ずっと行きたいと思っていた場所のひとつに、釧路の「太平洋炭礦炭鉱展示館」があります。ここに、運炭用の電気機関車とトロッコが展示されているというのです。
それだけではなく、炭鉱自体にも興味があります。なんで興味があるのか自分でもよくわからないんですけど。
釧路郊外の小高い丘の上に建っています。今年になって釧路に来たのは3回目です。しかし、一回目は全く時間がなく、2回目はちょうど私のフリーの時間が閉館日(水曜日)でした。
今回は念願かなって入館することができます!
入り口にデンと鎮座するのは、日本一の大塊炭です。約6トンあるそうです。私の写真のとり方がまずかったようで、あまり大きく見えませんね。地学の教科書の写真にあるように、比較の対象物を置いて撮ればよかったです。
だあれもいません。受付も無人で賽銭箱のようなものが置いてあり、ここに入館料(大人300円、小人200円)を入れて自分でパンフレットを取ります。
でも、頼めば解説もしてくれるらしく、呼び出し用の電話が置いてありました。ちょっと心が揺れましたが、一人で見ることにしました。
さあ、鉄です。運炭に活躍した釧路臨海鉄道の古レールが展示してあります。
釧路太平洋炭礦は海底炭鉱です。立体模型でその様子を展示してあります。これはかなり大きな模型で迫力満点。私一人で見るのはもったいないです。
でもこの資料館はフリーの入館者よりも釧路市内の小中学生が見学に来たり、海外からの研修生が訪れたりという団体利用が多いようです。館内には、訪れた小学生たちの寄せ書きや感想文が掲示してありました。
フリーの入館者はよほど少ないらしく、この資料館の公式サイトのようなものも見当たらず、釧路市内のどの観光パンフレットを見ても詳しい場所がよくわからないのですよ。ここまで来るのにけっこう苦労しました。タクシーに乗って場所を言えばすぐに来られたのでしょうけど、それは邪道というもの。なんとかバス路線やバス停を推測してたどりつきました。
坑道に注目。ちゃんと線路があってトロッコがいます。ふむふむ、気分が高まってきましたよ。
展示ホールを一通り見た後は、いよいよ模擬坑道です。階段をトントンと下りていくと暗ーい空間がぽっかりと出現します。
お、いたいた!運炭列車ですよ。
入り口横の棚には、ライトのついたヘルメットがずらっと置いてあります。借りてもいいみたいですが、やめておきます。
誰かといっしょならヘルメットかぶって記念撮影したいところですが・・。
坑内電気機関車です。こんなに間近で見たのは初めてです!パンタグラフがとても低い位置についています。これは鉱山鉄道の機関車でしか見られない形ですね。
坑内機関車というと四角い無骨な姿を思い描きますが、これは曲線的なフォルムで優しい感じですね。
誰もいないし、接近して見放題です!運転席もじっくり観察できます。
このハンドルのようなものは何でしょうね?まさかハンドルではないでしょうし、ブレーキですかね??メカの解説は何もなかったので分からないです。
やっぱり解説の人呼べばよかったかなあ。でも、筋骨隆々の怖そうな人が来たらどうしよう、とか思って遠慮してしまいました。
機関車の後ろに連結されたトロッコです。正式には「材料鉱車」というのだそうです。これも丸みをおびた形でかわいいですね。
闇の中に現れた怪獣のようです!このマシーンは「コンティニアスマイナー」というのだそうです。これで切羽をがりがりと掘削するのですね。
さて、この太平洋礦炭ですが、実はもう閉山してしまったのです。しかし、その設備を新しく設立された「釧路コールマイン」が受け継ぎ、現在は諸外国への技術移転や研修生の受け入れ、リサイクル技術の研究開発など、世界に貢献する施設として今でも活躍中です。
子供のころ道東に住んでいたとき「地球がある限り燃え続ける太平洋の海底炭」と書かれたでっかい看板をよく見ましたが、石炭自体の需要がなくなっても、この炭鉱の財産は地球があるかぎり熱く燃え続けることでしょう。
「旧太平洋炭礦炭鉱展示館」
〒085-0805
釧路市桜ヶ丘3-1-16
℡: 0154-91-6725
開館時間: 平日・日曜 10:00~16:00(水曜定休)
入館料: 大人300円 小人200円
くしろバス17系統白樺線「白樺台行き」で、釧路駅前より約20分「スカイロード」下車すぐ。ただし晴海団地経由便はスカイロードを経由しません。
本数は非常に少ないです(1時間に一本以下)。よほどバス好きでなければタクシーのほうが無難かも。もし「炭鉱展示館」で分からなければすぐ向かいの「青雲台体育館」の名を言うと良いでしょう。
それだけではなく、炭鉱自体にも興味があります。なんで興味があるのか自分でもよくわからないんですけど。
釧路郊外の小高い丘の上に建っています。今年になって釧路に来たのは3回目です。しかし、一回目は全く時間がなく、2回目はちょうど私のフリーの時間が閉館日(水曜日)でした。
今回は念願かなって入館することができます!
