拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

   Badminton『ダブルス』考

2023年12月14日 | 娑婆惰罵駄(シャバ・ダバダ)

  明後日土曜日が、我がバトミントン同好会の今年最後のバトミントン(3時間)で、プレイが終わってからいわゆる『忘年会』となる。

  この同好会に参加して今年で丸5年目。 

 

  2018年から始め、以来毎週土曜15時〜18時まで。 

  二人で組む、ダブルスのみのプレーで、基本2セットやると対戦相手と相棒のチェンジをする。

  手配する世話係(ベトナム人)のタンさんが全員のラケットを回収し、アトランダムに4面コートの両チームの側にラケットを配置して相手と相棒を決める。

  その時のタンの決まり文句が『 Le temps c'est de l'argent !(時は金なり)』と大声で叫び、のんびり休憩しようとする者たちを叱咤激励・・・。

  3時間の間、グループチェンジに10分の休憩もなく、誰かとゆっくり話する機会さえないので、5年も経つというのに、私は未だ全員の名前を覚えていない。

  

  メンバーの誰かが、土曜バトミントン参加の出欠をとるアプリを考案。それに毎回出欠を表明し、世話役がコートの予約をするシステム。

  だいたいコート4面で、16人の参加となることが多い。

 

  中国人、インド人、タイ人、ベトナム人、パキスタン人、英国人、スイス人そして私が日本人・・・と、アジア勢が多いような・・・。

  年齢的には18歳〜私と同年齢の英国人ピーター71歳が最高齢で、平均年齢はたぶん45歳前後ぐらいではないだろうか。

  バトミントンのレベルとしては、中の下・・・ぐらいであろう。まともにダブルスの基本訓練を受けたプレーヤーは

  16人中、2〜3人で、バトミントン・ダブルスの基本を学んでないプレーヤーが多いので、一回一回違うレベルの相棒、対戦相手となるので

  そんな中で自分のスキルの上達を望むのは難しい。 

 

  ダブルスは本格的にやると、じつに難しいスポーツだ。『勝つ』という目的にむかって二人の心が一つとなって守備を固め

  より攻撃し易い状況に常にもっていく・・・という戦術を組み立てるのは、練習の中で相棒との相互理解、と互いの限界を知らなくてはならない。

  しかし、その都度毎回相棒が変わる、同好会システムではそうも行かず、その場その場でパワーのある者が、無い者をカバーしたり、

  時には、互いに邪魔したり・・・という状況がどうしても起こる。とにかく安全第一であるから、ミスはしても怪我をしないことが重要だ。

 

  リーダー格のバンサンは試合直前に相棒の名前を呼んで『(勝つために)やろうぜ!』と必ず声をかけ、拳を作ってその意志を確認し合う

  ゼスチャーをとる。 この『拳のゼスチャー』こそが、この場の最高の『キーワード』なのだと思う。

  しかし、メンバーの『勝ち』に対するこだわりの濃淡のは様々で、『勝ち』に執着せず、いつも同じミスを反省もなく繰り返す連中が少なくない。

  ここが、バトミントン指導者がいないアマチュア同好会の良い所でもあり欠点でもある・・・。

  私が参加してからの5年間を振り返ると、全体的に若干は皆上達している感じはある。

        

         私自身は1995年(43歳)、ここのバトミントン教室でシングルの基本を学んだ。

         引越屋になる(50歳)までの7年間、私はバトミントンにはまって週3回夢中になってプレー。

         その後15年間のブランクを経て、定年退職後66歳のとき、ダブルスでバトミントンを再開した。

 

  このスポーツの素晴らしさ(私にとって)をいくつか上げると

  ①〜全力でスマッシュできる。(言葉を変えると、これほど思いっきり玉をひっぱたく動作のスポーツは稀であろう!)

    このお陰で、どれほどストレス解消になっていることか?

  ②〜何度も同じミスをするが、それは意識の持ちようによって解決のチャンスが何度もやってくる事実。

    ゲーム中は展開がどんどん流れていくので、その点に対する意識の有無によって学びのレベルが大きく違ってくる。

  まぁ、そんなことを考えてプレーしている連中はいるのか? 少ないと思うが・・・

 

                 Kenta Nishimoto (JPN) vs Alex Lanier (FRA) | Semifinal | Badminton India International 2023

                       9,10、11月と各国での大会が行われ、それをYoutubeで見ることができたが、

                         中でもこの試合は私にとって見応えのある名勝負であった。(シングルの試合)

   



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