拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 写真とは何か?〜(その4) 『結』の巻

2022年07月23日 | 必撮無眼流

  『私にとって写真とは何か?』・・・それは結局、非言語である『写真 IT 』学による『人間観察』であって

  それは自ずと『己事究明』へと畢竟帰処(ひっきょうきしょ)するもので

  ・・・・ここに『結』となり、この『結』は『スピリチュアル』なものと再び結びつける…という意味で『Religion』となった。

 

  考えてみれば、このブログ名『拈華微笑』は・・・仏陀はいつもの講話をせずに、『ただ華を示す』ことで、『情報通信』を発した場面で

  誰よりも『写真家』がこれを解読する立場に近かったのではないだろうか。

 

  そういった一面もある『写真』・・・、『スマートフォン』出現以来、人類は歴史上『総写真家』現象を起こし、それこそ猫も杓子も…状態となり

  それは逆にプライバシーを守るために『肖像権』の強化となり、『写真』による『人間観察』アプローチの道を閉ざすこととなった。

  そのせいかどうかは知らないが、『コンテンポラリーアート』が台頭し、徹底的に作為的作品ばかりが世に憚っている気がする。

         

            これが私のコンテンポラリー写真。

         『押し黙る 鷺にこそ聞け 青色に 空も湖水も 染まるその時』一撮



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2 コメント

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Unknown (桂蓮)
2022-08-06 04:47:50
観察と究明、ですかあ。

なるほど、私の基本コンセプトと通じるものがありますね。
観て、明かす、ある種の結びになりますよね。
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こんばんわ (桂蓮さん)
2022-08-06 05:27:18
畢竟帰処は『郷里』・・・
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