ネットニュースを観ていると、『ノーベル物理学賞は米欧の3氏…「量子もつれ」存在証明に貢献』という見出しが眼に入った。
それに刺激されて『量子もつれ』に関するYoutubeを観たが、さっぱりわからん。
それでも、『人の観察が入った瞬間にその2つの性質が判明する??』という聞き捨てならぬ、キーワード『観察』に
インスパイアされた私は、それこそ何時立ち上げたか忘れてしまっていたカテゴリー『東洋自分なり研究所』に思いが行ったのだ。
単細胞の私は、ノーベル物理学者に対抗意識が芽生えたか?彼等の研究から来るカッコいい『研究所』的イメージを夢見、
無学の劣等感がそうさせるのか、せめて名前だけでもと、『東洋自分なり研究所』が自己内に在ることを思ったのだろう。
そもそも『もつれ』・・・って何に? ネットで調べると
①〜量子多体系において、2個以上の量子が古典力学では説明できない相関をもつこと、また、それにかかわる現象をいう。
②〜量子世界では、それぞれの粒子で状態が重なり合うだけでなく、複数の粒子がセットで状態の重なりをつくることがある。
このような連携をいう。もつれ合いが離れた粒子の間で保たれると、量子力学の特徴である非局所性が現れる。量子情報科学では重要な役割を果たす。
・・・と、なおさらよく解らないことになってしまった。
ただ、『観察』作用がはいって初めて正体が判明する・・・というところが、『色即是空空即是色』の『悟り』現象に似ているところが気になる。
『観音』そしてそれが同時に『観自在』の働きをするその『観』作用がここでも重要な役割をしている所が面白い。
そして、禅がいう『研究所』というのは、
『ただ我が身をも、心をもはなちわすれて、仏のいえに投げ入れて、仏のかたよりおこなわれて これに従い持てゆく時
力をもいれず、心をも費やさず 生死をはなれ仏となる』・・・と、道元禅師の言うところの
『仏の家に投げ入れて、仏のかたよりおこなわれる』という人脳による『 全自動研究』こそが『 道 』なのだと思う。
その禅者からみると、この世の森羅万象は『空・色のもつれ』が在り、そこに『観作用』つまり『観音=観自在』したとき
初めて『空・色』が明らかになり、安楽の法門となるのではないだろうか。
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