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にちぇぼぅ人生

超楽観的な人生の日々を記録しています

国家~偽伝、桓武と最澄とその時代~ @新国立劇場 小劇場

2013年04月06日 01時19分25秒 | 見た!聞いた!行った!
久しぶりのブログ更新で、つれづれなるままに書いてしまいます・・・

さて、3/30に新国立劇場にて公演していた、アロッタファジャイナの 国家~偽伝、桓武と最澄とその時代~ を観てきました。
いつもだったら、本仮屋リイナちゃんの演技がよかった(可愛かった)、みたいな感想しか書きませんが、それは、ほら、これから観る人にネタバレになっちゃうから、あえてそういう書き方をしているのです。
今回はすでに公演も終わっているので、ちょっと劇の内容にも踏み込んで感想書いてみようと思います。
(観に行けなかったからDVDで観る予定、という人はネタバレ注意です)


題名からも分かる通り、作品の舞台は奈良~平安時代の日本。
古いしがらみを捨てて新しい日本を作るために、奈良から京都(長岡京・平安京)への遷都を行った桓武天皇と、
貴族だけでなく庶民も含めたすべての人を救いたいと願った最澄とが出会い、反対派勢力の妨害や工作に屈せず、よい国を作りたいという信念で彼らが行った命がけの国づくりの様子を描いた作品です。

こういった歴史ものの作品では、時代の流れを進めていく進行役が必要。
今回その進行役には、NHKの高校講座世界史でMCを務めている小日向えりちゃん。
時に和やかに、時にシリアスに、場面と史実を紐付けして場面展開を行っていました。
おかげで、歴史をまじめに勉強してこなかった私でも何とかついていくことができました。
そして、高校講座で垣間見られる、えりちゃんの人柄の良さは、生で観ても感じます!!


浅学な私の中で最澄は、鎌倉仏教の基本的な思想である”すべての生物は煩悩を持ったままでも悟りを開いて仏になることができる”という天台宗の最高奥義の素地を作ったというイメージがあって、きっと比叡山にこもってお経を読みまくって思いついたのかな~と思っていました。
でも、今回の作品を観て、”縁なき衆生は度し(救い)難し”の精神で、仏教に興味がない人(庶民)のことは切り捨てていく旧来仏教界の考え方に対して、そんな庶民を救うには何ができるのかをずっと考えてきた結果として生まれてきた思想なのかな、と思うようになりました。
劇中でも、自分たち庶民を助けようとするのは周りから善人だと思われたいからなんでしょ! と最澄が庶民自身から突っ込みを受けるシーンがあり、仏教に興味があって、お金も持っている貴族を相手にする仏教会の方針はある意味では正しい選択であったことも伺えます。
最澄はそこをどうしても変えたくて悩み続けていたのかなと感じました。

私が一番印象に残っているシーンは、東北の村に布教へ行った際、村人からの精神的な救いを求める声に応じて、効果がないと思っているにも関わらず密教の念仏を唱えることを教えてしまったところです。
この時に最澄は庶民を救う方法(念仏を唱えるだけで仏になれる)を直感的に思いついたのではなないかと思いました。まさに、日本仏教界が大きく動き出すきっかけとなった瞬間!
桓武天皇は最澄に”迷ったな”と問いかけたけど、最澄が迷ったのは、念仏を唱えることで救われるという考え方は本来の仏教の教えに反しているかもしれないということだったのでは・・・

長々と書いてしまったけど、結局は、この作品を観て、日本仏教の独特の”念仏を唱えるだけで仏になれる”の考え方が生まれた背景が何となく理解できたような気がしました。

あとは、桓武天皇やアテルイ、さらには平城天皇やオネから感じた、集団の長として命をかけて責任を全うする姿や、坂上田村麻呂や信念から感じた忠誠心、陽射が最澄を純粋に想う心についても書きたかったですが、もう十二分に長くなってしまったので、これまで!!
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秋のお花見

2011年09月18日 11時26分14秒 | 見た!聞いた!行った!
9/14は振り替え休みを取っていたので、佐久へお花見に行って来ました!

