター」の新作もあって…

いやはや、何だかここまでひたすら受動的な姿勢を続けてると自分から何かしようという気が全然起きなくなってしまいますなσ(^_^;)

今年はオレの人生の中でも最速で過ぎ去ってしまったかのような印象でしたが、好き勝手なことだけやって生きていく余裕もそろそろ本気で怪しくなって来ましたし、さて来年こそは、もうちょっとまともに自分の人生と向き合わないといかんですな…

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[テレビドラマ] 「坂の上の雲(第二部)」が面白い

2010-12-06 | ドラマ

我々は一年待った!(←定型文)

Photo いよいよ「坂の上の雲」の第二部の放送が始まりましたが、渡辺謙の冒頭ナレーションだけでもう何だか涙が止まらなくなってしまいそうになるのはきっとオレだけではないでしょうw

一年ぶりの放送となる第六話は、ほんの30年くらい前に開国したばかりの弱小国、日本が先進国である英国と完全に対等な立場で同盟を結ぶという、とんでもない偉業を成し遂げるエピソード……のハズだったんですが、ハナシはひたすらロシアの事ばかりだった印象です

まあ、日英両国の利害が完全に一致したのが、対ロシア政策という事だったのでそれも当然の流れだったんですが……秋山兄弟も子規も全然出番がありませんでしたね(汗)

Tv1291547886395 まあ、兄弟たちが同盟に果たした役割はほとんど無いでしょうからともかく、せっかくの小村寿太郎とかの締結までの動きをもうちょっと見せて欲しかったのが本音ですσ(^_^;)

Tv1291545848404 そんな数少ない秋山兄弟の登場シーンで義和団の乱を鎮圧する際、当時の日本軍が極端なまでに国際法の順守を徹底させてた(暴行・略奪行為を許さなかった)ことは普通に歴史的事実なんですが(その規律が評価されて後の日英同盟の締結にも繋がったそうな)、何で見てるこっちが”NHKはこんな表現をして大丈夫なのか?いつもの自虐はどうした?支那とか言っていいのか?”と、ハラハラしながら見なきゃならんのか……今の日本がいかに理不尽な思想に毒されてるかですなヾ(`Д´)ノ"

Tv1291549817250 今回の悲恋の主役だったアリアズナは広瀬亡き後の生涯を独身で通したそうですが、「龍馬伝」の千葉さなといい、そういう観念は感動しますけど、やっぱり普通に幸せになって欲しかったという気もしちゃいますね…

それにしても異国での恋という、パッと見は似た様な境遇だった森鴎外の外道っぷりとのイメージの差が激しいですなw

Tv1291549714033 ボリスもすっかりいいやつになっちゃってw

740207 ちなみに別れの演奏会の時の(老婆の)”やっぱり盗作だったわ”というセリフにはムカつきましたが、これは聞いてすぐに名曲だっていうことを暗に認めたからこそのセリフだった~っていうのは上手い脚本だなと思いました
 
 

Tv1291550200812 さて、BShiの方で既に第七話の録画をしてあるので、早速そちらを見ようと思うんですが……子規の闘病シーンは、今回だけでもうかなり見ててキツかったので、これはヘコみそうです…orz

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[テレビドラマ] 「龍馬伝」が面白かった

2010-11-28 | ドラマ

遂に最終回の放送を見終わりましたが(本放送はこのあと20時から)、弥太郎に始まって弥太郎に終わる、素晴らしい「弥太郎伝」だったと思います……って、違うかw

でも、日本の近代化の礎となって奔走した英雄が迎えた”暗殺”という、全く救いようのない結末を語るためには弥太郎みたいな人間の視点がどうしても必要だったんだなというのが、非常によくわかる展開でしたね

7364641 龍馬暗殺犯の正体が誰なのか、実際の歴史上でも弥太郎のセリフの ”幕府の者か?新選組?見廻組?それとも薩摩かい?長州かい?いろは丸で負けた紀州?長崎奉行所? ”通りに、現代に至るも諸説紛々なわけですが……歴史には全く名も残らない小人物が、卑小な動機で殺してしまったとも解釈できるこのドラマの描写は、ナカナカ勇気がいる判断だったんじゃないかと思いました

光が強ければ強いほど、地に落ちる影はより深くなる~みたいなことが世の真理とはいえ、やはりやるせなかったですね|||(-_-;)||||||

Maru12909320330441 直前まで自分を殺す覚悟で会いに来た中岡と、”望み(Hope)”について語らえる風に”説得”出来たにも関わらず、全く聞く耳をもたなかった暗殺集団に”どうしてじゃ?”と、あっさりと殺されてしまったギャップの演出には涙が止まらんかったです(T△T)……まあ、涙といえばオープニングの夢のシーンから弥太郎との最後の会話シーンあたりでもう、完全にオレの涙腺は決壊していたわけですがw

