拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 ~ 独坐大雄峰 ~

2013年02月04日 | 禅修行の思い出
  ボクの部屋の中 雑然とゴチャゴチャ 物がある中で 唯一 “本物” と言っていいもの それは老師から貰った書

  “ 独坐大雄峰 ” だけだろうか。

  ある日 居士林(一般人の修行者の道場)で修行中 直日(じきじつ=リーダー)を交代でしていた ボクを含めた4人が

  老師の住まいに呼ばれて お茶を頂いた。

  その時に 老師は 4枚の書を 畳のうえに並べて 4人に好きな書を 持っていけ・・・と仰ったが、

  先輩格の Wさんも 他の2人も ボクも 何故か皆 この”独坐大雄峰” を所望した。

  それで ジャンケンで 決めることに なって  それが 今 ボクの部屋に 掛かっているのだ。

  他の3枚は どんな文句だったのか・・・ ダイイチ ボクには読めなかったし 意味もわからん 難しい書としか 

  記憶にないが 今になって 他の書が どんな内容だったのか 興味津津だ。


  友人が 重い病気で 苦しんでいるが 何にもしてやることが できない。 

  生命の問題は じつに 一人一人が 対面する ことで 他の人は それを 見守るだけなのだ。

             

   


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