どうしてお花見に行く気になったかというと、9/1の日めくり万葉集で、森陽香先生が次の歌を紹介されていたのに触発されたからです。

秋風は 涼しくなりぬ 馬並めて いざ野に行かな 萩の花見に
作者未詳(巻10・2103)
現代語訳は、秋の風が涼しくなったので、馬を並べて萩の花を見に野原へ行こう!という感じです。

陽香先生の解説によると、万葉人は萩の花のお花見を楽しんでいたとのこと。
ならば、万葉初級読者としてはぜひとも萩のお花見に行って、万葉人気分を味わいたいと思ったのです。

近場の萩の名所を検索してみると、佐久の園城寺が萩寺と呼ばれるくらい萩の名所であることが判明!
実際に行ってみると、近くのコスモス街道でコスモス祭りが開かれていることもあってか、平日にも関わらず、常に2,3組の人が萩を見ている状態で、県外ナンバーもちらほら・・・
結構、有名なお寺だったのですね~

というわけで、園城寺の萩の写真を。

本堂への石段に咲く萩と本堂


本堂西側の斜面にも!


駐車場より


萩を見ながら冒頭の歌を思い出してみると、風も心地よく秋がきたなぁと感じます。
写真では一面に萩が咲いているように見えるかもしれませんが、けっこう散り始めてます。
もう少し早く来るべきだったかも。。。。

しかし、そんなお花見を終えて下道で長野帰っていく間は暑かった!!
車の温度計で33度って、真夏ですか??
早く日中も涼しくなって秋を感じたいものです。


おまけ
園城寺に行く前に道に迷ったおかげで、コスモス街道の写真を撮ることができました。



これはまだ、コスモス街道の入り口付近。
メイン会場はもう少し群馬県よりです。
そのメイン会場の北側の山の中腹に園城寺があります。
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タイ出張(の現地休暇)報告3

2011年08月25日 12時20分31秒 | 見た!聞いた!行った!
出張報告の最後は、そのたもろもろの内容を。

今回、滞在したホテルには、フィットネスルームとプールがありました。

フィットネスコーナー


プール


フィットネスコーナーはあまり使われていないようで、器具の故障とかもあったので基本的にはダンベルを使って足、胸、腕の筋トレと腹筋をトレーニングした程度使いました。
朝7時から夜7時までなので、平日は使えず。。。主に日曜日に街へ繰り出す前に使ってました。
そのときも、使っていたのは私だけ~

プールは今回水着を持って行かなかったので入りませんでした。
水深は50cmくらいの浅いプールです。西洋系や中東系の家族連れがけっこう使っていました。
今度、出張に行くときは私も水着を持って行くことにします。



慣れない異国の地での仕事は、体力を消耗するもの。
自然と甘いものが欲しくなり帰りにコンビニに寄ってしまいます。(セブンイレブンがバンコク市内にはたくさんあります)

これはある日のチョイス。
オレンジジュース、ライチのアイスクリーム、蒲焼君風の駄菓子。
この駄菓子、表に描かれている親日的なイラストが気に入って買ったのですが、味は親日的ではありません。
激辛です。辛さが引くまで30分かかりました。
そんな駄菓子をおみやげに渡している私は、もしかして意地悪でしょうか??
いえいえ、タイを感じて欲しかったのです。

タイの出張報告はこれにて終了!
こういう息抜きがあったからこそ、1ヶ月におよぶ長期出張を乗り越えられたのです。。。。
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タイ出張(の現地休暇)報告2

2011年08月25日 12時01分33秒 | 見た!聞いた!行った!
では引き続き、出張の報告を。。。

前回はショッピングセンターを話題だしたので、そこで食べたものを紹介するところから再開します。

サイアムパラゴンの近くにある、セントラルワールドというショッピングセンターのフードコートでのお昼。その1

メインおかずは、豚の角煮みたいな煮物だったと思います。

その2

焼き鳥風串焼き。鳥5本、豚5本です。

別の日にそれぞれ食べたように思われるかもしれませんが、一度のお昼で上の2つを食べきりました。
ほんとうは、串焼きを単品で2,3本食べたかったのですが、私の英語力が及ばなかったのかそういう売り方はしていなかったのか分かりませんが、普通にセットのものを注文することになったのです。

ココナッツジュース

割ったところからジュースがこぼれるくらい、中にジュースが満ちていました。
これは、セントラルワールドから運河を渡った裏手にあるファッションビルのフードコートで休憩したときに飲んだものです。
このファッションビルは大規模な上に女の子向けのお店が8割を占めていて、かなり混み合っています。
もし、彼女とか奥さんがここで服を探したいとか言い出したら、付き添いの男性は丸1日何もできないと思って間違いありません。

そのファッションビルの近くにある、IT CITY

ここで、タイ用の携帯電話を買いました。
コンピュータ、携帯電話やタブレットPCとかIT関連のものを売るお店が集まっています。
1階や2階には、海賊版のDVDやソフトを売る店があり、我々日本人が店の前を通ると客寄せが日本語(?)で声を掛けてきてくれます。
そんなにしつこくないので、がんばって振り切ってください。

よし、ここで話題をバンコク観光へ。
セントラルワールドとサイアムパラゴンの間にある、タイ寺院。

この寺院で上司は日本に早く帰れるようにお祈りし、私は日本が早く復興するようにお祈りしました。
結果、日本には早く帰れなかったので、仏様は日本の復興を優先されたものと思われます。

セントラルワールドの近くにある、お堂(?)

