(´・ω・`)ショボーン

いろいろと…

子供に手作り食べさせてあげてる自信ありますか?

2013-03-06 | News
『手作り料理と思えるものは?』というアンケートを既婚女性673人に行った結果

・カット野菜をドレッシングであえ、サラダに(14.1%)
・野菜を切ってドレッシングであえ、サラダに(69.4%)
・麻婆豆腐の素に豆腐入れる(34.2%)
・麻婆豆腐の素にひき肉と豆腐を入れる(47.4%)
・レンジ用から揚げ粉を使用し、から揚げ(風)に(37.7%)
・フライパンでから揚げ(風)に(71.0%)
・レトルトカレーを温めてご飯にかける(2.1%)
・レトルトカレーに肉、野菜を追加して煮込む(29.2%)
・市販のルーを使ってカレーに(73.8%)


『手作り』と聞くと手間暇かけて作るというイメージが定着していますが、共働きの既婚女性が増えている中で、時間をかけられない理由から『手作り』という概念が変わってきているようです。

上のアンケート結果から『手作り感』について分類してみると、

・『包丁』で切ると手作りになると思う
・『フライパン』を使うと手作りになると思う
・『』を使うと手作りになると思う

キーワードは『包丁』『フライパン』『鍋』です。
これらを使えば『手作り』という概念のようですね。

昔ならば、『切る』『焼く』『煮る』のに道具を使うのは当たり前で、『調味料の量を調節し味を見ながら作る』のが手作りでした。 お袋の味なんて良く聞かれますが、同じ材料で作られても作る人によって味が違うのが手作りの醍醐味です。 アンケート内容でほとんどの方が調味料の量で味を調節させていない。 出来合いの物にちょっと手を加えて終わりという内容。

自分のお子さんにもぜひお袋の味を知ってもらいたいですよね? お母さんにはお母さんの味しか出せない。 子供にとっては、これはお母さんの味だ!って一生忘れられない思い出になるんです。

時間が無いなりに一工夫でお母さんの味を作ってあげて下さい。 キーワードは『調味料の』です。 料理の基本『さしすせそ』は知ってると思いますが、『砂糖』『塩』『酢』『醤油』『味噌』の5点調味料です。 現代ではこれらの他に『ケチャップ』『ソース』『マヨネーズ』の3点調味料も増えています。 これらを入れるだけなんですから、ものの数秒もかからないでしょ?

例えば、お弁当のハンバーグをひき肉から作るのは時間がかかり過ぎる。 ハンバーグは市販で構わないですが、ケチャップ付けて終わり…にしてませんか? そこで一手間が必要なんです。 時間はかかりませんよ。 ケチャップとソースを混ぜるだけです。 この混ぜる割合でハンバーグの味は毎回がらりと変わります。

最近のお母さん達は、お子さんがその味を気に入る気に入らないとか気にしすぎで、口開く度に『美味しかった?』って聞いてませんか? 恐らく心当たりある主婦8割だと思います。 聞く必要ありません。 お袋の味はそういう物ではないと言うことを自覚しないと一生作れません。 子供の好き嫌いが多くなっている原因は、そういうことをしている母親が多いからです。 子供の顔色をうかがいすぎて、栄養も偏らせてしまっている。

学校の給食は栄養士さんが栄養バランスを考えて作っていますよね。 しかも、献立は一人一人の子供達の意見を聞いて作られているわけではありません(たまに好きな給食アンケートやる時ありますが)。 子供達が好き嫌いが無くなるように色々な物を出しています。 それが肝心なんです。 一方的に作って食べさせる。 食べたくないと嫌がったら、調味料で味付けを変えてあげればいいだけです。 味付けを変えるだけで、「エ?」と思うほど嘘のように子供は食べてくれます。 本来なら、ピーマンが嫌いな子供にはひき肉の段階でピーマンの微塵切りを練り込んでハンバーグにしたり…とか工夫できればいいのですが、時間がない主婦なら塩を加えた熱湯に潜らせて苦みを取り、調味料で味付けを変えるだけでバランス良く栄養摂取させられます。 「わぁ、ピーマン食べられたね。良かったね」って、そういう愛情も含めてお袋の味につながります。

『手作り=お袋の味』
今一度、お袋の味について考えてみてはいかがでしょうか。