拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  両手に『華』

2022年03月29日 | 還暦録

  荒井由実は1954年、中島みゆきは私と同年の1952年生まれ…。  だからどうした? と言うことであるが

  高校時代からラジオが私の『親友』のようなものであったことを思うと、彼女たちが活躍する20歳代というのは

  私の人生をも陰日向(かげひなた)となって・・・(というのも中島みゆきは『陰』で荒井由実は『陽』そのものなので)

  私の生きた時代を、豊かに彩ってくれていたにちがいない。

  スイス在住30年、もうじき70歳になるというのに、彼女たちの歌声は、私をたちまち当時の心境に立ち返らせる・・・。

  誰もが、そういった時代を共に分かち合った…と思えるようなメロディーや贔屓の歌手がいるであろう。

  退職者になるまでは、そんなことを考える暇もなかったが、時間ができるとそういった人生のディテールをじっくり味わえるのだなぁ…

  私は特にこの二人のファンという意識はなかったが、時を超えて聴く彼女たちの歌の主人公は『私自身』でもあったのだと思わせてくれるのだ。

 

           

  



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