拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  銀婚式

2015年02月26日 | 還暦録
  今日2月26日は 我々の25回目の結婚記念日で 『銀婚式』ということになる。
  今朝になって本当に25年目なのであろうか?と相方ニコルは、どこにしまってあったのかスイス版入籍書を持ちだしてきて、1990年の今日である事を確認。

  何でもいいけど、『銀』だと言われるとチョット うれしいような、それじゃ『金』を!・・・と一瞬思ったが
  『金』まで更に25年・・・それはチョットという気がするが、それが実現するとしたらボクは88歳、相方85歳なんだけど・・・。
  そう考えると80歳代まで生きるという事は思っているほど『簡単』ではないことを実感することになった。

   
   この写真はだいたいボクらが入籍した頃のもので、東京の目蒲線西小山に住んでいたので 多摩川へよく散歩に出かけたものだ。

  今日どなたかのブログで『邯鄲の夢』(かんたんの夢)という中国の有名な故事を学んだ。
  意味についてはググってみてもらいたいが、ボクもその昔、ニューヨークで婚約した女性の両親をシカゴに訪ね、彼等の若き日の写真を
  スライドで見せていただいた時『意味不明の衝撃』を受け、その女性と別れる決心をしたが、アレはボクの『邯鄲の夢』だったのだと思う。

  その写真に写っていたのは海兵隊の制服をバッシリ決めた青年、日本から帰還したその彼を港に迎えに来た美しい女性の笑顔・・・まるで映画のワンシーンを
  見ているような素敵な写真だった。その青年は医者として成功し、3人の子供に恵まれ奥様と幸せな家庭を築いていた・・・のに。
  ボクは その人達の人生の縮図を『瞬時に見た』思いがしたのだと思う。ボクはその婚約者との結婚が怖くなってしまったのだ。自分自身にどこか
  嘘をついていたことに気付いたのかもしれない。
 
  


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