真ん中の緑の三角屋根建物の中で伝統的な衣装を着て踊っている女性達が見えますでしょうか?
シンガポールメンバーによると、毎日仏様に伝統的な踊りを奉納しているとのこと。
タイの人たちの厚い信仰心を感じます。

チャオプラヤー川クルージング(のつもりが・・・)

バンコク最大の観光地である王宮とワットポー方面に行こうとしましたが、間違えて渡し舟に乗ってしまいました。
片道3バーツ(10円くらい)。
観光客よりも地元の人が多いなぁと感じてはいました。。。。
普通の船はもう少し、作りがいいです。

というわけで、もう一回渡し舟に乗ってワットポー方面行きへ乗船。
結局、王宮やワットポーにはいけませんでした。
おそらくワットポーと思われる建物を船から。


また今度、観光でくるときに行きたいです。
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タイ出張(の現地休暇)報告1

2011年08月25日 11時08分41秒 | 見た!聞いた!行った!
では、タイ出張の楽しかったところだけをまとめてご紹介。

成田からタイ国際航空で出発! 片道6時間くらいです。



ホテルは新バンコク国際空港から高速道路を使ってタクシーで30分くらい。というか、空港自体がバンコク市街から近いのです。
そんなホテルの部屋からの眺望。

ホテルはスクムビット通りの近くなので、スカイトレインが使えて便利でした。

ホテルの前の通り(昼)

ちなみに今回泊まったホテルはこの通りの突き当たりにそびえている建物です。

ホテルの前の通り(夜)

昼の写真と大体同じところから撮っていますが、夜になると露店が出てきて、昼間とは違う顔に。
この写真ではあまり人がいませんが、着いた頃はもっと人が多くてタクシーでホテルへ帰るのも一苦労でした。
地球の歩き方によると、このエリアは中東、アフリカ方面からの旅行者が多いとのこと。
飲食店や両替所もタイ語、英語、アラビア語表記だったり、イスラム教徒用のメニューが用意されていたりと、
ちょっぴり中東雰囲気が味わえるエリアでした。

といっても、日本料理のお店や居酒屋もあったりヨーロッパやアジア(ベトナムとか)の人も多いです。

バンコクはアジアの中継地点という印象を受けました。
いろいろな国の人が集まってきていて、バンコクで育った人はそれだけで国際的な感覚が養われそう。
たとえば、ショッピングセンターでアイスクリームを売るアルバイトをするにしても、英語は必須。
日本ではお客のほとんどが日本人ですが、タイではお客の半分くらいは外国人です。
若い頃からそういう経験ができる環境があるというのは、国としていい人材が育ちそうな気がします。

そんなショッピングセンター(サイアムパラゴン)で食べたアイスクリーム。

アイスストーンの上で作ってくれるやつです。(歌は歌っていませんでした・・・)
ベースは青リンゴのアイスクリーム。
英語ができないと、あれやこれでトッピングが増えていきます。

ちなみにこのサイアムパラゴンはかなり混んでいました。
バンコク市民、外国人ともに人気のショッピングセンターです。
おそらく一日では周りきれないくらい大きく、スカイトレインの駅ともつながっていて、超便利です。

そんなスカイトレインの写真を載せて、出張報告その2へ続きます。。。
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風と共に去りぬ・・・

2011年06月28日 00時38分10秒 | 見た!聞いた!行った!
土曜日に観てきた、風と共に去りぬ。 遅くなりましたが簡単な感想を。

帝劇でミュージカルではない作品を観るのはこれが初めてかもしれません。

下のプロモーション用動画にも出てきますが、
”おまえはこの土地の豊かさそのものだ”なんて言われながら育ったら、
やっぱりほかの姉妹よりもフロンティア精神(?)が強くなるのは仕方がなく、
そんなスカーレットの激動の人生とアメリカ南北戦争での激動が
上手い具合に交錯していて、観ている側も息つく暇なしという感じです。

予備知識なしで観に行ったので、感想もちょっとまだ抽象的かな。

復習用に映画の風と共に去りぬを借りてきたので、もう少し消化を進めてみたいと思います。

帝劇グランド・ロマン『風と共に去りぬ』プロモーション映像
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レミゼの感想!

