拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  " 情報曼荼羅 " に生きて・・・

2024年05月23日 | 東洋自分なり研究所

  『情報化社会』・・・という言葉、耳にして久しいが、私個人としてそれを実感するようになったのは『東北大震災』のあった2011年であった。

  例の大津波の『振動』が国境を超えて私の住んでいるスイスまで浸透してきたわけではないであろうが、

  この年初めて購入した『スマートフォン』によって、以後の日本の出来事を電波に乗せ、詳細に報告してくれるようになったのである。

 

  そして今、2024年。 この13年間の私の生活スタイル変化の中心にまさに『情報化』が陣取っている事実に、改めて驚き、

  気が付いてみると、この情報化の波の上を72歳のジジイなりにサーフィンして波乗りしていた・・・。(といっても中の下レベル?)

 

  まさか、自分がインターネット波の『サーファー』になるとは2012年に還暦を迎えた時点では夢にも思わなかったが

  その5年後、否応なく『定年退職』を迎えたのだから、これまた否応なく『インターネット』波に真正面から立ち向かうことになったのだ。

  (情報化社会といっても、私等のように自由時間のある爺・婆婆でなければ、その恩恵は受けられないであろう・・・金持ちと囚人は別として)

 

  よく『定年退職』後の老人の『生き方問題』が取り沙汰されるが、私に言わせればそれは『情報化社会』以前の話で

  この『波』に上手く乗ることができる、ジジ・ババ『サーファー』等は、毎日自分のお気に入りプログラムに従って波乗りを楽しんでいるのだろう。

 

                   

                               『馬骨・情報曼荼羅図・2024版』

  

  一体自分がどんな『インターネット波』に立ち向かっているのか『曼荼羅図』にしてみた。

  『年金トーク』の爺・婆婆から『格闘技』のガキ共、『霊性』のスピリチュアル系から『量子力学からAI』の科学系・・・と多岐にわたる好奇心が露呈。

  観きれないほどの映画やドラマを提供する『Netflix』や『Amazon‐Prime』が後をひかえ、じっくりフランス語やら読書に勤しむ『気』を削ぎに来やがる。

  まぁ、なんとかこのブログがあるから、それに向けて『馬骨・曼荼羅』から抽出すべきエッセンスに意識を集中するが・・・

 

                  

                    虹の架け橋・・・としての『波』は私をどこに繋げてくれるのだろうか…

 

  そうそう、数日前の出来事・・・

   寺島実郎さんの番組『世界を知る力』のなかで、寺島さんは『情報というのは、情に報いる・・・というのが本当の情報なのだ』と言われて

  『なるほど~』と感心させられたが、その直後に観た格闘家・朝倉海の番組が・・・いつもとは違う雰囲気で始まり、何事かと引き込まれると、

 

  彼らのメイン番組『Breaking Down』でレフリーとして活躍していた人が、自身の『X』で、癌の為に余命数ヶ月である旨を報告し、

  お別れを告げる発信を眼にした、朝倉海を始め当番組のトップ等が病床にいるレフリー宅を訪ねることで、彼の4人の子供たちに

  残り少ない余命である事を動画の中で告げるという事になって、観るものを驚かせたが、話はこれで終わらず、

  『医者も匙を投げた』末期癌に対する最新治療、一千万円出費・・・この可能性も諦めていたレフリー氏に対して、『Breaking Down』の

  溝口氏が『クラウドファンディング』を立ち上げて援助することをこの動画で提案、実行した結果、動画公開後、4時間で4千万円が集まったのだ・・・。

  

  この絵で見るような『情報』物語に・・・『事実は小説よりも奇なり… 』というか、『事実は小説より乙なり…』ということになった。

  

  



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