画像が多くて重いかもしれません。
今日は、信州まつもと空港で開催されたスカイフェスティバルin松本に行ってきました。
明日行われる日本航空のダイヤ(?)改正のために、今日のフライトで引退するジェット機、MD-87型機を見るためです。
MD-87は、13年間に渡って信州と札幌や福岡を始めとする全国各地をつないでくれた飛行機です。
そんなMD-87もいまや札幌線だけで運行されており、ついにその札幌線も明日からプロペラ機で運行されることになります。
そんな長野県の航空史上記念の日となる今日の松本はあいにくの雨。
まつもと空港も低い雲に覆われていました。
今日までのフライトスケジュールでは、札幌からの到着便が13:55到着で、札幌行きの出発便が14:35出発の予定となっていました。
13時半頃から展望デッキでMD-87の到着を待ちます。
しかし、日本航空のアナウンスとスカイフェスティバル本部から衝撃のアナウンスが。
懸念していた通り、天候が悪いので着陸できるかどうか分からないとのことです。
時折、低い雲の合間から着陸待機中で旋回しているMD-87の姿がみえるものの、なかなか着陸してくれません。

↑真ん中にある黒い点みたいなのがMD-87
到着予定時間も30分を過ぎると、このまま代替着陸地の名古屋にいってしまうのではないかという不安がどんどん強くなってきます。
そんな時、滑走路の北側に3つの着陸灯がかすかに見えてきました。
そして、近づくにつれて、機影もはっきりと見えてきました
展望デッキにいるみんなが固唾を飲んで見守るなか、MD-87は無事にまつもと空港への最後の着陸に成功しました。
ずっと待っていたせいもあるかもしれませんが、無事に着陸したMD-87に感動してしまいました。
まつもと空港には滑走路と平行な誘導路がないので、滑走距離の長い航空機は滑走路の端でUターンして滑走路を逆戻りして駐機場へと向かうことになります。

↑滑走路の南端でUターン中

↑滑走路からエプロンへ右折中

↑エプロンに到着
40分遅れで到着したため、乗客が降り終わり次第すぐにMD-87ありがとうセレモニーがエプロンにて開催されました。
展望台からエプロンへの移動に手間取ったので、セレモニーの写真はありません。
セレモニーでは、機長への花束贈呈などが行われたようです。

↑セレモニー終了後、キャビンアテンダントさんも手を振ってくれました
MD-87の機体を間近で見た後は、滑走路場周バスに乗ってみました。
これに乗ってしまうと、札幌への離陸を見ることができないかもと思っていたのですが、空港職員の方(?)の心遣いのおかげで滑走路のすぐ脇でMD-78を見送る事ができました。

↑バスの車内から 着陸機の着陸をエプロンで待機中

↑離陸の瞬間

↑そして まつもと空港から飛び立ってしまいました
なんとも名残惜しいですが、またいつか長野県の空にジェット機が戻って来る日を待ちたいと思います。