拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  バブルの寵児 (2)

2022年08月04日 | 還暦録

  『バブルの寵児』・・・っていうタイトル、どこが〜って思われただろうけど、『金』に関わる仕事とは無縁でいたいと思っていた私としては

  まるで『マネー・ゲーム』のような『クレジット』という仕事の一端に関わっただけではなく、『修行生活』を経済面で助けられた意味で『寵児』であった。

 

  このブログを書いている時に、馬骨が顔を出して、謎に思っていた言葉『バブル』について『それって泡銭(あぶくぜに)のことかよ』と一言。

  辞書によると『あぶく銭〜苦労しないで、または不正な方法で得た金銭』・・・とあって、

  『バブル経済とは、実体経済から大幅にかけ離れて上昇する経済状況。金融引きしめなどをきっかけに市場価格が下落しはじめると

   投機熱は急速に冷め、需給のバランスが崩れ、資産価格は急落する(バブル崩壊)』と説明されていたが

  私にとってこれこそまさに『泡(あぶく)銭』だろう・・・よ、と思った。 株だとか、なんとか金融関係とは『無縁』の私ゆえに。

 

  夜間電話対応の仕事は、電話がだれよりも苦手だった私にとって、いい修行でもあったと思う。

  顔の見えない『音声』だけであるが、『声』による通信からうける『情報』の豊かさに気付かされた経験であった。

  カードを使うお客が、承認番号が出ず、拒否されたことに怒り心頭で『今からそっちに行くぞ〜住所はどこだ〜』…なんてゆうことは

  しょっちゅうあった。 一度などはしつこく管を巻く客に業を煮やした私は『般若心経』を唱えてしまった。

  会社は全会話を録音しているので、マズイとは思いながら・・・

 

              

                その頃住んでいた西小山と武蔵小山の間の八幡神社にて



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