久し振りにパーマをした。
場所は、近所のローカルヘアサロン。
夫が七三分けの髪型の時に、馴染みのヘアリストに勧められるまま3000元のプリペイドカードを買ってしまった。料金が62%オフになるが、元々の価格設定が割高で、割引されて適正価格になるというカラクリである。
前にも書いたけど、ヘアサロン、マッサージ、ネイル、レストラン、百貨店などは、プリペイドカードや会員カードを顧客に売り、店に繋ぎとめようと一生懸命だ。
でも、これは客のいろんなお店を利用したいという消費活動の妨げになったり、万一お店がつぶれてもなんら保障もしてくれず、トラブルの温床であり、現代中国の悪しき商習慣だと思う。
夫は今スキンヘッド。自分で手入れをしているので、そのヘアサロンには行かなくなった。
残金1200元余り・・今は舅と私が時々12元のカットをしに行く。
そのお店に、確かなカット技術を持つ理髪師がいた。この店におけるカリスマだったが、今年の春節以降見かけなくなった。
どうやら故郷で自分の店を構えたらしい。
その後、見慣れぬヤング男子にカットしてもらったら、イマイチでがっかりした。
初めて見るヤング男子が、ミニiPadに入っているヘアモデルの写真を見せてくれて、髪型が決まった。
ヤング男子「ロットはてっぺんから?中間から?下だけを巻くか?」
私「美容師なら自分で判断するんじゃないの?」内心、頼りないなぁ、大丈夫かなぁと心配になった。
パーマ液はロレアルを選んだ。
念のために、パーマ液のボトルを見せてもらったら、スペルがおかしい。PARISがFAPISになっている。
これはニセモノだから、本物のロレアルのパーマ液を持ってきて、と頼んだ。
その箱を見ると、これもなんとなく文字がおかしい。
結局この店にはニセモノしかないんだと悟り、698元のパーマ液に決まった。
割引後は304元になる。
2人のヤング男子が私の髪にロットを巻く。
第1液をかけて20分位してから、洗い流さずに第2液をかけたのにはビックリした。
私「それはおかしい」と途中でやめるように言ったのにも関わらず、「没関係的」を連発して全部かけ終えてしまった。
今や私はまな板の上の鯉状態。
頭の中が疑問でいっぱいになり、液体が入っていた箱を持って来させる。
使い方の説明文を読むと「第1液を水で完全に洗い流してから、第2液を掛けること」と明確に書いてある。
私は大声で拙い発音でその文章を読み始めた。「私は日本人だけど、この文章が読める。あんた、中国人なのに読めないの?」と加えた。
ヤング男子「洗い流さなくても大丈夫だけど、あんたの言うやり方でやるよ」と言う。
私「今まで客にパーマしたことあるの?」
ヤング男子「(小さい声で)今日が初めて」
私「・・・(絶句)」
ヤング男子「ちゃんとやりますから、安心して下さい」
私「理髪師としての知識に掛けているので、安心できない」
ヤング男子「だったら、日本でパーマすればいいのに」と皮肉る。
私「夫がここで3000元のプリペイドカードを買わされた。今はスキンヘッドで、自分で手入れしているから私が代わりに消費しにきているんだっ。」と皮肉で応戦した。
仕上がりは・・・単にモコモコしているだけで、老け顔にされてしまった…
場所は、近所のローカルヘアサロン。
夫が七三分けの髪型の時に、馴染みのヘアリストに勧められるまま3000元のプリペイドカードを買ってしまった。料金が62%オフになるが、元々の価格設定が割高で、割引されて適正価格になるというカラクリである。
前にも書いたけど、ヘアサロン、マッサージ、ネイル、レストラン、百貨店などは、プリペイドカードや会員カードを顧客に売り、店に繋ぎとめようと一生懸命だ。
でも、これは客のいろんなお店を利用したいという消費活動の妨げになったり、万一お店がつぶれてもなんら保障もしてくれず、トラブルの温床であり、現代中国の悪しき商習慣だと思う。
夫は今スキンヘッド。自分で手入れをしているので、そのヘアサロンには行かなくなった。
残金1200元余り・・今は舅と私が時々12元のカットをしに行く。
そのお店に、確かなカット技術を持つ理髪師がいた。この店におけるカリスマだったが、今年の春節以降見かけなくなった。
どうやら故郷で自分の店を構えたらしい。
その後、見慣れぬヤング男子にカットしてもらったら、イマイチでがっかりした。
初めて見るヤング男子が、ミニiPadに入っているヘアモデルの写真を見せてくれて、髪型が決まった。
ヤング男子「ロットはてっぺんから?中間から?下だけを巻くか?」
私「美容師なら自分で判断するんじゃないの?」内心、頼りないなぁ、大丈夫かなぁと心配になった。
パーマ液はロレアルを選んだ。
念のために、パーマ液のボトルを見せてもらったら、スペルがおかしい。PARISがFAPISになっている。
これはニセモノだから、本物のロレアルのパーマ液を持ってきて、と頼んだ。
その箱を見ると、これもなんとなく文字がおかしい。
結局この店にはニセモノしかないんだと悟り、698元のパーマ液に決まった。
割引後は304元になる。
2人のヤング男子が私の髪にロットを巻く。
第1液をかけて20分位してから、洗い流さずに第2液をかけたのにはビックリした。
私「それはおかしい」と途中でやめるように言ったのにも関わらず、「没関係的」を連発して全部かけ終えてしまった。
今や私はまな板の上の鯉状態。
頭の中が疑問でいっぱいになり、液体が入っていた箱を持って来させる。
使い方の説明文を読むと「第1液を水で完全に洗い流してから、第2液を掛けること」と明確に書いてある。
私は大声で拙い発音でその文章を読み始めた。「私は日本人だけど、この文章が読める。あんた、中国人なのに読めないの?」と加えた。
ヤング男子「洗い流さなくても大丈夫だけど、あんたの言うやり方でやるよ」と言う。
私「今まで客にパーマしたことあるの?」
ヤング男子「(小さい声で)今日が初めて」
私「・・・(絶句)」
ヤング男子「ちゃんとやりますから、安心して下さい」
私「理髪師としての知識に掛けているので、安心できない」
ヤング男子「だったら、日本でパーマすればいいのに」と皮肉る。
私「夫がここで3000元のプリペイドカードを買わされた。今はスキンヘッドで、自分で手入れしているから私が代わりに消費しにきているんだっ。」と皮肉で応戦した。
仕上がりは・・・単にモコモコしているだけで、老け顔にされてしまった…