拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  『上から目線』・・・

2022年09月19日 | 観自在

  どこからやってきた『上から目線』のテーマ?

  今日が『敬老の日』であると知ったのは、たった今だから、このテーマの出どころではありえない。

 

  そもそもこの言葉『上から目線』・・・って、私が日本に居た頃、あまり耳にしたことがない気がする。

  私自身はこれまで色界において21種の職種を、様々な地域を渡り歩き、それを仮に60歳で割ると、平均3年に一回は

  初心に還る立場であったから、他人を『上から目線』で観るヒマなど持つことがなかった。

  観光ガイドを始めたのが40歳、バトミントンを始めたのが45歳、引越し屋として雇われたのが50歳・・・

 

  これらが、異国の地スイスでのことであり、スイス語(私の場合、フランス語)がろくに解らない立場であるのであるから

  初心者感は満載であったであろうが、日本にいた頃からそうであったので、私はその事はなんとも思わずに過ごすことができた。

 

  もとより、何も知らずに禅界に足を踏み入れてしまった身としては、知らずして『空』界に飛び立つ道を選択していたわけで

  『色』を『空』から観下ろす智慧というものを、実地の色界での様々な出来事を通して身につけていった・・・というのはあるだろう。

                      

  この写真は、先日私の唯一出来るレシピ、カレーライスの重要パート『玉ねぎカット』の際に、ゴーグルをしてみた際に

  ニコルによって撮られたもの。私はこの写真をみて『ギョッと』したが、実は爪楊枝を咥えている『エイリアン』に見えたのだ。

  『玉ねぎ』を観る『上から目線』は『GPS』並に『エイリアン』レベルでなければならない・・・のだと、改めて思ったものである。

   *書きながら、『エリザベス女王』の葬儀をアイパッドで観ているアングルは教会内を鳥瞰図で厳かなのだ。

 

     



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