”新政府綱領の○○○に入る名前は誰なのか?”という龍馬の謎掛けに諸藩が揺さぶられる演出や、暗殺を知った弥太郎が号泣する演出も鳥肌モノでしたし、素晴らしい最終回でした

Maru12909325694121_2 あれから150年が経過して、龍馬が夢見た日本は実現したのか?と問う声が、おそらく全ての視聴者の胸に去来していると思いますが…

人間にとって理想とは、いつまでも追い求めるからこそ理想なのであって、たとえばあの時に龍馬が暗殺されなかったとして、日本が龍馬の理想を実現出来たかといえばおそらくは出来なかったと思うんですよね……ただ、理想を追い求めようとする人間の想いというのが現実に存在する~と、受け止める側の人々がどれだけそう思えるか、一人でも多く存在出来るのかというのが、理想社会に一歩でも近づけるか否かを決定づけるんじゃないのかなと思ったり

7364961_2 果たして、どういった意図が込められてるのかが計り知れない弥太郎の死に様ですがw,やりきった男の笑顔がコレだという事だったんでしょうかw

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[テレビドラマ] 「99年の愛~JAPANESE AMERICANS~」が面白い

2010-11-06 | ドラマ

TBSの開局60周年記念ドラマとして5夜連続で放送されている「99年の愛~」ですが、非常に面白いです

残念ながら一夜目を見逃してしまったんですが、二夜目も三夜目も見ごたえたっぷりで見事に引き込まれました……過酷な運命を辿った日系移民の年代記~という題材もさることながら、なんと言っても映像から伝わってくる壮大さが素晴らしいです

アメリカ大陸や沖縄などの本格ロケと共に、かなりの部分で使われてると思われるCG技術もTVドラマとは思えないレベルで、手前というか、橋田壽賀子お得意のドロドロした人情ドラマと背景の大自然との対比としても、視聴者が圧倒されるコントラストを見事に演出していると思います

アメリカでの差別や日系人収容所については、ここ数年でオレが見てきたアメリカのテレビドラマでも時々登場していたので知っていたんですが、日本人側の視点でこうして語られるドラマというのは初めて見たのでイロイロと興味深かったです……収容所で団結して、逞しく生き抜こうとしてる姿なんかは如何にも日本人らしくて、ある種、微笑ましかったりもして面白かったですねえ(^-^)

もう間もなく放送される四夜目では戦争描写が多くなるようで、ここまでと同様のスケール感を出すには格段に難易度が上がってしまうと予想されますが、アメリカ軍史上でも類を見ないほどの苛烈な激戦地ばかりに投入されたという日系人部隊の描写を(…いい意味でも悪い意味でも(汗))期待して待ちたいと思います!

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[テレビドラマ] 「SPEC」を見てみた

2010-10-08 | ドラマ

「ケイゾク」の世界観を引き継いでる~という謳い文句で今日から放送が始まったので見たんですが、あれ?
…ぶっちゃけ、ほとんど関係なかったですね(汗)

「SPEC」が始まるのに合わせて夕方に「ケイゾク」の再放送があって、それを録画したのを流し見してたんですが、ほとんど内容を忘れてたので非常に楽しめました
オレの好きな推理作家のトリックを勝手にパクってるのに改めて怒りを覚えたりもしましたがw、無情感あふれる演出と、中谷美紀と渡部篤郎のコンビ芸は11年経っても全く色褪せることなく微笑ましかったです(*´∇`*)

堤幸彦が手がけてきたテレビドラマの流れとして「ケイゾク」や「トリック」といったミステリー志向があって、共通している”不可能犯罪”や”コメディ”や”不条理”といった要素を今回の「SPEC」でまたかけ合わせた内容なのかなと思ったら、そこにホンモノの超能力者がバンバン登場して来たのにはビックリしましたねえ…

能力者による組織とか今度のヒロインの捜査方法とかが怪しさ満点ですが、21世紀版の「Xファイル」とでも言うべき「フリンジ」みたいなのを志向していくんでしょうか
個人的に一話目は、安っぽく感じないで済むギリギリのラインだったカンジなので、今後がどうなっていくのか注目していきたいと思います

