上海老婆のひとりごと

趣味の旅行・日常生活で感じたあれこれ
「老婆」は中国語で「女房」「かみさん」の意味。

中華三昧

2015-04-14 | グルメ
4月9日(木)晴れ
上海もやっと春らしい気候になってきた。
今日は上海人のL太太(奥さん)とランチへ。
前回の帰海では時間がなくて会えなかったので、今回は満を持しての再会だ。

どうして時間がなかったかというと・・・私よりも1週間先に上海入りした老公の椎間板ヘルニアが、私の上海到着日に再発してしまい、老公の世話に追われていたからだ。
老公は痛み止めクリームをたっぷり擦り込んで、取引先との忘年会に挑んでいたが、とうとう激痛に耐えられず、春節当日から病院に通う羽目になってしまった。
大学病院で数か月前までドクターをしていた姑がほうぼうに連絡をして、春節でも腰の牽引をしてくれる病院を浦東でやっと見つけてくれたのだ。
午前10時に病院に着き、午後3時に病院を出る毎日となった。
午前と午後の2回、1回2時間の合計4時間、老公はベッドに仰向けで腰を牽引され、私は横で読書をしながら過ごす。この牽引ベッドはなかなかの優れもの。日本に持って行きたいくらい。

老公が日本帰国を延期したせいで、私の自由な上海時間は正味1日となった。
旧正月に合わせた帰海で、お目当ての小吃店も閉まっており、友人にも会えずに消化不良のまま日本へ。

2か月後の帰海・・リベンジする時が来た。

L太太の大好物である「わさび風味の柿の種」、チョコレート、日本製の瀬戸物を福袋にして手渡す。
日本製の瀬戸物はもともと上海の我が家にあったもの。
上海にいる時間が少ないと、食材を計画的に使いきらなければいけないので、上海滞在中は自宅で料理せずに、1日1回は老公の実家で舅姑と一緒に作って食べている。
使わない物は必要とする人に使ってもらった方がモノも幸せ。
(昨日会った日本朋友にとても嬉しいことを言われた。彼女に以前差し上げたホットサンドメーカーを職場に持って行ったら重宝がられて、週末はみんなが交代で家に持って帰って使うほど、引っ張りだこだという)
今回差し上げた瀬戸物は、以前に彼女を自宅に招いた際にお菓子を盛ったお皿で、彼女がきれいだと言ってくれたものだ。
お互いの近況報告をしているうちに、私の好きな料理が次々と運ばれてくる。東京では味わえない本場の味に喉が鳴る。

臭豆腐の揚げ物。これはちょっと手が込んでいて、つぶした臭豆腐を湯葉で包んで揚げている。

東京では「臭豆腐」の腐乳なら食材屋さんで手に入る。腐乳汁を木綿豆腐に混ぜれば、作れるかもしれない。

エビを素揚げにして、表面に蜂蜜と砂糖を絡めた「元宝蝦」。殻ごとバリバリ食べると香ばしさが口に広がる。

ナズナと肉をハンカチ状の豆腐製品で包んだ「百頁包」。上海料理のお店では必ずオーダー。

「紅焼帯魚(醤油味の太刀魚)」の定食。大好き。

ナズナとなめこのスープ(写真なし)。上海を離れて気が付いた。自分がナズナ好きだということが。
焼きワンタンもオーダー(写真なし)。上海ではワンタンの食べ方が3通りある。
茹でワンタンをスープに浮かべて食べるのが一般的だが、他にも茹でワンタンを冷やして、ピーナッツバターと黒酢と醤油とラー油を水で溶いたソースを掛けて食べる「冷馄饨」、茹でワンタンを油で焼く「煎馄饨」。

中国人は日本で爆買いしてスーツケースをパンパンに膨らませて帰るが、私は中華料理を爆食して胃袋を満たす。
L太太と東京での再会を約束して再見!!

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