goo blog サービス終了のお知らせ 

今日、私が、思うこと。【略して「キョウワタ」】

ハンパな知識でも、今日私が思ったことを、素直に書いてみます。

No.481  久々のバイブルで気合を入れる!

2009年06月09日 00時57分04秒 | Weblog
同じ読書でも小中学校に読んだものは何か違う。

中学校の頃、兄が先に行った修学旅行先の京都であるお寺に行って和尚の話が面白かったので「不動心」という本を買ってきた。
その証拠に本には直筆のサインが入っていた。

その本を読んで中学生の私はいたく感激し、この本の続編をも購入した、と記憶している。

そのお寺は大仙院。
和尚の名は尾関宗園。
本の名は「続・不動心  大死一番」。

禅寺の和尚らしく
「その時、その場で生ききれ、死にきれ!」
と何度も絶叫する。

飾り気の無い語りが新鮮だった。

もうすでに本は赤茶けている。
何度読んだかわからない。
カバーもボロボロだ。

でもこの本が本棚に並んでいるだけで、安心する。

私は「一意専心  きちがいになれ」という章が好きだ。
学生の頃って一生懸命やるのが照れくさいという風潮があった。
なんかスマートなやつがもてたし、少しひねているやつも人気があった。
でもこの章に紹介されている先生は無骨な大真面目オトコだ。

田舎の小学校の先生が貧しくて山の学校に上がってこれない生徒のために「青空学校」をはじめた。
大変な好評だった。

ある日大雪が降った。
今のように携帯どころかまだ一家にひとつ電話も無い。
吹雪の中、万一生徒が来たら大変だ・・・と先生は山の中腹に行った。
幸い生徒はいなかった。
でもこれから誰か来るかもしれない。
先生は待った。
そしてそのまま帰らぬ人となった。

私は今回もこの話で泣いた。
この涙は気合の涙である。
ようし、気合が入ったぞ!

ありがとう、和尚。

No.480  広告業界、ガンバ!

2009年06月08日 15時22分29秒 | Weblog
広告業界のガリバー電通があえいでいる。
図体が大きいだけに、この100年に一度の大不況は大変だ。
もちろん業界自体が火のクルマなので、今後合従連衡のスピードは加速するばかりだろう。

スピードは必要だが、あせりは禁物だ。
あせると必ず罠にはまる。
特に私のようなオッチョコチョイは、危ない。

私の会社は小さい。
でもフットワークはたぶんかなりいい方ではないか?
企画をメディア等に持ち込むフットワーク。
それを仕上げるスピード。
必要と思われるお客様にご提案する的確さ。

以前大きな会社にいたときでは考えられないことだ。
大きな会社にはもちろん大きな会社のよさがある。
そして小さな会社には小さな会社のよさがある。
今の私は小さな会社の自由が本当に心地よい。

まだ結果は出ていないが、これからキッチリ数字に結び付けようと思う。

業界は厳しい。
お客様の景況感も厳しい。
そして自分も仲間も厳しい。

でもこの先にはきっといいことがある。
いいトピックスを、創りだす。
そんな意気込みで同じ業界を盛り上げて行きたい。

No.479 感動なくして、進歩なし。

2009年06月07日 21時57分47秒 | Weblog
『石の上にも三年』と言う。

OB会報も四号となった。
創刊号はリソグラフ。
写真はザラザラ。
折り込むだけの6ページ。

第二号は普通のコピー。
まだ写真は集合になると誰だかわからない。
ページは増えて8ページに。
製本はせず。

昨年の第3号で初めてモノクロ印刷した。
写真がキレイに表現できた。
本当に感動的だった!初めて製本もした。

普段仕事でいくらでもパンフレットを作っているのに何故か会報は違う感動だった。

今年の目標はカラー印刷だったが予算が合わずモノクロに甘んじた。

こうなるとあまり大きな感動はない。
大変だったのに、感動がない。

こうなると人を変えていくしか道は無くなる。
感動の無い仕事はしたくない。

新しいスタッフで新しい会報を来年デビューさせて欲しいと強く思う。

No.477    宇宙は永遠にわからない

2009年06月05日 12時51分12秒 | Weblog
宇宙のネタで油を売った。
知識は大して無いが、興味は人一倍。
書店でもよく「Newton」などを立ち読みし、胸をときめかしていた。

得意先の担当者と宇宙の話になったのでこのDVDを思い出した。
少し前に何とか最後の補修を終えたばかりの「ハッブル望遠鏡」だ。
宇宙空間に浮かぶ唯一の望遠鏡の画像はその当時世界の度肝を抜いた。
光の色が実に鮮やかで、その星雲のカタチもオリジナリティあふれるものだった。
貸し出す約束をしたので久しぶりに見てみた。
内容をちっとも覚えていなかったから。

見ても思い出さなかった。
きっとずいぶんと昔に1回きり見たのだろう。

それにしても宇宙の始まりの議論はいつ聞いてもこっけいだ。
ビッグバンという名の爆発があり、今も宇宙は猛スピードで膨張していると言う。
でもそれは結果論的にわかった空間認識で、以下の問いには一向答えるつもりは無い。
・宇宙のできる前はどんな状態だったのか?
・宇宙の外には何があるのか?
・宇宙は他にもあるのか?