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[テレビドラマ] 「ゲゲゲの女房」が面白かった

2010-09-25 | ドラマ

ついに終わっちゃいましたね…・゜・(ノД`;)・゜・

NHKの朝ドラを見たのはおそらく18年ぶりくらいになりますが、半年間の放送を全て見ることが出来ました

オレは家庭の都合もあって水木作品にまともに触れられたのは大人になってからで、幼少の頃からの思い入れとかがあったわけではないんですが、友達や知り合いに熱狂的な水木ファンが何人もいて、何となくといったカンジで今回のドラマを見始めたんですが…

いやはやほんの15分間ですけど毎日が至福の時で、最初から最後まで夢中になって楽しませてもらいました

日本ならではのサクセスストーリーというか、腕一本(←技術さえあれば、という意味ですw)で億万長者にもなれるマンガという業界に対する興味と、水木しげるというあまりにも個性的なクリエイターの人となりを一番近くで見守り続けていた人の目線にグイグイと引き込まれてしまいましたね

いい意味で”昭和的”だったと表現すればいいのかな……古臭いヒロイン像に反発する女性視聴者といった向きもあったりするのかもしれませんが、見てる方としては非常にホッとして見続けていられる主人公だったと思います(…でっかい女性が好きだという、個人的な性癖もあったりするんですがまあそれはさておきw)

贅沢を言えば、放送期間を一年とかにしてイロイロと端折られた時代や他の漫画家さんとかのネタをもっと盛りこんで欲しかったという思いはありますけど、ヒロインの人生に最も影響を与えた父親の死を一つの区切りとした構成は見事でした

最終回でもドラマのごく初期の子供の頃のエピソードを伏線としてお洒落に回収してみせてましたが、全体を通してみても、何気ないセリフや小道具が後から物凄く効果的に使いまわされてたりする脚本に唸らされることも多かったですね……いやー、何度泣かされたことかw

松下奈緒の出てるドラマというのは初めて見ましたが、とてもナチュラルでいい芝居でした……脇を固める大杉漣や風間杜夫たちにも泣かされっぱなしでした

水木しげるを演じた向井理という役者については放送が始まったころは、”あー、「のだめ」にチョイ役で出てた人か”と友人の指摘で初めて気づいたような始末でしたけどw、今の映画からドラマから露出しまくりの大ブレイクっぷりからすると僅か半年前のこととは信じられない思いですw

出演者やスタッフの方々、素晴らしいドラマをありがとうございました!
そして、TBSのヒドいw便乗企画なんかにも快く出演されまくってる水木しげる夫妻も、どうか末永く健勝であられます様に!!

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[テレビドラマ] 「MM9」が面白い

2010-08-08 | ドラマ

放送前に軽く触れた樋口真嗣による最新作「MM9」ですが、第五話にして遂に大怪獣の発生する事案がメインのエピソードとして登場しました

最前線の自衛隊やマスコミ、それと野次馬らのいる現場から遠く離れた(気象庁内の)事務所であらゆるソースを頼りに怪獣の正体や行動原理を分析し、対策を練る公務員たちの奮闘っぷりを存分に楽しませてもらいました
しかもたった30分の間に、怪獣に固有の名称を付与する効果、どんな些細な情報も収集する事の大切さ、マスコミの存在する意味、チームワークによる観察力、洞察力などなど、非常に多くの意外な視点を学ばせてもらった気がします

怪獣が出現する現象が、台風や地震などと同様に”天災”扱いとなっているファンタジー世界の日本を舞台にしているという、一種のシミュレーションドラマな本作の真骨頂というエピソードでしたね

…とまあ、カタい表現はこれまでにして、もうひたすら腹を抱えて爆笑させてもらいました!ww

この世界でも相変わらず縦割り行政の弊害が顕在してたりして中には笑えないネタもあったりしましたけど(汗)、12チャンネルがあくまで通常放送をしていたり、ネットで好き勝手な議論がなされてたり、マスコミの対応がギャグにしか見えなかったり(あのモザイク演出には涙まで出そうになりましたw)、いやー、最新の情報機器を駆使した現代の世相を斬る社会派要素とコメディ要素の混在ぶりが素晴らしかったです!

オレが一番印象的だったのは終盤で、事案が解決したと同時に鳴り響いた17時の終業のチャイムのシーンでしたが、アニメの「パトレイバー」ですら、ここまで露骨で皮相的な演出っていうのは出来なかったんじゃないでしょうか?w

散々、笑わせておいてラストでちょっとホロ苦いオチを持ってきていた脚本も良かったですねえ……甚大な被害が出てることも事実で、ぶっちゃけると人間の生活圏を脅かした熊みたいな猛獣を退治したってことと同じなのかもしれませんが、こういう展開に遣り切れなさを感じさせる感性が、やはり日本の特撮の魂を受け継いでるんだなというカンジがしてまた良かったです(あと第3話だったか、中学生の社会科見学みたいなことをしてる中で、警戒態勢(日常→非日常)に移行する演出にはシビレまくりでしたね)

出演者の中では、尾野真千子と松重豊が出色の演技をしてますな……こんなといっては失礼ですがw、地方ローカル局の深夜ドラマには勿体無いくらいです(個人的には中村=運命じゃない人=靖日にもっとスポットを…w)

次回予告を見ると今回のエピソードで”気特対の紹介”も終わって、次は物語のターニングポイントとなるようです……どうやらちょっと捻った展開になりそうで、いやはや楽しみですな!