2011年06月09日 00時36分00秒 | 見た!聞いた!行った!
昨日、感想は夜にでも。。。とつぶやきつつ、結局家に帰ってきたら疲れて寝てしまいました・・

というわけで、昨日と比べれば興奮も収まっていることもあって、簡単に(?)感想を。

現演出最後にして、初めて鹿賀ジャベールを観ることができました。
鹿賀さんらしさも垣間見えつつジャベールの誠実さがしっかりと表現されていて、心に残る演技でした。
ジャベール派の私としては、大満足です。
やっぱりね~ 終盤のジャベールの心が乱れるシーンがお気に入りです。
バルジャンと目を合わさずに「よし バルジャン すぐ行くのだ」と言うシーンは何度見ても感動します。

今回は初の当日券&学生団体を体験してみました。
学生(高校生)さんは、始まる前とか幕間は騒がしかったけれど、公演中は静かに観てくれていたので全く気になりませんでした。

今回、学生団体が入っていたことで個人的にはうれしいことが。
私的に1幕の「宿屋の主人の歌」で手拍子を打つのがどうも解せないのです。
たしか、僕が初めて観た2003年公演ではだれも手拍子を打っていなかった気がするのですが、いったいいつからそんな習慣が始まったのか。
もっと、劇に集中させて!!といつも思っていました。
レミゼ初観劇(と思われる)の高校生達は当然手拍子を打ちません。
おかげで、いつもより手拍子の音量が少なく劇に集中できました。
当日券席の隣の人も私と同じ”手拍子を打たない派”のようで、よかったよかった。

ちなみに、そんな高校生達は周りの大人たちがカーテンコールでスタンディングオベーションしている姿に困惑してました。
僕も初めてレミゼを観たときもそうだったので、気持ちは分かります。
次回ミュージカルを観たときは勇気を出してスタンディングオベーションしてみて!!


さて、簡単な感想のつもりがいつも通り長くなってしまいました。
ほかにもグランテールが砦で重要な役を担っていたこととか、最後の最後にアンサンブルの動きにも注目することができました。
少なからず僕の人生に影響を与えたレミゼ。今までどうもありがとう!
そして、次期の演出がどんなものになるか楽しみにしています。
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2010年の思い出3

2011年01月04日 19時37分24秒 | 見た!聞いた!行った!
2010年の振り返りも最後です。

もしかしたら、長野県民しかその存在は知らなかったかもしれませんが、
10月から信州ディスティネーションキャンペーンが開催されていました。
それに伴い、長野駅前のイルミネーションにもマスコットのアルクマが登場。


そんなディスティネーションキャンペーンにあわせて、レトロ列車が運行されました。

戦前に作られた客車も含めた3両だけの客車編成で全席指定だったので、さぞかし切符を取るのは難しかったのかなと思っていたのですが、
意外と空席が・・・
ちなみに、信州ディスティネーションキャンペーンは12月までで、今月から青森で同様のキャンペーンが開催されているらしいです。


上のレトロ列車を見送った後、知り合いとの会合のため東京の押上へ。
今、押上といったら。。。ということで、スカイツリーを見てきました。

スカイライナーの車窓から遠景はみていましたが、間近で見たのはこのときが初めて。
その存在感と地上から建設現場までほとんどゆれずに資材をクレーンで引き上げる技術は衝撃的でした。


今こうして2010年を振り返ると忙しかった割りには、意外といろいろやっていたことが判明。。。
2011年もがんばっていきたいと思います。
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2010年の思い出2

2011年01月04日 19時21分57秒 | 見た!聞いた!行った!
引き続き、2010年の振り返りの続きですが、10月の古事記をめぐる旅の記録がメインです。


これは、青梅線の軍畑(いくさばた)駅近くの軍畑大橋から奥多摩方面の多摩川を撮った写真です。
10月9日に訪れたのですが、紅葉全然していませんでした。
といっても、紅葉を見に行ったわけでなく、大学の研究室の先輩方とバーベキューをしにいったのですが、1人で数時間待つ状態になったため近くを散策していた時に撮ったものです。
また、この機会に青梅線を全線制覇してきましたよ。