120億光年と言う遠方に地球からもっとも遠いと思われる銀河がある。
その光は120億年かけて地球に届いた。
今はもう無いかもしれない星の光。

コミュニケーションはとれない。
時間的同時性が無い相手とはコミュニケーションは成立しない。

今昔様々な光が夜空を彩る。
宇宙の実情は永遠につかむことはできない。
それは時間と言う壁が常に立ちふさがるから。
それがまた宇宙の魅力を増すことになる。

No.476     準備が重要

2009年06月04日 21時18分53秒 | Weblog
ある得意先のキーマンを訪問した。
以前にお会いしている方だが、まだ未知の部分が多く面会の目的はヒアリング。
2番目の目的は「信頼感の植え付け」。
かなりハードルが高い。
お相手はかなりのエリートだ。

こうなると小心者。
とにかく事前準備を模索する。
ふだん日課にしている新聞2紙の切り抜きなどから話のネタや企画書の方向に合うようなものを必死に探す。
そして自分なりの「ヒアリングのためのメモ」をつくる。
これがないと怖くて仕方ない。
前の晩遅くまでプレゼンさながらの準備だ。

もちろん相手のある話。
予定しているように話が進まないことも多々ある。
自分が用意したことが「おおはずれ」のこともある。
聞きたいことが聞けないこともある。
それはそれで悔しいが、自分の見当違いとあきらめが付く。

大事な面会は準備がすべて。
そう思っている。
準備が思うように行かないと、自信も持てない。
プロセスこそが大事なのだ、と強く思う。

今回のヒアリングはたたき台として用意したメモが、先方の思っていることとほぼドンピシャだった。
びっくりした。
だが逆にはまりすぎて「サプライズ」「予想を超える」ことができなかった。
プロとしては多少フラストレーションが残るが、外すよりまし。
次回がある。


キャチャーは試合中ポジションにドカンと座っている印象があるが、そうではない。
ランナー無しで内野ゴロが転がると、バッターの後を追い全力で1塁方向に走る。
野手の送球がそれたときのためのカバープレイだ。
プロテクターやレガースなどをつけて走り回るのは難儀だ。
しかもほとんどの場合役に立たない。
でも毎回続ける。
1万回に1回のために。

私はこの万一のためのカバープレイが好きだ。
この準備こそが試合を決めると信じて走る。

No.475    世の中で一番会いたくない人

2009年06月03日 18時57分15秒 | Weblog
誰にでも一人や二人いると思うが、私にもいる。
以前勤務している時に同じチームだった人だ。
新人時代、えらく邪険に扱われた。
イチャモンと言っていいほどのことでつっかかってきた。
しかもものすごく陰険。

普通どんなにいやな人でも「いいところ」をさがすのだが、未だにこの人に関しては見つからない。

そんないやな人と街中ですれ違った。
雨が降っていて良かった。
傘で向こうは気づかなかった。

でもいや~~~なものが残った。

こんな日は酒を飲んで早く眠ってしまいたい。。。。

No.474    KOWAKATTA

2009年06月02日 13時40分23秒 | Weblog
昨晩いつものように深夜ハンドルを握っていた。
そしていつものようにオール2車線の「バイパス」の合流地点にさしかかった。
首都高などのそれと違い、合流する道路は十分とられているが何せ夜中なのでダンプが多く、飛ばしている。
一瞬の隙も許されない。
その時間は居眠り運転も多いと聞くので、かなり早くからウィンカーを出すようにしている。

私が合流するとき、前には車両がいなかった。
合流しようとする車線にも十分な空きがあった。
バックミラーで確認し、いつものように目視したその瞬間!
なんと合流するΛ字の先端で追い越し車線から猛スピードのダンプが自分に向かって鋭角に車線変更してきたのだった!!

私は今思うと、メチャクチャ平常心だった。
なぜかは説明できない。
ただΛ字の合流地点を本線にはみ出したところで停車してしまった。
(こんなこともあるんだ・・・)

これで事故を起こしても、私の進路を妨害したダンプは罪に問われない。
すでに数キロ先まで走り去っていて、誰も証拠を示せない。
でも事故が起これば、死傷者が出る可能性も高い。
「自覚の無い犯人」というところだ。

深夜の運転には、気をつけましょう。

No.473    エニアグラムのすごいところ

2009年06月01日 08時02分51秒 | Weblog
いつも楽しみにしているエニアグラム・コーチング社のメルマガにドキリとするような文章があった。

   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

人は、「自分が普通に出来ることや方法は、他者も同じようにし、出来て当然」と
考える特徴を持っている。
それは「認知のゆがみ」、思い込みである。
この思い込みが、他者の力をそぎ落とし、互いの関係を悪くしている。

   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

これは本当に恐ろしいことだ。
肝に銘じて、何度も見直して、いつも認識しよう。
自分ができることは少ないのだ。
自分を棚に上げて、他人を攻めるなど「愚の骨頂」だと。