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ポジティブな私 ポジ人

冬の豊平川

♪明日がある、明日がある、明日があるさ♪と歌って、今日出来ることも明日にまわしてしまう日々。あー、ダメだ~。今日が最後の日だと思って生活しなきゃダメなのに。
そんな私の毎日。

最近のウォーキングはもっぱら雪原のキツネ探し。姿は見つけられないのだが、歩いた形跡は足跡としてしっかり残っている。元気そう。

夏場ジョギングしている豊平川河川敷のコースを、ミュンヘン大橋から歩いて行ってみることにした。

最近は日が陰ってからの外出。気がついたら午後4時過ぎ。
ドラキュラみたいじゃないの。
マックのCMの妻夫木君を思い出す。
でも、夜行性のキツネに会う確率が高くなる。ちょっと期待しながら。

河川敷は雪で歩けないので、土手の上から川を望みながら、雪の歩道を歩く。
左手に豊平川。右手に交通量の多い豊平川通。でも、道路と私の間には、私の肩の高さに積もった雪。
その雪の下側には、沢山のツララ。寒暖の差で雪が溶けて出来たツララ。
子供の頃は喜んでポキポキ折って、集めたツララ。急に童心に帰って、歩きながら豪快に数回蹴散らした。
童心に帰った割には、可愛らしく無い行動だったが。
一本だけ地面に続いた太い柱のようになった氷柱があった。一度では折れずに蹴った足が痛かった。
大人らしくない行動に、抗議の氷柱か。

今年は降雪量の多い年だった。
JRが麻痺し、河川敷のいつもの雪捨て場も満杯になってしまったぐらいだから。
雪解けは例年より遅くなるだろうな。

歩きながら河川敷の雪野原を眺める。
川べりを歩くキツネの足跡がずっーと続いている。
野ネズミの小さな足跡もある。
そして、ウサギらしき足跡。いるのかな?進行方向に逆ハの字型の足跡。
キツネや野ネズミで無いことは確かだが…。

夏場のジョギングの時に、折り返しのコースとなっている橋の名前を今回初めて知った。「藻岩橋」というのか。
いつもはジョギングして橋の橋脚にたどり着いたら折り返していたので、橋の名前も知らずにいた。

藻岩橋の上からミュンヘン大橋方向を眺めてみた。遠く左にそれて橋の全貌もよく見えなかった。
川が大きくカーブしているし、下流方向に当たるので、土地が下がっていっているのだ。
写真を取りたかったが、さして良い景色でもないのでやめてしまった。

残念だなと思いながら、橋の上から川辺を眺めてみた。何かいないかなと思って見ていると、石の横に動いているものがいた。
ネズミかなと思ってスマホでとらえて拡大してみると、鴨の夫婦。恐らくマガモだ。
これまでマガモは季節が寒くなったら南へ行く渡り鳥だと勝手に思っていた。冬場目にするのは初めてのことだった。
かじかむ手で、何枚か写真に取った。



自宅に戻り「さっぽろ野鳥観察手帖」で調べると、マガモが見られる季節は「周年」と記載されていた。一年中見られる鳥なのだ。知らなかったなあ。更に「冬鳥」とも記載があり、秋に渡ってきて冬を越し、春に渡去する鳥という事だった。

仲良く2羽で冷たい川の中に首を突っ込んで、水草でも食べていたのだろうか。キツネの餌食にならなければ良いけれど。

キツネはキツネで大変だとは思うのだが。

北海道新聞に「キツネの動画が見られます」とQRコードが載っていた。
スマホで読み取り見てみると、オホーツクのキタキツネが一面雪の平原を歩く短い映像だった。
その狐は艶の良い毛並みの整った、丸々とした美しいキタキツネだった。
この間私が豊平川付近で写したキタキツネとは大違いだ。
痩せて毛並みも悪い。顔も心なしか苦労と苦悩が刻まれた顔つきにも見える。


田舎のキツネと都会のキツネ。
都会のキツネは幸せを感じているだろうか、心配になる。

でも、エサはあげちゃ駄目。これだけは厳守。悲しいけどなー。




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