翌日の10月10日は誕生日ということもあって、1人近畿地方へと古事記を巡る旅へ。
とりあえずパワースポットブームに乗っかって伊勢神宮へ向かいます。

伊勢自動車道も混んでいましたが、案の定拝殿も混んでいました。(内宮)↓

あまりにも混みすぎのせいか、それほどパワーを感じることは出来ず。。。
また空いていそうな時に行ってみたいものです。

伊勢神宮に向かう途中にカーナビの地図に”月読宮”の文字が現れたとき、
これはもしかして古事記に出てくる月読尊を奉っているのでは!!と思い、伊勢神宮の後に参拝してきました。

月読宮の入り口↓

すでに入り口の段階で夜の世界へ静かに入っていく雰囲気は、伊勢神宮とは明らかに違います。

月読尊、月読尊の荒御魂以外にも伊弉諾尊と伊弉冉尊のお宮があり、古事記ファンにはたまりません。
伊勢神宮の別宮ながらも距離があるせいか、参拝する人も数人しかおらず、伊勢神宮よりも落ち着いた気持ちで参拝することができました。
そもそも、月読尊は天照大神の兄弟なのに古事記ではその誕生しか記述がなく、謎に包まれた神様なのです。(それとも、私の勉強不足?)


伊勢から大阪の八尾市のホテルまで、ナビの最適ルートを無視して選んだのが、国道368号線を通るルート。
YouTubeに国道368号線の様子がアップされていましたのでご参考に。
バイクで撮影した感じですが、1分くらい見れば私の甘い判断の結果を察することができるのではないでしょうか。。
長野ナンバーでここを通過したのは私の車が初めてなのでは、という無意味な自信さえ出てきます。

国道368号(仁柿峠)



さて、翌日、今回の古事記をめぐる旅のメイン、奈良の桜井市にある大神神社(おおみわじんじゃ)へ。
日本最古の神社で、三輪山という山自体がご神体という古代の自然信仰を感じることができます。
そんな三輪山へは大神神社境内にある狭井神社の許可を得て(受付で入山申込書を記入し300円払う)登山することができます。

大体1時間くらいで頂上に到着。頂上には大物主神(大国主神)の陵墓と思われる岩があり、参拝者が少し多かったものの神聖な雰囲気は十分に感じられます。いやむしろ、登山の疲れもあってかそのパワーに圧倒されそうです。
(おそらく地元の)信仰心のある方は、裸足で登山されていました。
長野市も善光寺の門前町なので、それなりに信仰心が育まれる環境だと思っていましたが、やはり奈良とはその素地が違いすぎることを感じました。



大神神社の展望台から、大和三山(右から耳成山、畝傍山、香具山)の眺めです。
この辺りに古代大和朝廷の都があったのかと思いをはせると、
大和は国のまほろば たたなづく青垣 山こもれる 倭しうるわし
と日本武尊が歌うのもうなづけます。
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2010年の思い出1

2011年01月04日 14時13分55秒 | 見た!聞いた!行った!
2011年の新年のあいさつをした後ではありますが、
写真は撮ったもののそれきりになっていたものを発掘しながら2010年を超高速で振り返ります。



この写真は何?って感じですが、昨年の3月に定期運行廃止となった夜行急行「能登」のラウンジカーのテーブルです。

この「能登」に使われている489系は今は亡き特急「白山」にも使われていて、この電車でよく東京へ行ったものです。
長野発の特急「あさま」に使われていた189系とは違い、489系は内装に品があって好きでした。



そういえば、7月と8月にフィリピンに出張へ行ってきました。
その時泊まっていたホテルです。
フィリピンとはいってもマニラではなく、車で3~4時間かかるバランガという地方都市だったので街自体はとてものんびりした感じです。
(仕事の方は逆に大変だったけれども・・・)

ホテルの前の様子↓

州政府庁舎前の幹線道路のため、朝からトライシクルが走りまくりです。



ミュージカルもちょくちょく観に行ってました。
今年の帝国劇場はウィーンミュージカル3本立てということで、春のレベッカ、秋のエリザベート、冬のモーツァルトを何とか見ることが出来ました。
精神的に余裕があった時にみたせいか、個人的にはやはりレベッカが一番でした。
エリザベートは学生時代から”すごい!”という噂を聞いていたので期待していたのですが、期待よりは・・・という感じでした。


写真はないですが、帝劇公演にあわせてシアタークリエ公演にも行ってました。
「奇跡のメロディ 渡辺はま子物語」と「プライド」
プライドは一条ゆかり原作の作品の舞台版です。久しぶりに笹本玲奈ちゃんに会うことができました。


長くなったので、ここでいったん区切って、続きはまた後ほど・・・
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