Ma Vie Quotidienne vol.2

容量オーバーのため引っ越しました。

早春の岩手沿岸へ ⑪ 遠野 千葉家へ

2016-03-21 11:37:02 | travel iwate
快晴の釜石


三連休の3日目は、沿岸を離れて、
釜石の隣町、遠野に向かいます。

ひと月ぐらい前だったか、
遠野にある国指定重要文化財の南部曲り家・千葉家が4月から10年ぐらいかけての大改修に入る、
との情報を得て、
それはこの連休にぜひ行っておかねば!と、旅程に組み込みました。

岩手生まれのわたくしですが、
高校卒業後すぐに北海道に渡ったので、
岩手のあちこち、知らないところが多いのです

さて、釜石から電車で1時間ぐらいで遠野に到着。


遠野の駅から「千葉家」までは結構な距離で、
公共交通も時間的に不便だったので、タクシー利用。
帰りも何時のJRに乗りたいから何時ぐらいに迎えに来てって頼んで、
さて、千葉家、ぐるっと見て回りましょうか。




江戸末期から大正期に建てられた、当時の豪農の屋敷と付属建築群です。
母屋と馬小屋が直角に連結した曲り家形式で有名です。



さて、中に入りましょうか。

まずは外装から。



茅葺屋根がボロボロ・・・。
こりゃ大改修が必要ですね








さて、内装も見ましょう。








ほんとは当時の農具や生活道具の展示もあったんだけど、
大改修前で全部避難させられちゃってるみたい。残念・・・。


お風呂は2013年まで実際使われていたそうです



また外に出て、あとは付属建築を見て回りましょう。


水場。

そして蔵。





豪農って感じの蔵ですよね


お庭もあるし。


大工小屋。


土壁がボロボロ。


中のぞけちゃう

神社もあった。



1849年建立ですって。




立派な造りです。


ハセ小屋。




ぼろぼろの茅葺をトタン屋根で覆って保護してますね。

すごいですね。
江戸時代から脈々と続いていたこともそうですが、
奥に人が住みながら重文指定されてたんですから。

改修後、また見に来れたらいいなと思うけど、10年後か・・・・


さて、そろそろタクシーが迎えに来ます。
駅に向かいましょう。


遠野駅前のカッパさんたちに別れを告げて、
今度は花巻に向かいます。

つづく。





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