Ma Vie Quotidienne vol.2

容量オーバーのため引っ越しました。

早春の岩手沿岸へ ⑩ 釜石で思いがけずモルトウイスキー

2016-03-20 23:55:35 | whisky/spirits
釜石で夜の部。

今回はこちらのお店にお邪魔しました。

鈴子の仮設店舗の咲家さん。
1年ぶりぐらいになっちゃいました、スイマセンご無沙汰してました

温かく迎え入れてくれて、まずはスパークリングワインでのどを潤す


近況をお話したりして、
最近はウイスキーの勉強してるんだって話になって、
そしたら「あるよ、ウイスキー」って。
ママさんは全然ウイスキー詳しくないんだけど、
詳しい人から譲り受けたのがあって、
味がわかる人に飲んでほしいからって出してくれたのがこちら。

ソサイエティやん
てっきり普通にオフィシャルが出てくるのかと思った
しかも1本じゃないし
ウケる・・・・。

こんなの出されたら、ちゃんとテイスティングしないと気が済まないんで、
せっかくの釜石の夜ですが、
しばしウイスキーに集中せざるを得ません

ということで、仕切り直し。

スコッチモルトウイスキーソサイエティのボトルには
蒸留所の名前は書いていないんで、
蒸留所コードから調べなきゃなりません

全部調べてから、飲む順番を自分で決めてテイスティングスタート。


蒸留所コード21 Glenglassaugh(グレングラッサ)
1972年12月22日蒸留 バーボン・ホグスヘッド樽39年熟成 alc.46.7% 

1875年に東ハイランドのマレイ湾に面した漁村ポートソイに創業した蒸溜所。
1986年に生産がストップし再開は絶望的と見られていたが、
2008年11月に新オーナーのもと再オープン。

香:はちみつ、 煮詰めたリンゴ、柑橘、 アルコール50%くらい? はちみつ梅干し
味:樽タンニン オレンジの甘味、ブドウの梗、若枝
  ライムの爽やかさと酸味、黄色い花の香りが鼻から抜ける にがみ、余韻短め

ソサエティのボトルには、
そのモルトがどんな風味かっていうのが書いてあるのがまた楽しいんですけど、
これには、
「甘いオーク樽の誘惑;たばこ、メープルシロップ、チョコレート、ミックスドライフルーツ」
云々・・・・と書いてありましたよ。
なるぼど



蒸留所コード9 Glen Grant
1990年7月5日蒸留 バーボン・ホグスヘッド樽23年熟成 alc.54.4%

1840年創業、スペイサイド。販売量世界第6位、イタリアにおいては断トツのNo.1。

香:スパイス、オレンジ、バラの花
味:はちみつ、オレンジピール、アルコール55くらい?
  桃、樽タンニン、余韻長め タンニン スパイス 甘味

ボトルには、
「甘さとスパイスの完璧なバランス;バター、カスタード、アニス、リコリス、メロン、ベリー・・・」
うん、たしかにフルーティで甘さとスパイスのバランスがいいと私も思った


ここでちょっといったんソサイテティから離れます。

Glen deveron (グレンデヴェロン)8年 70ploof(alc.40%)

1962年にバンフ(ハイランド)で創業のマクダフ蒸留所で作られている。
この蒸留所のモルトは、
オフィシャルがグレンデヴェロン、ボトラーズがマクダフという名前で出ている。
8年物は主に1980年代に流通していたものらしいです。

香:麦 スモーク
味:甘い 麦チョコ、ギュイッとアルコール感あがりフワッと広がる にがみ
  余韻長い 麦の甘味
なんか、古き良き時代のウイスキーって感じ

さて、ソサイエティ、まだあります


蒸留所コード1 Glenfarclas
1993年9月23日蒸留 バーボン・ホグスヘッド樽21年熟成 alc.56.2%

1836年創業、スぺイサイドの家族経営蒸留所。

香:麦 軽くスモーク リンゴ アルコール高い50後半から60ぐらいかも。
味:リンゴ 桃 麦、樽 アルコールが舌にビリビリ
  余韻長い 麦、桃 舌がビリビリ

ボトルには、
「チポトレ風味のブラディー・マリー」だって。
チポトレはメキシコの香辛料ね。
ブラディマリーはトマトジュースとウォッカのカクテル。
ん?
まあこのビリビリ感は確かにウォッカっぽいが、まったく私の感覚とは違うな
ちょっと加水してみればよかったかな・・・。


そして最後!