入り口にデンと鎮座するのは、日本一の大塊炭です。約6トンあるそうです。私の写真のとり方がまずかったようで、あまり大きく見えませんね。地学の教科書の写真にあるように、比較の対象物を置いて撮ればよかったです。
だあれもいません。受付も無人で賽銭箱のようなものが置いてあり、ここに入館料(大人300円、小人200円)を入れて自分でパンフレットを取ります。
でも、頼めば解説もしてくれるらしく、呼び出し用の電話が置いてありました。ちょっと心が揺れましたが、一人で見ることにしました。
さあ、鉄です。運炭に活躍した釧路臨海鉄道の古レールが展示してあります。
釧路太平洋炭礦は海底炭鉱です。立体模型でその様子を展示してあります。これはかなり大きな模型で迫力満点。私一人で見るのはもったいないです。
でもこの資料館はフリーの入館者よりも釧路市内の小中学生が見学に来たり、海外からの研修生が訪れたりという団体利用が多いようです。館内には、訪れた小学生たちの寄せ書きや感想文が掲示してありました。
フリーの入館者はよほど少ないらしく、この資料館の公式サイトのようなものも見当たらず、釧路市内のどの観光パンフレットを見ても詳しい場所がよくわからないのですよ。ここまで来るのにけっこう苦労しました。タクシーに乗って場所を言えばすぐに来られたのでしょうけど、それは邪道というもの。なんとかバス路線やバス停を推測してたどりつきました。
坑道に注目。ちゃんと線路があってトロッコがいます。ふむふむ、気分が高まってきましたよ。
展示ホールを一通り見た後は、いよいよ模擬坑道です。階段をトントンと下りていくと暗ーい空間がぽっかりと出現します。
お、いたいた!運炭列車ですよ。
入り口横の棚には、ライトのついたヘルメットがずらっと置いてあります。借りてもいいみたいですが、やめておきます。
誰かといっしょならヘルメットかぶって記念撮影したいところですが・・。
坑内電気機関車です。こんなに間近で見たのは初めてです!パンタグラフがとても低い位置についています。これは鉱山鉄道の機関車でしか見られない形ですね。
坑内機関車というと四角い無骨な姿を思い描きますが、これは曲線的なフォルムで優しい感じですね。
誰もいないし、接近して見放題です!運転席もじっくり観察できます。
このハンドルのようなものは何でしょうね?まさかハンドルではないでしょうし、ブレーキですかね??メカの解説は何もなかったので分からないです。
やっぱり解説の人呼べばよかったかなあ。でも、筋骨隆々の怖そうな人が来たらどうしよう、とか思って遠慮してしまいました。
機関車の後ろに連結されたトロッコです。正式には「材料鉱車」というのだそうです。これも丸みをおびた形でかわいいですね。
闇の中に現れた怪獣のようです!このマシーンは「コンティニアスマイナー」というのだそうです。これで切羽をがりがりと掘削するのですね。
さて、この太平洋礦炭ですが、実はもう閉山してしまったのです。しかし、その設備を新しく設立された「釧路コールマイン」が受け継ぎ、現在は諸外国への技術移転や研修生の受け入れ、リサイクル技術の研究開発など、世界に貢献する施設として今でも活躍中です。
子供のころ道東に住んでいたとき「地球がある限り燃え続ける太平洋の海底炭」と書かれたでっかい看板をよく見ましたが、石炭自体の需要がなくなっても、この炭鉱の財産は地球があるかぎり熱く燃え続けることでしょう。
「旧太平洋炭礦炭鉱展示館」
〒085-0805
釧路市桜ヶ丘3-1-16
℡: 0154-91-6725
開館時間: 平日・日曜 10:00~16:00(水曜定休)
入館料: 大人300円 小人200円
くしろバス17系統白樺線「白樺台行き」で、釧路駅前より約20分「スカイロード」下車すぐ。ただし晴海団地経由便はスカイロードを経由しません。
本数は非常に少ないです(1時間に一本以下)。よほどバス好きでなければタクシーのほうが無難かも。もし「炭鉱展示館」で分からなければすぐ向かいの「青雲台体育館」の名を言うと良いでしょう。
太平洋スカイランド - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
ウィキペディア記事拝読しました。なるほど。。色々な謎が解けて良かったです!
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/
と申します。
私が運営しておりますホームページ「炭鉱マニア」
http://coal-mania.hp.infoseek.co.jp/
内のサブ・コンテンツ「太平洋炭礦」のページ
http://coal-mania.hp.infoseek.co.jp/pacific.htm
から、この貴日記記事にリンクを張りましたので、その旨、報告申し上げます。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
リンクを貼っていただき、ご報告もいただきありがとうございました。
さっそく「炭鉱マニア」をはじめ、サイトを拝見しました。内容ももちろんのこと、ポータルサイトとしてもすばらしいですね。今後ともよろしくお願い申し上げます。