Mi Love Jamaica

常夏の国から様々な文化の違いを個人的視点でお届けしています。

ふさわしい

2007年09月29日 18時56分33秒 | がんばれ日本
ニュースで見報道カメラマンの死
テレビであんなにハッキリ打たれた瞬間をみて
ショックを受けた。 

高校の頃写真部に所属していて
高卒後はカメラマンを目指して写真スタジオに就職した
一時期 戦場カメラマンになりたいと思っていた次期もあった

親には言えないな、、、と考えつつ
現場にいる自分を想像しドキドキしていた

少しして私の想像は
現場で写真を取って戦争がいかに尊い命を簡単に奪ってしまう
残虐な行為か と言うのを伝える以外に
戦場で私に出来ることがあるのかどうか?
と言うことを考えるようになった。

元を正さなければ、無くならない
という結論にたっし 
自分ひとりがカメラを持って出来ることは
ごく限られている事に気づき
絶望感を想像上で味わい

戦場カメラマンになるのは諦めた。

今回のニュースの中で生前
誰も行かないところは、誰かが行かないと、、、
と言っていた と同じ報道カメラマン仲間が語っていた

そして、最後まで手にカメラを握っていたのは
彼らしい、、、
報道カメラマンとして、ふさわしい死に様だったと思う。



同感だ。
周りは悲しむし、いきばのない怒りを覚えるかも知れない。 

でも、本人がやりたいと思うことをやり
たとえ、親兄弟から離れた地で 命を落とす結果になっても
本人は満足していたような気がした

彼の死が現地の人々に少しでも
今の現状に疑問を抱き、変えようとする
原動力になって欲しいです。

心からお悔やみを申し上げます


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2 コメント

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ありがとうございます。 (toranomon)
2007-10-20 23:56:17
長井健司さんのことを書いてくれてありがとうございます。
私は彼の、学生時代の友人でした。フォト・ジャーナリストとしてイケイケドンドンの押しの強い人であった半面、友人としてはのんびりした、あたたかい人でした。
Mariさんの素敵な笑顔と気持ちに乾杯!です。
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ありがとうございます。 (Mari)
2007-10-21 13:41:48
toranomonさん>>コメントありがとうございました。
この日記を書いた後にまたニュースで色々と耳にしましたが、やはりなかなか本当のところと言うのが出てこず、近しい方たちには心を痛めているのかも知れないな、と影ながら思っているところです。
 私は、戦場カメラマンではなく別の形で日本をはじめ多くの方に世界特に私の大好きなカリブを知っていただけるようにと、37歳にして大きな決断をしたところです。長井さんの存在は私に情熱と勇気を与えてくれました。 ご冥福をお祈りしています。
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