昨夜ついに迎えた「JIN」の最終回でしたが、最後まで泣かされましたねえ・゜・(ノД`;)・゜・
ただ全てがハッピーエンドとは言い切れなくて、イロイロともどかしさ満載のオチになるのはタイムスリップ物の定番っちゃ定番なんですが、やはり切ないなあ……特に咲にはちゃんと幸せになって貰いたかったです
「龍馬伝」の感想の時にもちょっと書きましたが、千葉さな(坂本龍馬の妻として一生、独身を通した)みたいな人生が果たして幸せではなかったと他人が勝手に言えるのか?~っていう理屈も勿論解りますけどね…
”未来で未来(ミキ)と再び出会う”ことを願っていたのが他ならぬ咲なので、本望だとも言えるわけですが、ああでも、写真に写ってる咲は幸せそうだったんですよねえ……最後の最後まで凛として、健気なポジションが揺るぎませんでしたな(T△T)
仁先生が一人だけ未来に”取り残される”っていうオチになるだろうっていうのは、完結編の一話目で公園にポツンと座っていた現代の仁先生の後ろ姿や、平井堅のテーマソングの歌詞を毎回聴かされていたのでほぼ予想通りだったとも言えるんですが、だからってこの寂寥感が薄まるかって言うとそんなことも無いわけでσ(^_^;)
そして仁先生の改変した歴史がパラレルになるのなら、だったら別に歴史の修正力なんて不要なんじゃ?とか思いましたが、例えパラレルで生み出される世界(歴史)だろうと、もしかしたら行き過ぎた知識が世界を滅亡へと導くこともあるかもしれないワケで、まあそういった最悪の事態を防ぐためのシステムはあって当然なのかもなとも思いました
ちょこちょこと明確には回答が示されなかった謎も残されていますが、オレが思ったことは…
・平成22年の十円玉
→誰かがあの非常階段で落とした十円玉が、タイムトンネルの”入り口”にたまたま落ちただけ(あそこが入り口だったという示唆)
・頭痛の正体
→胎児の正体が仁先生の兄弟で実はずっと仁先生を助けようとしていたことが(龍馬の心の声によって)判明したので、脳腫瘍による症状と、”歴史の修正力”が引き起こしていた症状と二種類の頭痛があったのではないかと
・タイムスリップを引き起こしたのは胎児?
→佐久間象山のケースがあるように、胎児の意志とかは関係なくてタイムトンネルは基本的に自然現象と考えるべきかと
・では何故そんな自然現象(タイムスリップ)が起こった?
→要するに”歴史の修正力”の一環で、全ては”坂本龍馬への影響”に修正力の目的が集約されてるんじゃないかと自分は感じました……つまりどのパラレル歴史でも、”龍馬が明治維新への道すじを作る”という流れがデフォで、その流れを阻害する要因を修正する為に仁がタイムスリップさせられたという理屈ですね(龍馬の思想に影響を与えるだけでなく、例えば西郷を助けた事なんかも龍馬が薩長同盟を成し遂げるために必要なコマだったから)……龍馬に影響を与える仁先生に影響を与える為に佐久間象山の幼少時代のタイムスリップがあったと考えるとその辺はちょっと可哀想ですな(汗)
・包帯男の行動が不自然?
→包帯男は仁先生と龍馬が合体していたわけですが、仁先生が自分自身のタイムスリップを強く望んでいたってことで(ついでにこの時点で仁先生は、胎児がタイムスリップの引き金になるかもしれないと思ってた)、”戻るぜよ、あの時代に”~というセリフになったわけで、それであの逃げまわるような行動に繋がっていたんだな、と合点が行きました
・何故仁先生の記憶や咲さんの記憶(手紙)は歴史の修正力によって消えなかったのか
→仁友堂の他の先生たちはハッキリと歴史に名を残すような”明治の偉人”となったのとは違い、咲はただの町医者レベルだったから修正力の効果が薄かったのではないかと……そして仁先生はもう未来へと帰還したので記憶を消す必要も無かったというカンジでしょうか(←愛のチカラによる小さな奇跡、ってことでもいいです!勿論!!w)
・未来(ミキ)が医学士(医学史?)に進路を選んだ理由
→医学士なのか医学史なのかでまるで意味が違ってしまいますが、咲の手紙がきっかけだったとの事でやはり医学史なのかな……龍馬の新政府人事案よろしく、”○○先生”の謎に惹かれてってことなら間違いなく医学史ですかね
・ホスミシンがあそこに落ちていた理由
→これがイマイチわからない……非常階段でホスミシンは仁先生とは一緒にタイムスリップしてない風に描写されてましたが、パラレルAやパラレルB、Cの仁先生ではタイムスリップの際の細部が違ってたりする~みたいな解釈くらいしか思いつきませんでした(つまり咲が助からなかったパラレルがあったりもする?そうなると安寿が後のミキの先祖にもならなかったかも?)
いやー、それにしても今また録画を見返しながらこの文を書いてますけど、栄さんの悲痛な願い、蘭方と本道の融合が未来へと繋がるシーン、彼岸に渡ろうとする龍馬との別れのシーン、歴史書で明治の偉人となった仁友堂の面々の写真、江戸時代と現代の橘家が重なるシーン、エンディングの次々と写真が重なる江戸と現代の演出に咲の残した写真が繋がるシーン、咲の手紙、そしてラストで医者として見事に立ち直った仁先生と、もう涙腺が完全に壊れてしまったかと思うくらいボロ泣きしてしまいましたw
誰もがハマり役だった出演者やスタッフの方々、第一シリーズから毎週日曜日が楽しみでならない貴重な時間をありがとうございました!(特に今回の完結シリーズはあの震災後の沈んだ気持ちにどれだけの希望をもたらしてくれたことか…!)
…さーて、これからネットで皆の感想を見てまわろうかと思いますヽ( ̄▽ ̄)ノ
(110628)ちょっと追記:
2ちゃんやブログの感想を見て回ってて、おおっ!と思わされたのが、
”咲さんの手紙が「○○先生」という表記になっていたのは、実は咲さんは仁先生の顔も名前も完全に思い出していて、でも(仁先生が龍馬に暗殺の史実を何とかして伝えようとしていたみたいに)歴史の修正力を欺こうとわざと隠して手紙を後世に書き残したんじゃないか”
っていう説です……確かにそういう理由ならば、”仁をお持ちの人であった事”という手紙のくだりは明確に仁先生を名指ししていたわけで…
うわー!そう思って手紙のシーンを見なおしてみたら、全然違う受け取り方になってめちゃめちゃゾクゾクしました!
そういや咲さんは、龍馬が才谷梅太郎の名義で仁先生に暗号みたいな手紙を送ってたことも知ってましたし……改めて凄い脚本ですな!