追記:
現在、公式サイトにてオペレーターたちによるスピンオフ短編の一話目が公開されてますね(全13話が予定されてるようです)

第一話:残ル業ニ給モ無シ
公式サイト:http://mmmmmmmmm.jp/index.html

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[テレビドラマ] 「鉄の骨」が面白かった

2010-07-31 | ドラマ

建設大手ゼネコンの”談合”をテーマにしたNHKのドラマが最終回を迎えましたが、非常に重厚で見ごたえありました(NHK総合は今晩21時から放送)

公式サイト→http://www.nhk.or.jp/nagoya/tekotsu/

事前の調整、根回し、駆け引き、護送船団方式と、高度経済成長時代を支えた原動力の一つといっていい日本の”談合”体質ですが、今や談合と言えば、時代劇での越後屋と悪代官の悪企みか~ってくらいの最低なイメージが一般的です(汗)

談合の何が悪いのかというと、政官や業界同士が癒着する事で本来あるべき競争原理が無くなり、無駄なコスト増と利権誘導が横行してしまう~といった弊害が生まれてしまうことです

このドラマは大手ゼネコンの設計部に勤務する主人公が突然、営業部門(談合担当)に異動させられるという役柄を小池徹平が演じているんですが、このベビーフェイスな若者にただ、”談合反対!”を叫ばせるだけの単純なドラマでは無かったのが面白かったですね……異動した当初こそ戸惑ったりもするんですが、やがては”談合は(生き残る為の)知恵だ!”と本心から言い切ってしまう所まで、どっぷりと業界の慣習に浸かってしまう展開には唸らされました

つまり、談合の悪しき部分だけではなく、功罪の両方をバランス良く表現してるんですよ(功の要素としては安定した企業経営、持ちつ持たれつの保険、無茶なコストダウンによる技術劣化の防止等)

それに談合に携わってる人間のほとんど全員が、”もうこんなやり方が時代にそぐわなくなってるのは解ってる(でも自分からは止められない)”という認識でいるのも印象的でしたね……唯一の悪役っぽい描写だったのは与党大物政治家くらいでしたが、彼にしても総理になって叶えたい理想がある~みたいなことを仄めかされてましたし、単純化された悪役像とはまた違った描写でした

ただ、どうして建設業界が談合から脱却できないのかという本質的な部分については、このドラマには役人とかヤクザが全く絡んできていなかったのがどうしても片手落ちな印象は否めませんでしたね……まあ、全5話でどこまでやれるのか(そもそもテレビドラマなんですし(汗))ってことだったのかもしれませんけど

あと別にゼネコンの談合とかでなくったって、世の中に出て仕事をしていれば無数の理不尽が社会には満ちているわけで、言いたいことを心にグッと押し込めて日々を生きている全ての社会人の心に響くドラマだったんじゃないかと思いました

ラストで再び現場へと戻った主人公でしたが、第一話の冒頭と外見からは変りなくとも、身体の中にはきっと一本芯の通った”鉄の骨”が存在してるんだろうなあと、微笑ましい気持ちになれた最終回でした

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[テレビドラマ] 次週予告の中森さんに涙…

2010-07-24 | ドラマ

何のことだかわからん人にはすみませんw

次週予告に、一瞬映っただけの中森さんの姿に涙が一気に溢れてしまいました・゜・(ノД`;)・゜・

苦労を一番知ってる戌井さんも涙目でしたが、やはり夢破れて去ってしまった立場というのがたまらなくグッと来ましたねえ…

貧乏編を脱出してからは視聴率が当たり前のように20パーを超えるようになってるそうですが、こりゃ、来週は物凄いことになりそうw

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[テレビ] 「タイムスクープハンター」が面白かった

2010-06-07 | ドラマ

先ほどシーズン2が最終回を迎えましたが、今夜も熱き男たちの物語が素晴らしかったですねえ

NHK公式サイト→

オレがこのシリーズを知ったのは去年末のシーズン1の再放送からだったんですが、日本の歴史をドキュメンタリー形式で未来人が取材する~という無茶な構成wでありながら、非常にリアリティ溢れる展開が毎回面白くてたまらんかったです

”闘茶”や”旗振り”など題材としては地味で一般的にはあまり知られてない文化や風習を紹介する教養番組としても、名もなき一般人に視点をじっくりと据えた斬新な見せ方の数々に感心させられるのもこの番組の特徴でしたね……荒々しいカメラワークと、ひたすら素人っぽい登場人物たちが毎回毎回、得も言われぬハラハラドキドキ感を味あわせてくれて楽しかったなあ

いやー、シーズン3も是非やってもらいたいです!

