拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  謹賀 : 天上天下唯我独尊 !

2021年01月01日 | 観自在

  『天上天下唯我独尊!』・・・

  これこそが、仏教徒の真の『明けまして、おめでとう!』である。

 

  釈尊が生まれた時、七歩あるき、天と地をゆびさしこの言葉『天上天下唯我独尊』を言ったという。

  35歳の時、『悟り』を開くことを予言した言葉であったであろう。

  釈迦が目覚めて仏陀になった時、そのとき初めて人間の『世が明け、ほんとうに新しい年を迎える…』ことが可能になった。

  

  16世紀にコペルニクスは地動説を唱え、それは人々をして仰天させたが、

  それよりも20世紀も前に釈尊が人間の本質が『仏性』であることを見出した事・・・のほうが、どれほど驚異的であろう。

  『仏性』といった時、その真意が宗教という枠…の中に閉じ込められているのは、返す返すも残念なことだ・・・。

  私の、新年の抱負はその『枠』を人々の考えから取り除くことである。

           

           この絵は私が30歳の元旦に書いたもの…(38年前)

           当時は意味はさっぱり分からなかったが

           絶対に重大なメッセージに違いない、と信じていた。

           自分の名前、森をデザインして『天上天下唯我独尊』を描いてみた図

           



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