拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 必撮無眼流 〜 還暦にはスライド・ショー

2016年10月09日 | 必撮無眼流
 アラ還・撮家としては、撮り散らかした過去の写真を『還暦』することは非常に重要である。
 その意味では、デジタル時代に『還暦』を迎えた自分は本当に幸運であると思う。

 というのは、ネガフイルムをデジタル化して『時』の流れによる『表現』の流れを『音楽』の流れに乗せて発表出来る媒体のスライド・ショーは
 撮家としての自分にとって非常に理想的スタイルであるからだ。

 今回まとめたのは1973年、ボクが写真学校1年生(21歳)の時の作品。
 当時ボクは神戸は灘区の牛乳屋さんに住み込み、朝の牛乳配達と月一の集金を仕事にして学校に通っていたが、毎朝出会う他社の牛乳配達人の
 見事な走りっぷりに興味を持って、撮影の許可をもらい2,3日追いかけて撮影したのがきっかけ。
 彼は本来散髪屋さん、ボランティアで施設の子供達の散髪に行くので一緒に来ないか?と声をかけてくれたことで、ボクの最初のドキュメンタリー風
 の作品となった。(しかし、今日の2016年まで作品化しなかったけれでも)
 

 

 
         


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