小田和正師匠が
再びJRAのブランドCMをてがけたというので
早速JRAのサイトで見させてもらった。
http://www.jra.go.jp/topics/koukoku/index.html#cf
田舎の広告マン的に言うと
(いまどき120秒CMなどというものが存在するのか!)
という驚きがあった。
私が東京の広告マン時代はバブルの後半。
CM業界もやりたい放題で長尺CMも花盛りだった。
たしか私の担当していたクライアントも
120秒CMを手がけていたように記憶する。
通常
言いたいことを絞り込んで
思い切り詰め込む15秒CMと違い、
かなりのことができる反面、
制作者の力量が大きく問われるのは言うまでもない。
でも日本有数の制作スタッフが作っているだけあって
そしてふんだんな予算を投入しているだけあって
目を見張るほどのまぶしいばかりの映像美である。
ストーリーも明快で、優しい。
そこに小田さんの新曲が
負けないほどのパワーでかぶってくる。
すごく存在感のあるヴォーカルである。
以前「wohwoh」という曲で
「最後の10完歩」というブランドCMを成功させているだけに
プレッシャーも大きかったはずだが、
よくマッチしていると思う。
師匠さすが、である。
聞けば絵コンテの段階で曲が届き、
それに合わせて撮影されたらしい。
映像と音楽がピッタリ来ているのも
うなずける。
内容は
ある牝馬の一生というストーリーなのだが
走る(泳ぐ?)トレーニングをしているシーンで
なぜか涙が出てきた。
(馬主のために、
JRAのために、
競馬のために、
人間の賭け事のために・・・)
まずい、考えすぎである。
悪い癖だ。
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