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上海老婆のひとりごと

趣味の旅行・日常生活で感じたあれこれ
「老婆」は中国語で「女房」「かみさん」の意味。

懐かしい味、見ぃつけた~3 お餅

2014-01-05 | 懐かしい味

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
2014年 元旦
**  **  **  **  **  **  **
元旦の朝に(日本人らしく)お雑煮を食べよう(たい)、そう思って買ってきたもち米を大晦日から水に浸しておいた。
前に紹介した年糕の食感には粘りがないので、自分で餅を作ってみることにしたのだ。
本来蒸すべきだが、(横着して)圧力鍋で普通に炊いたものをすり鉢に移し、すりこ木でついてみた。
しばらくつくと、粘りが出てきてしんどくなってきた。

夫に手伝ってもらいたいが、寝ているところをわざわざ起こすのも気が引けたので一人でやるっきゃない。
こりゃ~明日は筋肉痛だわなぁ。
餅らしく滑らかになったところで、片栗粉をたっぷり手に付けて成形するも水分が多すぎてうまくいかない。
汁の中に入れちゃえば、カタチの悪さは誤魔化せるだろう(柚子の下がハンドメイド餅です)

そんな感じで、今年初めての食卓にお雑煮を出すことが出来たのだが・・・
夫は私の(苦心の)ハンドメイド餅を食べながら「上海にも日本と同じ餅があるよ」と一言。
老婆「えぇ~そうなんだ。でも、年糕なら食感が違うよね」(数日早く知っていれば、元旦からあんなに苦労することはなかったのに・・・)
老公「上海語でクェッって言うんだけど。おばあちゃんの家に遊びに行った時や子供の頃に親戚の家へ春節の挨拶に行った時に食べたんだ~」
夫の父方の高祖父は浙江省寧波出身の商売人で妻子を連れて上海にやってきたのだ。上海育ちの曾祖父から数えると夫は4代目の上海っ子になる。
婆婆(姑)のルーツは同じ浙江省でも平湖なので、「クエッ」を食べる習慣はない。
「クェッ」は寧波系人民が食べるものだと分かった。
夫が日本のお餅と同じだという「クェッ」を食べたい。私の頭の中は「クェッ」でいっぱいだ。
その願いが翌日アッサリと叶う。
用事があって四川北路へ向かう道中にある国営の食料品店にそれらしきものを発見した。
その店はいつもヨード無添加塩を買い求める店であるから、灯台下暗しである。
老婆「これはクェッ?粘りはある?」
店員「そうだよ。」
横の箱には年糕がある。
老婆「年糕とクェッはどう違うの?」
店員「年糕はうるち米で、クェッはもち米で出来ているんだよ」
鏡餅みたいに2個1セットになっている。4セットで10.7元なり。

用事が済んで、ぽかぽか陽気の中を漂いながら四川北路を北上した。
黄渡路×四川北路にある元「日本海軍特別陸戦隊司令部」を眺める。
 
案内板でこの建物の数奇な運命を窺い知る。

路面に面した部分には飲食店や食料品店が入っている。
黄渡路8号の「全国土特産」の看板を掲げた「淳欣食品(8:00~20:00)」に入ると、またまた「クェッ」を発見。

「糯米块」と書かれている。「クェッ」は「塊」と書くんだ。
この店にはいろんな農産物の乾物や豆類や各種粉や各地の調味料などが置いてある。主婦の血が騒ぎます。
そう長くはない黄渡路には租界時代の建物が残っている。
   
1つの敷地へ入り散歩する。
本物の老婆が玄関先に座って日向ぼっこしながら買ってきた野菜をきれいにしてる。
下町ののどかなシーンが展開している。
敷地内に革命烈士「李白」の旧居(黄渡路107弄15号)が一般公開されているから、住民はストレンジャーを訝ることはない。(李白と言えば唐時代の詩人を思い出しますが、もちろん同姓同名の別人です)
 
