初めてのキドン・クレーメルなんだよなぁ・・。
聴く機会は何度かあったんだけど、クレーメルってなんか知らないけどここらでやると
プログラムが奇をてらった選曲多いコンサートばかりでイマイチ聴きに行こうと思わなかった。
自分の中ではクレーメルと言えば、文句なくアルゲリッチとのコンビでの
ベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタが強烈に印象に残ってる最高傑作だよなぁ♪
今日もかなりこだわりの選曲で、バルト三国出身の現代音楽作曲家2曲と
グレン・グールドへのオマージュと題して、バッハ作品による現代作曲家による曲集。
シンセなんかも入ったりして、かなり革新的だけど充実の聴きごたえある演奏だった♪
唯一ヴァイオリンによるシューマン：チェロ協奏曲でホッとする。
クレーメルのヴァイオリンの印象は、昔と違い円くなっちゃった感じ・・・そんなもんか。
でも、このクレマラータ・バルティカってバルト三国出身の室内楽との相性が素晴らしかった！
我が道を行くクレーメル。尊敬します！
