ちょうど20年前、映画マトリックスを見たとき、心がザワザワッ…とした。
そういった同質の問い?に突き動かされて禅の修行にいったのが、その15年ぐらい前。
しかし、考えてみると自分は子供の時から勧善懲悪の東映映画の影響か、金に振り回される生き方だけはしたくない…と強く思っていたことだけはよく覚えている。
でも現実生活の中で、そういったことに無縁で生きることができるのは簡単なことではない故に、もしかしたらボクは必然的に禅という方向に導かれたのかもしれない。
禅では世の中を変えることが難しいなら、自己を変えれば良い…的なところがある。
社会を変えよう…などと声高に言わないところが、いいところでもあり、良くないところでもあると思う。
だから、ボクは昔、ガンジーの映画を見た時に、激しく感動したが、それは自己の信念を社会に働きかける人間というものを観た思いがしたからであった。
福島の原発事故いらい、政府の不正を訴え続ける山本太郎にも尊敬の念をボクは抱いている。
今回、この参院選がらみで、世の中の経済の仕組みについて異を唱える男『大西ツネキ』という人物を知った。
彼は大卒以来、もっぱら金融関係の仕事を営んできた中で、まるで映画マトリックスのように経済の仕組みの何かが変だ???と気づいた。
それで一大決心し、残りの人生をこの仕組の大改革に挑んだ。
彼の考えの根底には『和風』が吹いている。
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