拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 最期の一句

2021年12月29日 | オレ的アングル

  2021年今年最期の一句という意味であって、辞世の一句というつもりはないけれど・・・。

  無理やりこじつけ、『愛国海外在住者の義務』の観点から今年一年の日本を振り返った感想の一句のようなものがあっても良いだろう。

   そこで一句

 

        『 下衆どもに 政治まかせて 愚か衆 安倍のマスクで 顔を隠せば・・・』 一撮(自戒の念を込めて』

  『安倍のマスク』は2020年6月に2枚の布マスクが配布され、この時点で260億円(調達に184億円、配送費76億円)の出費を発表。

  そのマスクはサイズが小さく、虫や毛髪の混入があって国民から厳しい批判の声があがった。

  それが今年2021年10月になって会計検査院の発表で、調達したマスク全体の3割が配達されないまま倉庫に保管、その費用が6億円。

  2021年12月21日岸田首相の国会答弁によって、保管分の検品した際、約15%の1100万枚が不良品と判明し、その検査費用が20億円9200万円。

  これらマスクの廃棄処分を決定したが費用は約6000万円・・・という。(ウィキペディアによる)

  遠くから祖国をみると、政府の愚策が一層 ”クッキリ” と政治音痴の自分にも見える気がする。 

  三十数年前、初めてヨーロッパの地に足を踏み入れた若き馬骨は、頼まれてもいないのに『日本代表』みたいな気分で高揚したものだ。

  その頃の日本は『エコノミック・アニマル』と揶揄される部分はあったが、おおむね誇りに思える『我が祖国』であった。

  それがあの 3・11 の大津波でそれまでの日本の負の面が露出した感がある。

  それらの復興に真摯にたちむかっていれば・・・の、慙愧の念にたえない。

  しかし、その強い反省の念からしか来年の『希望』は見えて来ないのではないかと思う。

     

         異国の『クリス松』から…日本の『門松』への声援にかえて・・・良いお年を!

 

  



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