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[テレビドラマ] 樋口真嗣最新作「MM9」

2010-05-27 | ドラマ

個人的にはここ数カ月、テレビドラマといえば「龍馬伝」と「ゲゲゲの女房」くらいしか見ていないオレですが、非常に楽しみなドラマが7月から始まることが発表されました

“平成の特撮王”樋口監督がドラマ初挑戦…毎日テレビ「MM9―」
http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/gossip/entertainment/news/20100526-OHO1T00057.htm

~平成ガメラ3部作などで知られる特撮監督で、映画監督の樋口真嗣氏(44)が初めてテレビドラマを手掛けることが25日、分かった。7月7日スタートの毎日テレビのSFドラマ「MM9―MONSTER MAGNITUDE―」(水曜・深夜1時30分)の総監督を務める

原作は山本弘によるSF小説で、巨大な怪獣が天災として次々と出てくるとは言っても、主人公はあくまでドンパチが繰り広げられる最前線から遠く離れた場所からサポートする事務方の公務員たち~っていうコンセプトがとても心くすぐられますな(^∇^)

脚本の伊藤和典は「機動警察パトレイバー」という、後の「踊る大捜査線」に多大な影響を与えた”公務員エンターテインメント”(←そんなジャンルがあるのかは知りませんがw)の元祖とでも言うべき作品を手がけた方ですし、もちろん総監督の樋口真嗣が手がけるビジュアルへの期待は言うまでもありません(この2人は平成ガメラ三部作以来のタッグですかね?)

このスタッフの布陣を見るだけでも、リアリティ+娯楽を追求した従来にない面白いドラマが非常に期待できそうです

「MM9」公式サイト:
http://www.mbs.jp/mm9/

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100701追記:
放送局が明らかになりました

東京の方で見るにはBS-TBS7/10の27:00~か、MXテレビ7/10の26:30~になるみたいですね

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[テレビドラマ] 「不毛地帯」が面白かった

2010-03-12 | ドラマ

フジテレビの木曜劇場の枠で放送されていた「不毛地帯」が最終回を迎えましたが、面白かったです

「白い巨塔」の勢いよ再び~、という製作側の期待には残念ながら応えられなくて、数字としては10%台前半に終始した結果、当初の予定よりも一話だか二話だかが短縮されて打ち切りという結果になってしまったのは甚だ残念でしたが…orz

やはり、第一話目のスペシャル版の失敗が最後まで響いてしまったというカンジでしょうか……あまりにも気合いが空回りしてしまったというか、全く救いの無いハードな展開がオレとしてもちょっと面食らってしまったくらいでしたし(汗)

思い返せば去年の秋は、「仁」「不毛地帯」「外事警察」と毎回夢中になって見られるドラマが密集していて、幸せでした(*~∀~*)……が、その「不毛地帯」も開始当初の豪華さが、話が進むにつれてどんどん目に見えて制作費が削られていってるのが伝わってきたりもして、製作側が視聴率低迷に焦ったせいなのかは解りませんが、年末辺りは昼ドラみたいな安っぽい展開が前面に出てきたりヒドイ展開にもなってたりしました…

ぶっちゃけ、「坂の上の雲」の凄さを目の当たりにしたこともあって年末年始のインターバルのタイミングでは「不毛地帯」に対する熱がほとんど冷めてしまっていたのも事実なんですが、年明けからまた物語がハードなビジネス面を強化するように持ち直してきて、今日の最終回まで勢いを持続する事が出来ていたと思います

メインで出演していた唐沢寿明、原田芳雄、岸部一徳、遠藤憲一、竹野内豊らの演技も終始安定して良かったです……女性陣の扱いが最後まで空回りっぽかったのがやはり気になりましたが、どうにかして色恋沙汰を絡めないとダメだっていう、どこからの圧力があったんでしょうな(苦笑)

数字的には惨敗してしまったことで、またもやこういった重厚な方向性のドラマが制作される機会が減ってしまったであろう、今後の状況が不安でなりませんが……何とか”大人向け”のドラマをよろしくお願いしたい所存です…

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