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致道博物館で催されている『庄内藩と飛島』に足を運んだ。以前から一度は行きたかった島だし、「温故の会」でHosoiさんが飛島に関する古文書の解読発表をされたことで、改めて面白そうだと飛島の歴史に興味を持った。
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今、読んでいる「金井国之助日記」は、ちょうど安政6(1859)〜7年(1860)[万延元年]の頃の記録で、外国船の出現や蝦夷地北方警備などの様子が書かれている。今回の飛島企画展とも繋がるところもあり、とても興味深く見学させてもらった。
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差出申一札之事「飛島船難破漂着 嘉永4年(1851)」
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イギリス舟(船)之図 「御用控より」
【書き込み】安政六未九月廿七日飛島江着舟(船) (赤字)伝馬舟(船)ツリ上置也
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御年貢鯣 見分ノ図 「飛島図画 天保11年(1840)より」
「金井国之助日記」では、スルメの単位を「〜手」として、「するめ二手到来」などと書かれている。サークル仲間内では、「1手=5枚(片手の指の数)」派と「1手=10枚(両手の指の数)」派とに分かれて、保留事項になっていた。
飛島では米が採れないので、年貢はスルメ(鯣)で納めている。そしてこの「見分の図」では、役人が5枚セットの鯣を秤に掛けている。
また下図では、手間ひまかけて仕上げた鯣5枚を、紐で編んでる様子が描かれている。これはやはり、1手=5枚が正解だろうね。
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烏賊の制作全て成る図
【書き込み】のしては干し手数の成る事おびたゞし シオフキ、トビカラスなどとりて図の如く あみたてる
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