(´・ω・`)ショボーン

いろいろと…

進化って遺伝子の強制変異だと思う

2013-03-17 | News
進化は産まれてから生きている間には起こらず、長い年月をかけて種を保存し続けていきながら(コピーし続けながら)変化していくものだと人は言います。『獲得形質は遺伝しない』なんて言われてますが、生きている間にその環境に合わせた変化をとげた(生きていくのに変化せざるを得ない環境であった)場合、同時に遺伝子変異ももたらすのではないだろうか。これは生きている間に進化した…と同じ事なのではないだろうか。

そう考えると、生きている間に環境に適応せざるを得ない状況で生き延びた場合、その子孫にもその変異した遺伝子が受け継がれる。そしてより環境に適応した種が保存されていく。例えば、大型恐竜は氷河期時代に環境に適応できずに絶滅したが、分化した小型の爬虫類は土や岩場などに生息場所を変え、捕食する対象も変わる。長いことその対象を捕食し続けることで生命を維持する為に必要な栄養素の構成が変わり遺伝子レベルで変異していく。全ての動植物は栄養を摂取する対象が、限定された範囲の環境の中で遺伝子に変異をもたらしていったのではないだろうか。 動物が生まれたときから食べるべき対象を知っている事や植物が生まれながらに自生できる浄土や環境を知っているのはその為である。環境に合わせて変化していったのが進化であるという意見はそういう事だと思う。

私たち人間は色々な見方からも今も進化し続けているのだと思うが、姿ががらりと変わる進化を遂げる為には環境の変化が必要なのだろう。環境が変化する度に苦労するのだが、その苦労から進化が発生する。まさに神の領域と言われる遺伝子構造を解明しようと今も学者達が研究している。強制的に遺伝子を変化させることは悪いことではないと思う。もともと自然界でも環境の変化を強いられた状況下で強制的に遺伝子を変化していっているのだから。ただ、今後にどのような未来が待っているのかは人間の倫理にかかっていると思うのだ…。