敷地を後にして、黄渡路を歩くと民家の窓には猫がニャァニャァ鳴いていた。

夜は「クェッ」でお雑煮を作った。味も食感も日本のお餅そのもので大満足。


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懐かしい味、見ぃつけた~2 蕨

2013-03-30 | 懐かしい味

いつもと違う自由市場へ行った。たまに違う自由市場やスーパーを覗くと見慣れないものがあったりするので楽しい。

今日はなんと新鮮な蕨を発見した。私の中の格付けでは春の山菜の王様である。

ヨモギや破竹やノビルのように群生している訳ではないので、雑木林の中で蕨にピントを合わせて探しながら摘む楽しさは、さながらハンターのような気分である。

気が付いたら、最近は山菜狩りのことばかり呟いている。

陽ざしが日増しに暖かくなって、木々や草の緑が色濃くなると、私のアウトドア精神のスイッチがオンになる。

この新鮮な蕨で私の好きな酢の物が作れる~!!

はやる心を抑えながら即買いして家路を急ぐ。

乾燥蕨やビニール詰めの長期保存可能な水煮はスーパーに1年中あるが、酢の物には適さない。

1斤10元(約150円)で丁度1斤買う。

有難いことに、(面倒臭い)あく抜きがすでにされている。

あく抜きは、重曹の量と茹でる時間をキチンとコントロールしないと、柔らかくなりすぎて食感が悪くなるが、買った蕨は程よい硬さで満足である。

自宅で消毒を兼ねてもう1回軽く茹でて、3cm位の長さに切る。お味噌とお酢で和えて出来上がり。


ちょっとトロミがあってなんとも言えない。あぁ~美味しい。

大地からのごちそうに思わずニッコリ、箸が進む。
コメント (2)
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懐かしい味、見ぃつけた~ 野蒜(ノビル)

2013-03-22 | 懐かしい味

3月19日(火)晴れのちにわか雨 13~22度

日本老朋友に美味しい韓国料理店へ連れて行ってもらったついでに、韓国人御用達のスーパーへ立ち寄った。

そこにはナムルや各種キムチや海苔巻などのお惣菜、韓国のり、伝統茶、餅菓子、新鮮なエゴマ、マッコリ、チャミスル、お酢飲料、焼き肉のタレやコチュジャンや粉末だしやトッポギや冷麺等の韓国食材がなんでも揃っている。

ハングル文字満載のシャンプー、トリートメント、ボディソープ、化粧品、洗剤、柔軟仕上げ剤、変わったところではお酢の入った台所用洗剤なんかもあった。

私はよくトンカツソースや煮干しの粉末だしを買う。日本っぽい食品がお手頃な価格で買うことが出来るのだ。

今日はなんと野菜コーナーに野蒜(ノビル)を発見した。1kg60元(約900円)で、1パック12・9元。

あぁ~懐かしい。東京に住んでいた頃、春先になると、千葉の土手まで車で遠征して摘んだものだ。

万能ねぎのような葉、根元には丸くて可愛いい球根がある。

土壌から1本1本丁寧に引いて、親指の爪ぐらいの大きさをした球根をすーっとうまく抜けるととても嬉しかった。

時間を忘れて、花粉症の不快感もしばし忘れて家族と一緒に黙々とせっせと摘みまくった。

毎回スーパーのカゴがいっぱいになるくらい大量に収穫した。自宅のテーブルの上に置くともっと大量に感じられた。

土や根っこや枯れた葉や表皮などの汚れを取り除いてきれいにするのは大変な作業だが、それも今となっては懐かしい。

湯がいて2cmの長さに切って冷凍保存にして食べたい時に解凍して、青しそドレッシングorポン酢or酢醤油or酢味噌で調味し、赤貝若しくはサバ缶で和えるとより美味しく仕上がる。


日本ではタダで腹いっぱい食べられた野蒜。

上海ではお金を出して食べることになるとは・・・。

でも、食べられるだけ有難い。
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