Ma Vie Quotidienne vol.2

容量オーバーのため引っ越しました。

さようなら 特急スーパー白鳥

2016-03-21 23:56:23 | travel
岩手をあとにしまして、新幹線にて新青森到着。

ほんとは急行はまなすに乗って北海道に戻りたかったのですが、
奇しくも今夜青森発のはまなすは廃止前のラストランということで、
チケットは秒殺で完売

すぐに気持ちを切り替えて、
それじゃあ帰りは、こちらも廃止となる海峡線スーパー白鳥に乗ろう!
ってことになったのでした。

新青森駅にはメッセージボードが


ホームにも!


これがスーパー白鳥です。




さて、そろそろ出発です。乗り込みましょう。



見飽きるほど見慣れたこの絵と時刻表も、
これで見納めとなるといとおしくなるから不思議なものです

隣の青森駅で少し長めの停車。







3日前、青森駅とお別れしたつもりでしたが、また会えた
スーパー白鳥と青森駅のコラボも写真に撮れてよかった

さて、青森を出発し、スーパー白鳥は青函トンネルに入りました。

スーパー白鳥にもだいぶお世話になりましたが、
やっぱりなくてはならなかったのは急行はまなすです。
なんかまだ信じられないですねー。
はまなすがなくなるなんて・・・。

もう、次回からどうやって岩手に行けばいいか、
頭が混乱しています。
一番の問題は、札幌ー函館間です。
土日で岩手に行くなら、
函館を朝イチの新幹線で出なきゃいけないから、
そしたら、函館前泊か、深夜バスで函館に早朝着?
もうぜんぜんイメージわかない・・・・

とかなんとか、考えているうちに青函トンネルを抜けてもうすぐ函館。

函館到着間際に、車内アナウンスで、海峡線のこれまでのこといってて、
新幹線が八戸まで延伸になったときにスーパー白鳥が誕生した・・・って聞いて、
あーその前は「はつかり」だったなーとか、
八戸から青森への延伸のときのこととかいろいろ思い出して、
また勝手に号泣しちゃいました

そして函館到着。

札幌行きの特急との乗り換え時間があんまりなかったので、
函館でゆっくりスーパー白鳥とお別れできませんでしたが、
ほんとお世話になりました、ありがとう

そして札幌に戻ったのが夜11時過ぎ。
ちょっと前に、最後の急行はまなすが青森駅を発車したと思われます。
明日の朝は早起きして、
最後のはまなすを札幌駅にてお迎えする予定

おやすみなさい

早春の岩手沿岸へ ⑫ 花巻 マルカンデパートへ

2016-03-21 14:38:19 | travel iwate
釜石から遠野に寄って、今度は花巻へ。


お目当ては、こちら。

マルカンデパート。
地元の小さな百貨店ですが、
建物の老朽化や収支の問題などで、この6月に閉店になるそうです。
物販の方よりも、6階の食堂がすごい市民に愛されていて、
古き良き昭和の感じがいい感じで残されていて、
名物メニューもあるっていうんで、
その食堂だけ何とか残せないのかとかいう議論にもなったりしてました

閉店が決まってから、特に週末は食堂に並ぶ人がハンパないとは聞いていたのですが、
6月前に岩手に来るのはもう今回ぐらいしかないと思われたので、
ダメもとで行ってみることにしました。

エスカレーター前には、

はは、やっぱりね
まあ、どんな感じか、上までいってみましょうか。

6階についたら目の前を列が横切っていました


最後尾がどこか探ってみたところ、階段を上って上の階まで・・・

催事のためのフロアが、ぐるりと人で埋め尽くされている状態

名物の、お箸で食べなきゃならんくらい大きなソフトクリームだけでも食べてみたかったんですが、
あきらめましょう。


一応、食堂の入り口だけでも、思い出に

私みたいな一見さんじゃなくて、
ここにお世話になってさようならを言いたい方々が
いい時間を過ごせますように・・・とお祈りして、駅に戻りました。


宮沢賢治のふるさと花巻、かわいらしい町です。
またゆっくり来ますね。

さて、ここから盛岡に戻り、新幹線で新青森まで。
そして新青森からは、
これまた今回の旅で最後の乗車となる、海峡線の特急・スーパー白鳥で北海道に戻ります。

3か月ぶりの沿岸に加えて、ほんとに久々に遠野や花巻にもよることができてよかった
またね、岩手。

おわり。


早春の岩手沿岸へ ⑪ 遠野 千葉家へ

2016-03-21 11:37:02 | travel iwate
快晴の釜石


三連休の3日目は、沿岸を離れて、
釜石の隣町、遠野に向かいます。

ひと月ぐらい前だったか、
遠野にある国指定重要文化財の南部曲り家・千葉家が4月から10年ぐらいかけての大改修に入る、
との情報を得て、
それはこの連休にぜひ行っておかねば!と、旅程に組み込みました。

岩手生まれのわたくしですが、
高校卒業後すぐに北海道に渡ったので、
岩手のあちこち、知らないところが多いのです

さて、釜石から電車で1時間ぐらいで遠野に到着。


遠野の駅から「千葉家」までは結構な距離で、
公共交通も時間的に不便だったので、タクシー利用。
帰りも何時のJRに乗りたいから何時ぐらいに迎えに来てって頼んで、
さて、千葉家、ぐるっと見て回りましょうか。




江戸末期から大正期に建てられた、当時の豪農の屋敷と付属建築群です。
母屋と馬小屋が直角に連結した曲り家形式で有名です。



さて、中に入りましょうか。

まずは外装から。



茅葺屋根がボロボロ・・・。
こりゃ大改修が必要ですね








さて、内装も見ましょう。








ほんとは当時の農具や生活道具の展示もあったんだけど、
大改修前で全部避難させられちゃってるみたい。残念・・・。


お風呂は2013年まで実際使われていたそうです



また外に出て、あとは付属建築を見て回りましょう。


水場。

そして蔵。





豪農って感じの蔵ですよね


お庭もあるし。


大工小屋。


土壁がボロボロ。


中のぞけちゃう

神社もあった。



1849年建立ですって。




立派な造りです。


ハセ小屋。




ぼろぼろの茅葺をトタン屋根で覆って保護してますね。

すごいですね。
江戸時代から脈々と続いていたこともそうですが、
奥に人が住みながら重文指定されてたんですから。

改修後、また見に来れたらいいなと思うけど、10年後か・・・・


さて、そろそろタクシーが迎えに来ます。
駅に向かいましょう。


遠野駅前のカッパさんたちに別れを告げて、
今度は花巻に向かいます。

つづく。