蒸留所コード4 Highland Park
1991年5月31日蒸留 バーボン・ホグスヘッド23年熟成 alc.53.8%

スコットランドの北、オークニー諸島メインランド島。1798年創業。

香:ピート 薬品 リンゴ
味:桃、麦、リンゴ、リンゴの皮、樽、スパイス、alc.52%ぐらい?
  余韻長い 麦 リンゴ

ボトルには、
「想像力への刺激;南国フルーツ、靴磨きクリーム、ココナツ、スパイス・・・」
うーん・・・ ま、いっか。

あー久々に頭使って飲んだなーって感じ
楽しかった。

でも、周りに地元のお客さん楽しくやってるのに
私一人でアホみたいにテイスティングしてて、すいません・・・。

たいした食事もしないうちにひとりウイスキー祭り始めちゃったんで、
おなかペコペコ。
焼うどん作っていただき、今度は同じ麦でも焼酎をお供に
お食事&トークタイム

是空 alc.37°
福岡の麦焼酎。
厳選された大麦から造られた本格焼酎を4年以上、樽とかめの中で長期熟成。

あーほっとする

いろいろごちそうさまでした

つづく。


早春の岩手沿岸へ ⑨ 鵜住居

2016-03-20 16:29:21 | travel iwate
釜石から大槌に向かうとき、鵜住居の道路がだいぶ変わってたので、
大槌から釜石に戻る途中でバスを降りて少し歩いてみました。

片岸で下車。

神社がすっと向こうにある・・・。
そのすぐ手前にあった国道のアスファルトが剥がされてます。


前回12月に来た時、「1月に国道が切り替わります」って看板あったもんね


土、盛られてますね。
盛ってからそこにまた道路作って、今の道路はまた剥がすってことでしょうね・・・。、


ここにもこれから土盛っていくのかな・・・。

さて、少し釜石方向に足を進めましょう。

おや!

こんな看板ができたんですね・・・。


あ、ここが道路切り替わりのポイントね・・・。


大浜渡橋付近は歩道の整備みたいな工事してました・・・。

橋を渡って寺前地区に入ると、ここにも新しい道路が。

ここも前回来たとき、「寺前交差点の位置が変わります」って看板があったもんね。


こっちが旧寺前交差点。

そして鵜住居へ。


山を切り崩して作った高台の上には小中学校が建設中。


この辺りも道路の移設準備が着々と進んでます。
写真左側、つまり海側に、盛り土の上の新しい道路がどんどん延びていってます。

この日は休工日で動いている工事車両がなかったので
ちょっと新しい道路をのぞいてみました

結構高くなってるよね・・・。


わあ、こんな感じ・・・。
周りも埋め立てられたらまったく違和感なくなるんだろうな・・・。

後ろを振り返ると・・・・。

右が海側。
防災センターとかあった辺りかな。海側はもう結構盛られてますね。


左から、
学校が建つ高台、今の国道45号線、新しい45号、その奥が公園などになる予定で造成中の土地。
新しい道路が完成したら、古い道路をはがして土盛るってことね、きっと。


鵜住居駅があった辺り。
またこの辺に駅ができるのかな・・・。

もう少し先まで行ってみましょう。
新しい道路はどこまで延びていってるのかな?



道路がまっすぐ薬王堂に向かってる・・・
薬王堂に行ってみよう。

薬王堂の駐車場から来し方を臨むと・・・・

ここまで新しい道路が来てます。
薬王堂の駐車場を突っ切って、その先の現国道とつながるんですねきっと。
薬王堂自体はどうなっちゃうのかな。
ここ、何かと便利なんだけどな。
バス停のすぐ近くで時間つぶせるしトイレも借りられるし
なくならないでほしい・・・

