Morgesモルジュ街に引越して今日8月9日でちょうど一年になる。
ここに引越してきた経緯を考えると感慨深いものがある・・・。
前に住んでいたアパートの家主から修復作業の通知がなければ、この引越はなかったわけで、しかもその作業というのが
延期になって未だに行われず、我々に引越す動機を与えただけのことを思うと『神の采配』…、の様なものは考えはしないが・・・。
駅の真ん前であり、旧市街との境に建てられたアパートは、電車利用には便利この上なく、旧市街に接しているので
商店街のほとんどが歩行者天国状態で、たまあにローザンヌへ行くと車がバンバン行き交う様に田舎者のように怯えるしまつ。
5年前まで引越し屋だったせいもあり、建築的に段差があることに今でも敏感だが、その意味では完全に『バリアフリー』。
アパートの中には1cmたりとも段差が無いので、『ロージンHomeか!』とそのあまりに親切な配慮に内心で悪態をついてみせる。
レマン湖畔に面した公園や散歩道まで5,6分・・・と、若老人には親切すぎる環境に最初はどまどったが
一年経って少しずつ慣れてきたような気がする。
特に、なんといっても前のアパートは6階(日本でいう)でエレベーター無し。それが現在5階でエレベーター有り…なのだから楽ちん。
帰宅時に、いちいち最後の奮闘の必要がなくなったのは、若老人の我々に良かったのか悪かったのか・・・それはわからないが。
それよりも、問題は今年になって起こった様々な出来事の行方・・・人間よ、何とか正気を取り戻していい方向に舵(かじ)をきろうではないか。
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