拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

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  情けない奴等

2024年01月08日 | 娑婆惰罵駄(シャバ・ダバダ)

  私は、『能登半島地震の被災状況』について、れいわ新選組の山本太郎氏の現地取材による『政府、石川県知事への提言』レポートを読むことで

  その深刻な状況というのが、はじめて認識することができたように思う。

 

  スイス在住なので、Youtubeなどからみるニュース映像だけでは、現地被災者の状況は分かりづらく、

  地震の規模としては2011年の東北大震災と比較して、津波もそれほど高くなかったようなので、まずは良かったなぁ〜ぐらいに思っていたが

  Youtubeによる映像レポートも時を経て少しずつ深刻化している様子が伝わり、なにより山本太郎氏の取材レポートで、被害状況の深刻さを知るにつけ、

  それに対する県や政府の危機感が欠如した対応のあまりの落差に、正直恐ろしさを感じざるを得ない。

 

        

                6与野党、能登視察を当面自粛決定の図

 

  本来であれば、岸田首相は率先して現地被災地を訪れ、被災状況を体感、被災者らの意見を聞いてこそ、

  的確な対応策を指示することができる立場であるのに、よりによって与野党党首ら6人は、この写真のように固まってしまっていては

  被災地の人々は『見捨てられた』ような気分になることぐらい・・・解らないのであろうか。

  山本太郎氏が現地で被災者と一緒にカレーを食べたことが、SNS上で炎上しているが、バカの極みで滑稽ですらあり悲しい。

  ( バカ=山本太郎を批判している愚か者のこと)

 

 

 『 災害時には国会議員にしかできない仕事(役割)がたくさんある。

  単なる「視察」ではなく、被災地でリアルタイムで起きている問題を自らが持つ権限と人脈で一つ一つ解決していく。

  そしてその合間には、今後の復旧・復興対策や、将来の防災・減災対策に活かすための提案を聞き集める。

  こういう活動は、一般のボランティアではできない。

  「足手まといになるから自粛しよう」などと考えること自体、国会議員が自らを「無能」であり、

  「パフォーマンスしかしていない」と認めているようなもので、恥ずかしい限りだ。』  れいわ新選組 高井幹事長(Xより)

 

 

  2024年、元旦に起こった『能登半島地震』・・・というのは本当にいろいろな事を考えさせられる出来事だ。

  これまで、特にYoutube上で『大災害』が起きるであろうと予言され『2025年7月』が大注目を浴びていたが、

  *これらの予言者の中に、『2024年元旦の能登半島地震』を予言した人は誰もいなかったのか?

  *日本は島国であるから能登半島のような『半島』が沢山あり、そこに続く道路が一旦土砂崩れで等で遮断されると現地に行く手段が限られてくる

   ・・・という現実(簡単に想定できる)に対して国や県は即対応する対策計画(海路、空路)すら出来ていなかったのだろうか。

  *日本国民は、特に災害時にあって迅速な対応をすることで、多くの人命を救済する立場にある首相や知事が無能なリーダーである

   現状を認識し、次期リーダーにはその職にふさわしい人物を選択することを心がける良いチャンス(それでは遅すぎるだろ!)

  

    被災地で支援を続ける国会議員、山本太郎参議院議員を非難する恥知らずと筋違い。誰も被災地を知らずして国会議員の責務が果たせるか。2024/01/08

 

  最後に、山本太郎氏の提言のほんの一部を掲載し、被災状況の深刻さを理解してほしい…と思う。

  山本太郎 現地レポートによる、政府、石川県に向けての提言

  【最悪の事態を想定しているか】

  政府は、この災害が最悪の場合、何を生み出すことになるか想像できているだろうか。
  先述のNPOの方々は、このままでは、「熊本地震以上の災害関連死を出す恐れがある」、と懸念している。の危機感が政府や永田町にあるだろうか。
  発災時期を考えて貰いたい。東北の大震災は3月。熊本地震は4月。春に向かって、もしくは春に起こった災害だ。
  能登半島地震は元旦。これから更に厳しい寒さへ向かう中で起きた災害だ。能登半島を含む石川県全域が豪雪地帯である。

  今日から雪は降り始め、明日には積雪予想20cmの市町村もある。
  降雪、積雪の中、道路の修復や復旧作業は困難。加えて、通常時、除雪作業は地元建設業者なども請け負うという。
  除雪作業と復旧作業の両輪を廻せると考えるのは現実を見ているとは言えない。
 (もちろん全国の建設業者を大々的に雇って行うならば可能だろう。その場合、当然万博は中止、徹底した積極財政で被災地も支える覚悟が必要だ。)

  道路だけの話ではない。報道にあった首長の話で、市内の9割全壊・半壊、という状態から考えれば、この時期からの復旧・復興作業は困難と言える。
  仮設住宅ができるのはいつになるだろう。
  避難世帯分の仮説住宅、その土地を賄うならば、少なくとも更地にしたあとになるのではないか。完成はGW?それよりも後だろうか。

  その間も避難所での生活を続けるのは無理だ。すでに衛生環境が良いとは言えず、ストレスを溜める方々も多く、避難所によってはインフルエンザが拡大していると聞いた。
  トイレ後に手を洗うこともできない避難所が多くを占める。



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