はしきやし

SWING21オフィシャルHPは移転しました。
当サイトは順次再構成していきます。

目 録

2010-12-01 | 目次の目録

小倉百人一首…流通する解説本にない情報を蒐めて
異種百人一首…小倉以降に作られた百人一首を探る
今昔物語集…本邦最大の説話集拾い読み
俳諧畸人録…近世俳人の略伝と作品
久安百首…秀歌が多いとされる《久安百首》を管見する
家集抜書…勅撰集に採られなかった名歌を求めて
源氏点描…《源氏物語》の重箱の隅をほじくる
徒然閑話…《徒然草》を道草する
蕉翁懐想…芭蕉とその周辺
蕪村逍遥…蕪村作品のほか蕪村の関わった諸書まで
弥次喜多狂歌集…狂歌から読む《東海道中膝栗毛》
ことのはファイル…言葉メモ
ふらここ日和…企画中


俳諧畸人録

2010-11-25 | 目次の目録

○山崎宗鑑(1460?-1540?) ぬすびとを捕へて見ればわが子なり
○山崎宗鑑(1460-1540) 寒くとも火になあたりそ雪仏
○山崎宗鑑(1460-1540) それはさておき金のほしさよ
○荒木田守武(1473-1549)落花枝にかへると見れば胡蝶かな
○荒木田守武(1473-1549)世中百首
○東々庵蛙井( ? - ? ) 世の中は蠅にとゞかぬ牛の首
○西山宗因(1605-1682) 白露や無分別なる置きどころ
捨女(1634-1698) 雪の朝二の字二の字の下駄の跡
大淀三千風(1639-1707) 鴫たつてなきものを何よぶこどり
 三千風の行脚の掟
 三千風句選
○山口素堂(1642-1716) 目には青葉山ほとゝぎす初鰹
松尾芭蕉(1644-1694)
○山本荷兮(1648-1716) 沓おともしづかにかざす櫻かな
○河合曾良(1649-1710) ゆきゆきてたふれ伏すとも萩の原
○河合曾良(1649-1710) 雪まろげ〈上〉
○河合曾良(1649-1710) 雪まろげ〈下〉
○池西言水(1650-1722) 木枯の果てはありけり海の音
○小西来山(1654-1716) 一時に散る身で花の座論かな
○小西来山(1654-1716) むしつてはむしつては捨て春の草
智月尼(? - ? )  秋ひとりさへられもせぬねざめ哉
○服部嵐雪(1654-1707) 梅一輪一りんほどの暖かさ
○越智越人(1655-1736?)うらやまし思ひ切る時猫の恋
○森川許六(1656-1715) 欄干にのぼるや菊の影法師
女(? -1699)  猫の妻いかなる君の奪ひ行く
○菅沼曲翠(? -1717) 念入れて冬から莟む椿かな
○廣瀬惟然(? -1711) 梅の花赤いは赤いは赤いはな
○廣瀬惟然(■? -1711) 臘八や今朝雜炊の蕪の味
○かしく坊(? -? )  鷭の巣や行くもとまるも水のまゝ
○上島鬼貫(1661-1738) 鬼貫獨吟百韻
○上島鬼貫(1661-1738) 鬼貫を読む紅緑
○榎本其角(1661-1707) 夕涼みよくぞ男に生れける
○榎本其角(1661-1707) 此処小便無用花の山
○内藤丈草(1662-1704) 大原や蝶の出て舞ふ朧月
女(1664-1726)  あるほどの伊達し尽して紙子かな
○各務支考(1665-1731) 片枝に脈や通ひて梅の花
秋色女(1669?-1725)  ふところの猫も夜寒し後の月
○浪化(1671-1703)  木がらしや釣鐘ばかり吹あまし
○浪◇化(1671-1703)  俳諧発願文
○松木淡々(1674-1761) 真桑瓜されば思へば年一夜
○早野巴人(1676-1742) 白藤や風に吹かるゝ天の川
○瀧野瓢水(1684-1762) 手に取ルなやはり野におけれんげさう
○活井旧室(1693-1764) 日本紀や天地一枚あけの春
○白井鳥酔(1701-1769) 海までは色なき野なりけさの雪

○○○○○○○○○○○ 雛棚や昔ありける女かほ
○○○○○○○○○○○ 鳥酔若年隠居の真相
○横井也有(1702-1783化物の生体見たり枯をばな
○横井也有(1702-1783 猫の恋屋根にあまりて縁の下
○横井也有(1702-1783 老人七首・俳席之掟
○横井也有(1702-1783 【追補】老人七首
加賀千代女(1703-1775) あさがほにつるべとられてもらひ水
諸九尼(1714-1781)  百合咲くや汗もこぼさぬ身たしなび
○諸九尼(1714-1781)  秋風記〈上〉
○諸九尼(1714-1781)  秋風記〈下〉
与謝蕪村(1716-1783)
○加舎白雄(1738-1791) 関の戸やあふぎ破れしあきの風
三輪翠羽(1767-1846) 飾りせぬ女に似たり冬の月
多代女(1776-1865)  はなやかに年は寄りたし飾海老
○多代女(1776-1865)  雨露の深きめぐみや竹の春
○武田物外(1795-1867) 桐一葉落ちて天下の秋を知る


徒然閑話目次

2010-11-11 | 目次の目録

[000] つれづれなるまゝに
[001] いでやこの世に生まれては
[002] いにしへのひじりの御代の政をも忘れ
[006] わが身のやんごとなからんにも
[010] 家居のつきづきしくあらまほしきこそ
[013] ひとり燈のもとに文をひろげて
[018] 人は己をつゞまやかにし
[022] 何事も古き世のみぞ慕はしき
[030] 人の亡き跡ばかり悲しきはなし
[031] 雪のおもしろう降りたりし朝
[039] ある人法然上人に
[051] 亀山殿の御池に大井川の水をまかせられむとて
[052] 仁和寺にある法師
[072] 賤しげなるもの 居たるあたりに調度の多き
[073] 世に語り伝ふること まことはあいなきにや
[075] つれづれわぶる人はいかなる心ならむ
[077] 世の中にその比人のもてあつかひぐさに言ひあへる事
[091] 赤舌日といふ事陰陽道には沙汰なき事なり
[097] その物につきてその物をつひやし損なふ物
[110] 双六の上手といひし人にそのてだてを問ひ侍りしかば
[113] 四十にも余りぬる人の
[116] 寺院の号 さらぬ万の物にも
[117] 友とするにわろき者七つあり
[119] 鎌倉の海に鰹といふ魚は
[120] 唐の物は薬の外はみななくとも事欠くまじ
[127] 改めて益なき事は改めぬをよしとするなり
[137] 花は盛りに月は隈なきをのみ見るものかは
[140] 身死して財残る事は智者のせざる処なり
[142] 心なしと見ゆる者もよき一言いふものなり
[151] 或る人のいはく 年五十になるまで
[157] 筆を執れば物書かれ楽器をとれば音を立てんと思ふ
[180] さぎちやうは正月に打ちたる毬杖を
[188] 或る者子を法師になして
[189] 今日はその事をなさんと思へど