ということで、ここからまたバスに乗って釜石に戻ります。


つづく。



早春の岩手沿岸へ ⑧ 大槌

2016-03-20 15:27:53 | sake
吉里吉里からバスに乗っておおつち市街方面に移動しました。

まずは福幸きらり商店街へ。


3月とはいえ、ずっと外を歩いていて寒くて体が冷えてきたので
こちらで温かいものをいただきましょう。



ひっつみ、いただきました。
あったまったー

さて、また少し歩きます。
大槌川に沿って上流方面へ・・・。


つい先日で来たばかりの新しい消防署が対岸に見えました。
防災の拠点ができて、よかったですね

目的地はここ。

かあちゃんハウス 産直だぁすこ。
今年の1月にオープンしたばかりの産直です。
野菜なんかを買うのは、持ち帰り問題などでちょっと難しいので、
おやつを購入

さて、役場方面に戻りましょう。

大槌橋のあたり。

ここは12月に来たとき道路工事してたんですけど、
きれいに仕上がりつつありますね


復興住宅はもう人が住んでるのかな・・・。


そして今回も会えた、旧役場。


マスト方面へ、工事の状況を見ながらてくてくと歩いていきます。


まあ、基本的にはまだまだ盛り土そして整地って感じです・・・。


古廟橋の手前のところ。
前回も道路工事しているなーって思ったんですが、
今回は電柱もにょきにょき立っていて、
ここにあった県道がまた再開するんだなーってわかります。
ちょっと盛り土された上にできるので、
踏む地面は前と違うけど、また前と同じ道路が開通して、
バスのルートも前と同じになったり、お店もそこにできたりすると、
なんかちょっとうれしいですね

ではまた来ます、大槌。

つづく。




早春の岩手沿岸へ ⑦ 釜石から浪板・吉里吉里へ

2016-03-20 11:45:50 | travel iwate
釜石駅前から路線バスに乗って大槌町に向かいました。


海沿いを移動して・・・・



波板の花ホテルはまぎくのあたりで下車。


ホテルの駐車場にできたアムウェイハウスには、
12月に来たとき同様まだテナント入ってませんでした。


さて、またてくてく歩いて吉里吉里まで行きますか。



ホテルはまぎくと浪板海岸。


砂浜がすっかり狭くなっちゃったんですよね、震災で・・・。


吉里吉里の海が見えてきました。


はいどーも、3か月ぶり

国道の切り替えは、前回からさらに進んだのかな・・・。



ここらへんはあんまり変わってませんね・・・。




ふむふむ・・・。




ここの交差点も、前回からあんまり変わってないみたいね、まだ・・・。

前回はこの道を下りて海の方とか旧国道の方とか行けなかったんで、今回は行きますよ!



旧国道45号線を歩いてみる。



なんかじーんときちゃうな・・・。

たかーい堤防、建設中です。





へー。
こんな風になってるんだ。
意外となんか、素人目には、
つなぎ目が、困難で強度大丈夫なの?みたいな気がしないでもない


海岸にもいってみましょう。



お花が立ててあった・・・。
もう枯れていたから、5回忌の時にどなたか供えていったのかもしれない・・・。


さてもう一度、新国道に戻って歩いてみましょう。

新国道の上から、元の吉里吉里の地面を見下ろす・・・。

この細い道路の両脇にはたくさんの住宅がひしめき合っていたんだろうな・・・。
まさか自分のうちの真上に国道が通ることになろうとは
思っていなかったでしょうね・・・。


新国道の山側はこんな感じの造成地に。
住宅が建つのかな・・・。


前回見たときは土の表面だった、右側の道路、
アスファルトが敷かれましたね。


ずっと吉里吉里1丁目のほうまで延びている。
あっちが本線になるのかな・・・。


大槌側、現在の新旧国道連結ポイントはこんな感じ。
昨年末とあんまり変わった様子なしですね・・・。

次にここに来るのは5月の予定。
そのころにはまたアッと驚く変化があるのかも。
いいことなんだろうけど、ちょっと寂しい・・・。
前のまんまのところばかり探してしまうんですよね・・・。


梅の花(?)が咲く、5回目の春・・・。

さて、次は大槌町の中心部のほうに行ってみます。

つづく。

早春の岩手沿岸へ ⑥ 三陸鉄道南リアス線

2016-03-20 10:30:52 | travel
三陸鉄道南リアス線で、盛から釜石に向かいます。


しゅっぱーつ!


盛川を渡って、

恋し浜駅。



相変わらず下車する人多いね



越喜来(おきらい)湾が見えてきました。








堤防やら建物やらすごいたくさん工事してますね・・・。

釜石に入って、唐丹(とうに)、平田と進みます。




そして釜石到着。


さて、すぐに駅前からバスに乗ってさらに北上し、
お隣の大槌町に向かいます。

つづく。