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ポジティブな私 ポジ人

春近し

2月26日土曜日
寒気が緩んだ今日は、天神山緑地方面へ小鳥を見に行こう。

いつもの穴場の入口近辺で、聞いたことのないさえずりが聞こえる。
頭上の木を眺めると、鳥の集団。スズメかな?そう思ってよく見ると頰が赤い。うそ!嘘じゃないよ本当。ウソの群れ。
久しぶり。何年ぶりだろう。

ポケットからすぐにスマホを取り出して、上を向く。同時にバランスを崩して、雪のクッションに尻もち。それでも気にせず、すぐに立ち上がって、数枚写真に収めた。
子供がまだ小さかった頃、早朝、近所のコンビニへバイトに行く途中で見かけて以来だ。



悲しいぐらいに、何の鳥だかわかりませーん。スマホの限界に涙。

比較的大きな道路のそばだが、交通量がそんなに無いので、一歩緑地へ入ると小鳥の声しか聞こえない。

ひときわ高らかなさえずりが、ずーっと続いている。
声のする方向へ目を向け主を探してみると、幅広ネクタイのシジュウカラのオス。

縁遠くなったこのオバサンにだってわかりますよ。恋の季節なんですね。

しばらく観察していると、周りにメスだろうか、数羽入れ代わり立ち代わり。追いかけっこが始まった。

いいわねー。若いって。
オバサンの心も春めき始める。

精進川の滝はどうなったかな。
天神山緑地とは反対側。道路を渡って行ってみる。

まだまだ滝は雪の中だった。

シンとした中で滝の音と川の流れる音が心地良い。感覚が研ぎ澄まされる。
静寂の中で木をつつく音が響く。
私の直ぐ近くの木から聞こえる。木の周りを移動しながら梢の方を見回すと、見つけた。アカゲラ。
またスマホを出してみるけど…。やっと判別できるかどうかの、限界スマホ。


しばらく眺めていようと思っていたのに、すぐ近くにカラスが3羽寄ってきて、逃げちゃった。

そこから、豊平川へ向かう。

昨日、橋の上から川を見ていたら、マガモのオスが1羽いたのだが、奥様がどこを探しても見当たらず、もしや奥様はキツネに…と気になっていたのだ。

橋の北側にはいなかった。
南側もいないカモ…と期待していなかったら、いたー!
最初に見つけたのは、メスのカモ1羽。あら、奥様ご無事で。ご主人は?探してみると、少し離れたところに、別のペアのカモがいた。



ということは、奥様、ご主人とはお別れに?
奥様、何故かペアのほうのオスへ横恋慕。いけませんわ。



この三角関係どうなる!
気を揉んでいると、新たなるオス登場。なんだ、奥様、ご主人いらっしゃるんじゃありませんか。



かくして、私が憂う必要もなく、二組のカップルはそれぞれの方向へ。
安心しました。

カモの撮影を終えると、足元に虫!まだ、雪だらけですぞ。小鳥たちの餌になっちゃう。



もう、春ですなー。

橋からの帰り道、雪の陰にうずくまっている様子の人の頭が見えた。
具合でも悪くなったのかと声をかけようかと近づいてみると、予想もしなかった光景が!

ミュンヘン大橋の東の端。
普段は横断歩道を渡る人が、立って待つ場所。それも地面に座って、小さなビニールを広げ、その上に並べられているのはスマートフォン。それも3、4台。横一列に並べ、さらに片手にも持っていたと思う。そして地面に並べたスマホは、全台同じ何かの画面が映っていた。
北側へ向けた数台のスマホをせわしなく操作するその人は、一体何をしているのか。

もの凄く気になったけど、ちょっと異様な風景なので、聞く勇気が出なかった。
それに、ジロジロ見るわけにも行かない。通りすがりにちらりと見て、確認も立ち止まりもせずに通り過ぎた。
気になるー。

その方は毛糸の帽子をかぶった年配の女性だった。見た限りでは、年齢50代くらいだろうか。

気になる気持ちをモヤモヤ抱えたまま、歩いていると、初音ミクと同じ色の髪の女の子とすれ違った。そして、目の前には水色の軽自動車、さらにに水色のジャンバー姿の二人の女の子。

水色3連発に不思議な気持ち増幅で家に着いた。

あの地面のスマホ。一体何だったのか?
ポケモンゴーかなと思って調べたけど、画面がそもそも違う。

ああ、気になるー。




コメント一覧

ポジ人
インドア・ネガティブ様、コメントありがとうございます。

文章を読むだけで、ワクワクがとまりませんでした。
素敵な環境でお過ごしだったんですね。羨ましいです。
思い出は、いつまでも消えませんからいいですね。
私もとても楽しくなりました。
素敵な思い出をご紹介下さって、ありがとうございました。
インドア・ネガティブ
今週末はまた荒れ模様だとか、本当に春が待ち遠しい。
もともと農家だったので10年前までは樹木が生い茂った広い庭がありました。様々な鳥たちがやってきます。冬になるとウソ、イカル、キレンジャク、ヒレンジャク、イスカなどを家の窓から見ることができました。なめらかな羽毛や赤や黄の差し色がハッとするぐらい美しい鳥たちです。
アカゲラ、ヤマゲラなどのキツツキ類、ゴジュウカラ、シジュウカラやカワラヒワ、いつもピーピーとうるさいツグミやヒヨドリは庭の常連です。お向かいの鈴木さんの松林には春になるとチゴハヤブサが営巣しカラスとバトルを繰り広げます。
中学生ぐらいまでは雉やカケス、フクロウ類もやってきました。水田ではヒバリ、カッコウ、サギ、モズ、すごい音を出しながら急降下するオオジシギ、稲穂にはびっくりするぐらいの雀の大群、稲刈り後にはガンの仲間、そしてそれを狙うイタチも。
1970年頃から白石区では大規模な宅地造成が始まり、農地や原野が消えていきます。
ポジさんのブログを読んでまた鳥たちに会いたくなりました。川下公園なら歩いて40分ぐらいかな。雪が溶けてからだけど。
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